カバーの本部長インタビュー記事が物議 タレント一人ひとりと徹底的に向き合う姿勢を強調

イチオシスト
VTuberグループ・ホロライブを運営するカバー株式会社のタレントマネジメント本部長へのインタビュー記事が、X上で物議を醸しています。
カバー社の本部長インタビュー記事が物議
問題となっているのは、1月29日にカバー社のオウンドメディアで公開された、タレントマネジメント本部長へのインタビュー記事です。記事では、VTuberが配信でよく口にする「マネちゃん」「マネージャー」に当たる「タレントマネージャー」の役割について、本部長への取材形式で説明されています。
本部長は記事内で、タレントマネージャーは「タレントが『一番輝ける場所』を共に創り上げ、活動を全力で支えるパートナー」だとし、配信支援や現場同行、タレントのメンタルケア、さらに社内外との調整や企画を動かすプロジェクトマネジメントまで担うと説明しました。また、事務所主導ではなく、タレントの「セルフプロデュースを最大限に尊重する」という方針を強調しています。
タレントマネージャーの勤務形態については、担当タレントごとに活動時間や内容が異なるため、固定した「1日のスケジュール」は存在せず、フルフレックス制度を採用しているとのこと。現在、タレントマネジメント本部には約50〜60名のマネージャーが在籍し、マネージャー1人あたり平均2名のタレントを担当しているといいます。
一方で、過去には「1人のマネージャーが9名のタレントをサポートしていた」という時期もあり、組織の急成長に対して、タレントを支えるバックアップ体制の整備が追いついていなかったことを反省点として挙げています。タレントの体調管理や不測の事態の際に対応が遅れた事例があったことも認め、現在は情報共有の可視化や体制強化を進めていると説明しました。
また本部長は、部として「密にコミュニケーションを取ること」と「相手の立場に立ち続けること」を重視しているといい、マネージャーに向いている人の特徴は、何よりも「誠実であること」だと語りました。さらに、
もちろん、どの事務所もタレントを大切にされていると思いますが、私たちは「一人ひとりと徹底的に向き合うこと」の深さにおいて、どこにも負けない自負があります
としています。
「どの口が言ってるんだ」と批判
しかし、記事公開後のXでは、
ついこの前タレントマネジメント出来てないことが大公開されたタイミングで!?
凄くズレてるな…この惨状でこれを公開する神経が理解できない…
散々所属タレント潰しておいて、どの口が言ってるんだこれ ヤバすぎるだろこの会社
よく言った! これでファンは安心してタレントを推せるね!とでも言うと思ったか?
聞こえの良いことばかり並べているが、中身が伴ってない このインタビューをいつしたかは知らんが、このブログの内容がその通りにできているならここ1年でこんなに卒業は出ていない いつまで経っても“対応が遅い”ね
といった厳しい指摘が相次いで寄せられています。その一方で、「タレントの一番の理解者になれるのはこの方達しかいない かなり忙しい職だと思うが、頑張って支えてあげてほしい」と応援の声も見られています。
また、この記事が注目を集めたためか、一時サイトにアクセスできない状態ともなっていました。
昨年、VTuber8人が退社したホロライブ
カバー社を巡っては、昨年だけで8人もホロライブを卒業・配信終了を発表しています。
昨年12月に卒業した、VTuberの「天音かなた」(登録者数172万人)は、当初想定されていた業務領域を大きく超えるタスクが発生していたことや、自分の活動が回らないほど負荷が集中する期間が続いたこと、仕事の負荷による心身の状態から活動の継続が難しいと感じるようになったことが卒業理由だと語っています。
これには「獅白ぼたん」(同156万人)も、同様の事態が発生したことがあると明かしています。獅白によると、グループでとある仕事を割り振られたときに、獅白だけ他の人の3倍の仕事量があったのだとか。仕事をこなしたうえでマネージャーに相談すると、マネージャーも味方になってくれたといい、後日、「偉い人」から謝罪とそうなった経緯の説明、再発防止に努める旨を伝えられたとのこと。獅白は、この問題の原因はコミュニケーションエラー、報連相不足だとしていました。
また「AZKi」(同129万人)も業務領域を大きく超えるタスクについて共感していました。
【⏩COVERedge 更新情報⏩】
タレントマネジメント本部 本部長のインタビューを公開しました。📌「一番輝ける場所」を一緒につくる。タレントマネージャーの仕事とは? https://t.co/yv1BeFaIBM… pic.twitter.com/xc1elthkRE
— カバー株式会社 (@cover_corp) January 29, 2026
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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