戸塚純貴「普段はちゃんと普通でいたい」変幻自在な役作りの裏側:婚活バトルフィールド37
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イチオシスト
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アラフォー女子のリアルな“婚活”を、愛とユーモアたっぷりに描く、ドラマ24「婚活バトルフィールド37」(毎週金曜深夜24時12分~)。
美人だがプライドが高く上から目線の"勘違いヒロイン"赤木ユカ(加藤ローサ)と、婚活歴8年の“理論派こじらせアラフォー"青島智恵子(3時のヒロイン・福田麻貴)が、婚活バトルを繰り広げる。
青島が結婚相談所で出会う地方公務員・内田和樹を演じる戸塚純貴さんにインタビュー。
【動画】戸塚純貴出演!正反対の2人が繰り広げる「婚活バトルフィールド37」

――戸塚さんが演じるのは、真面目だけれど会話が噛み合わない“恋愛偏差値ゼロ男”。ご自身と重なる部分はありますか?
「僕とはかなり真逆です。僕は思ったことをわりとすぐ口にしてしまうし、気になる人がいたら自分から話しかけるタイプ。でも内田くんは、それができない。内気な性格で、恋愛に対してもかなり奥手。
監督とも話したのですが、この作品は全体的にコメディ色が強い一方で、内田くんに関しては『無理に笑わせにいかなくていい』と。個性的なキャラクターが次々に出てくる中で、内田くんはすごく一般的で、むしろ視聴者に一番近い存在なんじゃないかと思っています。共感してもらえるよう、等身大の目線を大切にしながら演じています」
――現場の雰囲気はいかがですか?
「和気あいあいとしていて、とてもいい空気です。主演のローサさんは本当に明るくて、そこにいるだけで場の緊張がふっと和らぐような方。演じていると、どうしても固くなってしまう場面もあるのですが、ローサさんがいると自然と空気が柔らかくなる。人の心の壁を壊す力がすごいんですよ。
でも、その壊し方が全然乱暴じゃなくて、すごく優しい。気づいたら、みんなが自然と心を開いている…とても素敵ですよね」

――2025年も多くの作品に出演され、大忙しだったのではないでしょうか。シリアスからコメディまで幅広い役を演じていますが、役作りにおいて大切にしていることは?
「1人でできることには限界があると思っています。脚本を読んで1人で固めすぎるよりも、現場で演出家さんや共演者の方とコミュニケーションを取りながら、少しずつ見つけていくほうが性に合っています。
相手から何を受け取って、自分はどう返すのか。そのやり取りの中で、自然と役が立ち上がっていく。その過程を大事にしたいです」
――別作品との撮影期間が重なることもある中で、役の切り替えはどのようにしているのでしょうか。
「切り替えが大変だと思ったことは、実はあまりないんです。『役が抜けない』という話を聞くこともありますけど、僕は家に帰ったら自然と抜けちゃうタイプ。もちろん、常に役に入り込んで作り込む方法もあると思います。でも、僕は仕事が終わったら一度リセットして、フラットな自分に戻る。そのほうが自分には合っている気がします」
――“フラットな自分”に戻るために、意識していることはありますか?
「とにかく当たり前の生活をすることです。朝起きて、パンを食べるとか、本当に普通のこと。
僕らの仕事は、誰かの人生を演じるという特別な仕事だからこそ、普段はちゃんと普通でいたい。人が人を演じるには、生活の中で自然に生まれる優しさや思いやりが、やっぱり必要だと思うんです」
――役者としての考え方に影響を与えた存在はいますか?
「ジム・キャリーです。僕が子どもの頃、彼はスタンダップ・コメディアンとして、顔真似や形態模写ですごく有名で。その頃からずっと大好きです。
彼が『自分は何にでもなれる。木にだってなれる』と言っていたんです。『大事なのは気持ちなんだ』と。すごくシンプルだけど、ものすごく難しい言葉で、その感覚は今でも自分の中に残っています」

