東武、磁気定期券発売終了へ
イチオシスト

東武鉄道は2026年3月13日(金)をもって、磁気定期乗車券の発売を終了します。今後はIC定期乗車券へ一本化し、環境負荷の低減や利便性の向上を図ります。
磁気定期券が役目を終える時
東武鉄道は1月、通勤・通学を含む磁気定期乗車券の発売を、2026年3月13日(金)をもって終了すると発表しました。今後はIC定期乗車券(カード・モバイル)のみの発売となります。
IC定期乗車券は乗り継ぎ時のストレス軽減や紛失時の再発行対応などで利便性向上につながるメリットがあり、磁気券の製造・リサイクルにかかる環境負荷も低減できます。
関西ではすでに阪急電鉄などが磁気定期券の廃止を行っており、今後は関東エリアなどでも同様の動きが進みそうです。通常の磁気乗車券については、関東の鉄道大手8社が2026年度末以降にQR乗車券へ置き換えることを発表しています。
2026年3月13日で発売終了、今後はIC一本化へ
販売終了となるのは、通勤定期乗車券および通学定期乗車券です。他社線との連絡定期券も含まれます。
すでに購入済みの磁気定期乗車券については、3月14日以降も券面に記載された有効期限まではそのまま利用可能です。ただし、期限が切れた後の新規購入や継続購入は、すべてPASMO(またはモバイルPASMO)で行うことになります。
ただし、他事業者への連絡となる「実習用通学定期乗車券」に関しては、過渡的な措置として、例外的に磁気券での発売が継続されます。
一部の連絡定期券などはPASMO搭載不可、注意点は?
基本的にはPASMOへの一本化となりますが、一部の連絡定期券においては注意が必要です。
上毛電気鉄道、わたらせ渓谷鐵道、野岩鉄道との連絡定期券については、PASMOカードへの搭載ができません。そのため、東武線内区間についてはPASMO定期券を利用し、各社線区間については別途買い求める必要があります。
現在PASMOを持っていない利用者は、新たにPASMOカードを購入(デポジット500円が必要)するか、手持ちのスマートフォンでモバイルPASMOを利用することになります。
東武鉄道では近年、生体認証改札の導入など、新しい乗車スタイルの実験も進めています。
【参考】
東武宇都宮線で「顔認証改札」スタート!26年春にはカメラ内蔵型の改札機も登場…生体認証サービス「SAKULaLa」の壮大なビジョンとは【コラム】(※2025年11月掲載)
https://tetsudo-ch.com/13016199.html
「東武鉄道 磁気定期券発売終了」概要
発売終了日:2026年3月13日(金)
対象券種:通勤定期乗車券、通学定期乗車券(※いずれも他社連絡定期券を含む)
例外(継続販売):他事業者への連絡となる実習用通学定期乗車券
PASMO搭載不可の連絡定期:上毛電気鉄道、わたらせ渓谷鐵道、野岩鉄道
慣れ親しんだ切符タイプの定期券がなくなることに、一抹の寂しさを感じる方もいるかもしれません。期限間近の切り替えで混雑しないよう、早めのIC移行をおすすめします。
(TOP写真:PIXTA)
鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)
記事提供元:旅とおでかけ 鉄道チャンネル
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