アンバサダーを務めるヒルトン・グランドバケーションズ大会にカムバック 畑岡奈紗は米10年目シーズン「メジャーでも優勝争いを」
イチオシスト
<ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 事前情報◇28日◇レイクノナG&CC(フロリダ州)◇6624ヤード・パー72>
2年ぶりにホステス大会に出場することができる。大会の冠を務める「ヒルトン・グランドバケーションズ」と2023年からアンバサダー契約を結ぶ畑岡奈紗は、過去2年間の優勝者のみが出場できるこの開幕戦で、米10年目のシーズンが幕を開ける。
同時に、開催地のレイクノナG&CCはホームコースでもある。「ここに戻ってこられたのがすごくうれしい。いいスタートを切れたらいいなと思います」。昨年11月の日米共催「TOTOジャパンクラシック」で3年半ぶりの優勝を飾り、昨季は出場を逃したエリートフィールドに戻ってくることができた。自然と笑顔もこぼれる。
今季は米ツアーに参戦して10年目のシーズンになる。「2桁の数字を聞くとすごく長いなと思うけれど、自分的にはあっという間でした」。通算7勝を誇り、いまでは米ツアーで活躍する日本勢を先頭で引っ張る存在になった。
今季からは原英莉花と櫻井心那がツアーメンバーに加わり、日本勢は史上最多の15人に増えた。「(ベテランに)なってしまいましたね。とは言っても、まだ自分も若いと思って頑張りたい」と、今月13日に誕生日を迎えたばかりの27歳は笑う。
2カ月の短いオフは、シーズン中にも取り組んでいたスイング調整に「集中して」励んできた。「もう少し時間があったらいいなとは正直思うけれど、シーズンが始まるので、それも徐々にやっていければいいんじゃないかな」。スイングで左にシフトしていく部分がいまの課題。スピードトレーニングによる飛距離の伸びを実感しながらも、これからも継続したい強化ポイントのひとつになる。
この節目の年に掲げる目標は、「優勝」すること。「勝って、再来年の(今大会の)出場権を得たい。毎年この試合に戻ってこられるように、毎年勝てるように頑張りたい」と意気込む。
もちろん、かねて渇望するメジャー優勝もかなえたい。「この2年くらいはメジャーがあっさり終わってしまった。メジャーでも優勝争いしたいし、ほかの大会でも。複数回優勝をしていきたい」。キャリアのなかで大きな節目となる今季。まずはアンバサダーを務めるヒルトン・グランドバケーションズに結果で恩返しするところからスタートしていきたい。(文・笠井あかり)
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