山下美夢有はグリーン上で新たな挑戦 全英制覇パターを変更&スプリットハンドも
イチオシスト
<ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 初日◇29日◇レイクノナG&CC(フロリダ州)◇6624ヤード・パー72>
昨年のルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)に輝いた山下美夢有は、新たなシーズンの初戦でやや遅れをとった。1バーディ・3ボギーの「74」で2オーバー・29位タイ。過去2シーズンの優勝者のみが出場できるエリートフィールドで、メジャー覇者は下位からの浮上を目指していく。
「なかなかパッティングが決まってくれなかった」。8番、そして12番とボギーが積みあがるなか、バーディがなかなこない。「やっときた」今季第1号は15番パー5。ただここも、グリーン手前から4メートルと寄せきれなかった内容を厳しく評価する。「たまたま入った、ラッキーなくらいの感じ」。結果的に直後の16番でもボギーを叩き、わだかまりを残したままプレーを終えた。
グリーン上では新たな挑戦をしている。昨年、「AIG女子オープン」(全英)を含む2勝を挙げたエースパター『スパイダーツアーX』から、センターシャフトのオデッセイ『Square 2 Square TRI-HOT JAILBIRD』に変更し、プレーした。
さらに、ラウンド中には、握り方もころころと変える“変幻自在スタイル”に。いつも通りのノーマルな握り方から、途中、右手と左手をこぶし1個分あけた順手の『スプリットハンド』にスイッチ。終盤には再び、ノーマルな握り方に戻っていた。
スプリットハンドの握り方は「どうやったら打ちやすいだろう、距離感が合うだろうと考えていた」というオフから、練習を重ねていたという。ただ、この日のスコアについては、「ショットがあまり安定していない。パターだけじゃないし、全部がつながって(の結果)だと思う」と、課題はグリーン上だけでないことを強調する。
「初戦というのもあるので、出だしはしっかり、勢いよく行きたかった。このスコアはちょっとダメなのかな」。昨季米ツアーにその名をとどろかせた実力者が、ここから巻き返しを図る。(文・笠井あかり)
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