冷戦時代のスイスを舞台にしたポリティカル・ロマンスコメディ「役者になったスパイ」、著名人コメント公開
イチオシスト
東西冷戦時代のスイス。劇団への潜入を命じられた警察官が、予期せぬ恋に落ちる──。「まともな男」のミヒャ・レビンスキー監督が、スイスを揺るがせた政治スキャンダルを背景に描いたポリティカル・ロマンスコメディ「役者になったスパイ」が、1月23日(金)より恵比寿ガーデンシネマ、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。著名人のコメントが到着した。

軽妙な風刺が痛快。監視社会がどんどん進行している現実に戦慄する昨今ですが、芸術家たちが監視されるスキャンダルが実際にあったことに驚きます。
物語自体はフィクションでも、ここにある恐怖は現実のものです。
──松尾貴史(俳優)
舞台裏にはいつもサスペンスがあります。
芝居好きならいかにもドイツ語圏っぽいなぁ…と思うであろうシェイクスピア『十二夜』の上演を背景に、人生を変える演劇の魅力を描いたコメディです。
──北村紗衣(英文学者)
暴動が起きてもおかしくないスキャンダルの実態。重く描こうと思えばいくらでも重くなる題材を、軽快でシュールなロマンティック・コメディに落とし込んだ監督の力量に感服!
──よしひろまさみち(映画ライター)
任務を守り、周囲の目を気にして生きる私たち。
この映画は、そんな日常という「冷戦」から心をそっと解放してくれる。
シェイクスピア『十二夜』の魔法が、人生という舞台の主役は「あなた」だと教えてくれる。
──木村龍之介(演出家・『14歳のためのシェイクスピア』著者)
ヴィクトールはどんどん主人公の輪郭を獲得していく。スパイとは仮面を被り演じること。そして演技とは他人を理解することだ。この愛の映画は、パフォーマンスによって“鉄のカーテン”を突き破る。あなたという他人と出会い直すために。
──宮代大嗣(映画批評)
Story
ソ連の共産主義に対する恐れが蔓延した1989年のスイス。警察官のヴィクトール・シュエラーは、反体制派の情報収集および監視をするため、デモ活動を展開していたシャウシュピールハウス劇場に潜入する。ところが女優のオディールと恋に落ち、劇団員とも交流を深める中で、任務に疑問を抱くように──。
© Langfilm / Bernard Lang AG 2020
配給:カルチュアルライフ
記事提供元:キネマ旬報WEB
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