――以前、「街で気づかれないからあえてスーパーをウロウロする」と話していましたが、さすがに今は気づかれるのでは?
「そうそう、もう僕が歩くだけで街中が大騒ぎで…街に迷惑をかけちゃうので、外を出歩かないようにしてるんですよね〜。
…と言いたいところですけど、全然気づかれません!(笑) なので、変装などもせず普通に出歩いています」
――(笑)。オーラを消すのが上手なのでしょうか。
「普段は本当に地味な格好をしていますし、そもそも目立つタイプじゃないので。もしかしたら、皆さんともどこかですれ違っているかもしれないですね」
――バイクや車、ギターなど多趣味な戸塚さん。忙しさの中で“自分らしさ”を保つために、趣味はどんな役割を果たしていますか?
「仕事に集中していると、どうしても趣味の時間は削られていきますよね。もともと自動車整備士の学校に通っていたので、機械いじりは今でも大好きです。車でドライブしたり、バイクに乗ったり…1人で黙々と集中できる時間が好き。でも、忙しさの中で趣味から離れて、あんなに好きだったものを『まあ、どうでもいいか』と思ってしまう瞬間があると、ふと悲しくなるので休日もアクティブに動くようにしています。」
――ドラマのタイトルにちなんで、もしご自身が37歳で婚活をするとしたら、どんなスタンスで臨むと思いますか?
「えー! 婚活したことがないので、正直あまり想像がつかないです(笑)。でも、仕事や経済力を前面にアピールするよりは、趣味の話をするかもしれません。
“同じ趣味を一緒にやりたい”というより、相手も何か好きなことを持っている人のほうがいい気がします。むしろ、趣味が完全に同じだとぶつかりそうだなと(笑)。何かに没頭する時間の楽しさとか、その感覚を分かち合える関係が理想なのかもしれません」
――33歳になり、20代の頃と比べて心境の変化はありますか?
「自分自身は、そんなに変わっていない気もしますし、成長していないかもしれません(笑)。でも、周りは確実に変わっています。
以前一緒に仕事をしたスタッフさんが監督になっていたり、アシスタントだった方がメインで撮影していたり。そういう姿を見ると、『自分もまだ続けられているんだな』という実感が湧くし、『小手先だけじゃ通用しないな』という責任感も生まれます。
がむしゃらだった20代を経て、少し俯瞰で全体を見られる余裕が出てきたのかもしれません」
――最後に、2026年の抱負を教えてください。
「…ないです(笑)。
健康で、とにかくやり続けることが一番大事だと思っていて。力を入れすぎると苦しくなることもあるので、2026年もマイペースに、自分らしく。変わらずにいられたらいいなと思っています」
【戸塚純貴 プロフィール】
1992年7月22日生まれ、岩手県出身。2011年のドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011」(フジテレビ系)で俳優デビュー。ドラマ「親バカ青春白書」(日本テレビ系)、「だが、情熱はある」(日本テレビ系)、「マルス-ゼロの革命-」(テレビ朝日系)、NHK連続テレビ小説「虎に翼」など数多くの作品に出演。映画では「銀魂」シリーズ、「ケアニン~あなたでよかった~」、「ある閉ざされた雪の山荘で」、「法廷遊戯」、「スオミの話をしよう」などで多彩な役柄を演じている。
(取材・文/みやざわあさみ)
美人だがプライドが高く上から目線の"勘違いヒロイン"赤木ユカ(加藤ローサ)と、婚活歴8年の“理論派こじらせアラフォー"青島智恵子(3時のヒロイン・福田麻貴)が、婚活バトルを繰り広げる。
青島が結婚相談所で出会う地方公務員・内田和樹を演じる戸塚純貴さんにインタビュー。
【動画】戸塚純貴出演!正反対の2人が繰り広げる「婚活バトルフィールド37」
「内田くんは、僕とは真逆。でも、一番視聴者に近い存在かもしれない」

――戸塚さんが演じるのは、真面目だけれど会話が噛み合わない“恋愛偏差値ゼロ男”。ご自身と重なる部分はありますか?
「僕とはかなり真逆です。僕は思ったことをわりとすぐ口にしてしまうし、気になる人がいたら自分から話しかけるタイプ。でも内田くんは、それができない。内気な性格で、恋愛に対してもかなり奥手。
監督とも話したのですが、この作品は全体的にコメディ色が強い一方で、内田くんに関しては『無理に笑わせにいかなくていい』と。個性的なキャラクターが次々に出てくる中で、内田くんはすごく一般的で、むしろ視聴者に一番近い存在なんじゃないかと思っています。共感してもらえるよう、等身大の目線を大切にしながら演じています」
――現場の雰囲気はいかがですか?
「和気あいあいとしていて、とてもいい空気です。主演のローサさんは本当に明るくて、そこにいるだけで場の緊張がふっと和らぐような方。演じていると、どうしても固くなってしまう場面もあるのですが、ローサさんがいると自然と空気が柔らかくなる。人の心の壁を壊す力がすごいんですよ。
でも、その壊し方が全然乱暴じゃなくて、すごく優しい。気づいたら、みんなが自然と心を開いている…とても素敵ですよね」

