吉田鈴のアイアンショットは、グリップを「遠ざける切り返し」 で大きなアークを作る
イチオシスト
昨年ルーキーとしてシーズンフル参戦した吉田鈴。初優勝の期待がかかる彼女のアイアンスイングを、大西翔太コーチに詳しく分析してもらった。
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クラブをかなり短く握っているのが、目に付く彼女のスイングの特徴でしょう。トップを小さく収めることで、手元が体の正面から外れないメリットがあります。結果として、両腕の三角形をキープしてラインが出しやすくなります。
切り返しでは、下半身から踏み込みながら手元を遠ざけるようにダウンスイングの姿勢を作ります。手元と足元が引っ張り合いながらダウンに入るため、遠心力を生み出してインパクトを迎えられます。
切り返しで手元を遠ざける動きは、スイングアークを大きくする効果があり、ヘッドが低い位置に下りて「ややダウンブロー」で打ち抜けますね。
彼女が見せる手元を遠ざける動きを手先だけで真似しようとすると、手打ちになるリスクがあります。トップでの手元と胸の距離をキープしたまま、下半身で切り返すことを意識しましょう。切り返しだけを素振りで繰り返してもいいでしょう。大きなスイングアークで打つことができるはずです。
■吉田 鈴
よしだ・りん/ 2004年生まれ、千葉県出身。25年はルーキーで参戦して、メルセデスランキング51位に。26年の前半戦出場権を獲得。持ち球はドロー。大東建託所属。
■大西翔太
おおにし・しょうた/ 1992年生まれ、千葉県出身。青木瀬令奈の帯同キャディを務めるツアープロコーチ。最新理論に精通し、女子プロのスイング、マネジメントを熟知する。
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<ゴルフ情報ALBA Net>
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