女王・佐久間朱莉のアイアンが曲がらない理由 トップで“間”を作ってヘッドを緩やかに入れる!
イチオシスト
昨年4勝を挙げて年間女王に輝いた佐久間朱莉。ゆったりしたリズムのスイングには、「弱ダウンブロー」の秘訣が詰まっていると大西翔太コーチは語る。そのスイングの特徴を教えてもらった。
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佐久間プロのスイングの1番の特徴は切り返しの上手さにあります。ゆっくりテークバックし、「トップの間」を作ってから下半身で切り返していきます。この一瞬止まって見える動きは、体を正しい順序で動かし、緩やかな入射角の「弱ダウンブロー」で打つためにとても有効な動きなのです。「弱ダウンブロー」だと、ヘッドが低く長く動くため、適正スピンかつ高弾道の球が打ちやすい。
正しい体使いを身に付けるには、トップでスイングを止めてから打ってみましょう。左足で踏み込むようにして、下半身から動かすことが大切。左肩がアゴに付くよう深いトップを作り、一度止めてから切り返す素振りも有効です。左手甲を真っすぐにし、左足で踏み込みながら切り返すように意識してください。
下半身から切り返す動作ができたら、ダウンスイングで強い捻転差が生まれてパワーが出ますし、スイングアークも大きくなって、「弱ダウンブロー」にボールを捉えることができます。あらゆるクラブのスイングが整いますのでぜひ実践してみてください。
■佐久間朱莉
さくま・しゅり/2002年生まれ、埼玉県出身。2020年のプロテストをトップ合格。昨季は未勝利ながらメルセデス・ランキング8位と躍進。25年4月に悲願の初優勝を達成すると、勢いそのままに今季4勝を挙げる活躍を見せて年間女王に。大東建託所属。
■大西翔太
おおにし・しょうた/ 1992年生まれ、千葉県出身。青木瀬令奈の帯同キャディを務めるツアープロコーチ。最新理論に精通し、女子プロのスイング、マネジメントを熟知する。
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