――2025年も多くの作品に出演され、大忙しだったのではないでしょうか。シリアスからコメディまで幅広い役を演じていますが、役作りにおいて大切にしていることは?
「1人でできることには限界があると思っています。脚本を読んで1人で固めすぎるよりも、現場で演出家さんや共演者の方とコミュニケーションを取りながら、少しずつ見つけていくほうが性に合っています。
相手から何を受け取って、自分はどう返すのか。そのやり取りの中で、自然と役が立ち上がっていく。その過程を大事にしたいです」
――別作品との撮影期間が重なることもある中で、役の切り替えはどのようにしているのでしょうか。
「切り替えが大変だと思ったことは、実はあまりないんです。『役が抜けない』という話を聞くこともありますけど、僕は家に帰ったら自然と抜けちゃうタイプ。もちろん、常に役に入り込んで作り込む方法もあると思います。でも、僕は仕事が終わったら一度リセットして、フラットな自分に戻る。そのほうが自分には合っている気がします」
――“フラットな自分”に戻るために、意識していることはありますか?
「とにかく当たり前の生活をすることです。朝起きて、パンを食べるとか、本当に普通のこと。
僕らの仕事は、誰かの人生を演じるという特別な仕事だからこそ、普段はちゃんと普通でいたい。人が人を演じるには、生活の中で自然に生まれる優しさや思いやりが、やっぱり必要だと思うんです」
――役者としての考え方に影響を与えた存在はいますか?
「ジム・キャリーです。僕が子どもの頃、彼はスタンダップ・コメディアンとして、顔真似や形態模写ですごく有名で。その頃からずっと大好きです。
彼が『自分は何にでもなれる。木にだってなれる』と言っていたんです。『大事なのは気持ちなんだ』と。すごくシンプルだけど、ものすごく難しい言葉で、その感覚は今でも自分の中に残っています」
「趣味に没頭する感覚を分かち合える関係が理想」

――以前、「街で気づかれないからあえてスーパーをウロウロする」と話していましたが、さすがに今は気づかれるのでは?
「そうそう、もう僕が歩くだけで街中が大騒ぎで…街に迷惑をかけちゃうので、外を出歩かないようにしてるんですよね〜。
…と言いたいところですけど、全然気づかれません!(笑) なので、変装などもせず普通に出歩いています」
――(笑)。オーラを消すのが上手なのでしょうか。
「普段は本当に地味な格好をしていますし、そもそも目立つタイプじゃないので。もしかしたら、皆さんともどこかですれ違っているかもしれないですね」
――バイクや車、ギターなど多趣味な戸塚さん。忙しさの中で“自分らしさ”を保つために、趣味はどんな役割を果たしていますか?
「仕事に集中していると、どうしても趣味の時間は削られていきますよね。もともと自動車整備士の学校に通っていたので、機械いじりは今でも大好きです。車でドライブしたり、バイクに乗ったり…1人で黙々と集中できる時間が好き。でも、忙しさの中で趣味から離れて、あんなに好きだったものを『まあ、どうでもいいか』と思ってしまう瞬間があると、ふと悲しくなるので休日もアクティブに動くようにしています。」
――ドラマのタイトルにちなんで、もしご自身が37歳で婚活をするとしたら、どんなスタンスで臨むと思いますか?
「えー! 婚活したことがないので、正直あまり想像がつかないです(笑)。でも、仕事や経済力を前面にアピールするよりは、趣味の話をするかもしれません。
“同じ趣味を一緒にやりたい”というより、相手も何か好きなことを持っている人のほうがいい気がします。むしろ、趣味が完全に同じだとぶつかりそうだなと(笑)。何かに没頭する時間の楽しさとか、その感覚を分かち合える関係が理想なのかもしれません」
――33歳になり、20代の頃と比べて心境の変化はありますか?
「自分自身は、そんなに変わっていない気もしますし、成長していないかもしれません(笑)。でも、周りは確実に変わっています。
以前一緒に仕事をしたスタッフさんが監督になっていたり、アシスタントだった方がメインで撮影していたり。そういう姿を見ると、『自分もまだ続けられているんだな』という実感が湧くし、『小手先だけじゃ通用しないな』という責任感も生まれます。
がむしゃらだった20代を経て、少し俯瞰で全体を見られる余裕が出てきたのかもしれません」
――最後に、2026年の抱負を教えてください。
「…ないです(笑)。
健康で、とにかくやり続けることが一番大事だと思っていて。力を入れすぎると苦しくなることもあるので、2026年もマイペースに、自分らしく。変わらずにいられたらいいなと思っています」
【戸塚純貴 プロフィール】
1992年7月22日生まれ、岩手県出身。2011年のドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011」(フジテレビ系)で俳優デビュー。ドラマ「親バカ青春白書」(日本テレビ系)、「だが、情熱はある」(日本テレビ系)、「マルス-ゼロの革命-」(テレビ朝日系)、NHK連続テレビ小説「虎に翼」など数多くの作品に出演。映画では「銀魂」シリーズ、「ケアニン~あなたでよかった~」、「ある閉ざされた雪の山荘で」、「法廷遊戯」、「スオミの話をしよう」などで多彩な役柄を演じている。
(取材・文/みやざわあさみ)
記事提供元:テレ東プラス
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