「旅の終わりのたからもの」父と娘のちぐはぐなポーランド旅行の“始まり”シーン公開
イチオシスト
『GIRLS/ガールズ』のレナ・ダナムと「ホビット」シリーズのスティーヴン・フライの共演により、ホロコーストを生き延びた父とニューヨークで成功するもどこか満たされない娘とのちぐはぐなポーランド旅行を描いた「旅の終わりのたからもの」が、1月16日(金)よりkino cinéma新宿ほか全国で公開される。早くも波乱の旅路を予感させる冒頭シーンの映像が到着した。
オケンチェ空港(現:ワルシャワ・ショパン空港)でイライラしながら待つルーシー(レナ・ダナム)。ようやく父のエデク(スティーヴン・フライ)が到着すると遅れた理由を問い質すが、エデクは呑気に言い訳してルーシーに手土産を渡す始末だ。そして駅のプラットフォームに降りていく二人だが、列車が到着すると陽気なエデクから笑顔が消える──。
スティーヴン・フライはレナ・ダナムについて「愛情とユーモアにあふれた素晴らしい人物。どこか深いところで、彼女を娘のように感じていた」と述べ、レナはスティーヴンについて「非常に難しい役に、彼そのもののような純粋な好奇心と誠実さを吹き込んだ。スティーヴンがエデクとして目の前に立った瞬間、自然にルーシーになれた」とコメントしている。心に触れる親子の旅路を見届けたい。

Story
1991年、民主国家としての土台を築いていたポーランドのワルシャワへ、ルーシー(レナ・ダナム)と父のエデク(スティーヴン・フライ)がやってくる。ニューヨーク生まれのルーシーがポーランドを訪れるのは初めてで、エデクにとっては約50年ぶりに戻った祖国となる。自身のルーツを探りたいルーシーだが、父に次々と計画を潰されて怒りが沸騰。アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所を訪れ、父の口から痛ましい記憶を聞いても、心の溝は埋まらない。ついに一人で帰国すると決めたルーシーを、父は思いがけない場所へ連れていくが……。
© 2024 SEVEN ELEPHANTS, KINGS&QUEENS FILMPRODUKTION, HAÏKU FILMS
配給:キノフィルムズ
記事提供元:キネマ旬報WEB
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