“メジャー優勝”目指す岩井明愛&千怜は年女「やっと24歳、もう24歳…狭間の気持ち」【2026年米女子開幕直前インタビュー・後編】
イチオシスト
日本の最強ツインズは、今年、米2年目のシーズンを迎える。姉・岩井明愛と妹・岩井千怜は、ルーキーイヤーを過ごした昨年、ともに初優勝を飾り、ツアー史上初の双子Vを達成した。そんなふたりの転戦裏話は? 新シーズンの抱負は? 余すところなく聞いた。(取材/構成・笠井あかり、取材協力・ヨネックス)
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――すごい!と思った選手は?
千怜「リディア・コさんのパッティング。上手すぎてビックリしました。世界一だな、と目の当たりにしました。あんなに入れている選手を見たのは、生まれて初めてです」
明愛「うまいよね。ショットとかも使い分けているのかな? 低めのフェードを打っているイメージ」
千怜「ドローはあまり見たことないかも。ティを地面からスレスレ(低め)にセットしてドライバーで打っているんですよ。意図的にやっていると思うけど、コントロールがすごいし、それを試合でできるのがすごいよね」
明愛「私は(ジーノ・)ティティクルかな」
千怜「けっこう一緒に回っていたよね」
明愛「オールマイティ。ショットは安定しているし、アプローチもうまいし、パターも上手。全部うまい」
千怜「ルーティンも1回ずつが一緒じゃない?」
明愛「確かに。スイングもきれいだし。安定だよね」
――米ツアーで自分が通用していると感じる部分は?
千怜「笑顔かな(笑)。ナイススマイリング、キープスマイリング、とか言われることがあったので」
明愛「大事だけど難しいことだよ」
千怜「笑えないときもあるけれどね」
明愛「負けていないところ…。アグレッシブさかな。失敗はあるけれど、その精神は人よりはあるかなと思います」
――ふたりで一緒に戦えていることの強みは?
明愛&千怜「あります」
千怜「トレーニングが一緒にできること。ひとりでもできるけれど、ふたりでできるメリットの方が大きいです」
明愛「ふたりだけじゃなくて、割とチームみんなで運動している。活発なのかな(笑)。あとは笑顔が多いかもね。試合が続いても、リフレッシュするために遊びに行ったりするし、スポーツ観戦にも行きます」
千怜「遊びも全力です」
――まもなく新シーズンの開幕。年明けすぐにオーストラリア合宿をしたと聞いた
明愛「ゴルフよりはトレーニングをやりました」
千怜「メーンは弟の試合の応援でした」
明愛「それだ!」
千怜「それをすっごく楽しみにしてオーストラリアに行きました。1ラウンドを見るのが初めてだったので、楽しかったです」
明愛「うまくなっていたよね」
千怜「ハハハ。風がすごかったけれど、そのなかでフックとかフェードを打って。あんなのできるんや、って」
――普段から連絡を取り合っていたり
千怜「たまに来ますね。このスイングどうかな、とか。ゴルフは本人次第なので、言えることは限られてくるけれど、たまに連絡がくるのは私たちもうれしいです」
明愛「どんな髪型がいい?とかもくるね(笑)」
――29日からの開幕戦(ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ)に向けていい準備は?
千怜「準備が十分かは分からないし、不安もけっこうある。でもなるべく自信をつけて開幕に臨みたいので、私はあと少し、アプローチをやろうかな」
明愛「がむしゃらに頑張ります(笑)」
――2026年は午年(うまどし)で年女
明愛&千怜「おお。そうですね」
千怜「もう24歳か…。気持ちは24歳ではないんですけど、やっと24歳かというのもあるし、もう24歳かっていう自分もいます。狭間の気持ちです」
明愛「今年はもっといきたいっていう気持ちが強いですね。行けるところまで行きたい。たくさんチャレンジしたいです」
――想像していた24歳の自分に近づいてる?
明愛「近づいているんじゃないかなと思います」
――なんなら、理想を追い抜いてそう
明愛「いや、全然。まだメジャーも勝っていないし」
千怜「世界でもっと知ってもらいたいね。アメリカのトーク番組に呼ばれるくらいに有名になりたいです」
――最後に、2026年の目標を
明愛「メジャー優勝を目指して頑張ります」
千怜「メジャー優勝、そして紅白歌合戦のゲスト審査員になれるように頑張ります。ちなみに、昨年の紅白は、友達と遊んでいて、じっくり見る時間はなかったんです…」
――ファンも気になっているところですが、日本ツアー出場予定は?
明愛「ダイキン(日本ツアー開幕戦のダイキンオーキッドレディス)は出る予定です!」
千怜「日本が好きなので!」
明愛「そのあとはタイミングが合えば、ですね」
※千怜は24年、25年に続く大会3連覇がかかる
■岩井明愛(あきえ)・岩井千怜(ちさと)
2002年7月5日生まれ、埼玉県出身。2021年6月のプロテストに姉妹で合格。レギュラーツアーでは千怜が22年、明愛が23年にツアー初優勝。24年末に米最終予選会(Qシリーズ)に挑戦してともに突破。昨年から米ツアーを主戦場に戦い、明愛は8月「ザ・ポートランドクラシック」、千怜は5月「リビエラマヤオープン」で初優勝を果たした。明愛は米1勝、日本6勝。千怜は米1勝、日本8勝。ホンダ所属
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