“二重価格”で外国人客とトラブルのラーメン店、店主がYouTubeで説明 「外国人区別ではない」

イチオシスト
大阪・難波駅近くのラーメン店「我道家 OSAKA本店」をめぐり、訪日客向けと日本語表記のメニューで価格が異なる“二重価格”を巡るトラブルが話題となる中、店側が1月7日にYouTubeで経緯と考え方を説明しました。
“二重価格”で中国人客とトラブルに
発端は1月4日、店の公式Xが「中国人が店でトラブルを起こしており、警察を要請しております。中国人をこの先出入り禁止にしようと思います」などと投稿したことでした。店は券売機で日本語以外を選択した場合、価格と商品の仕様が変わり、日本語表記のラーメンがおよそ1000円なのに対し、英語表記では2000円近い価格設定になっており、これがトラブルの原因だったとされています。
報道によると、トラブル当日、中国人観光客がインバウンド向けの「スペシャルラーメン」を食べた後、「これはメニューが違うんじゃないの」と申し立て、差額の返金を求めたとのこと。店側は仕様が異なるため返金できないと説明したものの押し問答となり、警察を呼ぶと伝えたところ態度が変わって謝罪し、最終的に警察を呼ぶには至らなかったとされています。また、Xでの「出入り禁止」については「検討しますという意味で言った言葉」で、明確に出入り禁止を決めたわけではないとされていました。
経営者がYouTubeで経緯を説明
こうした状況の中、店側は1月7日にYouTube動画を投稿し、店主の新井悠介氏が自らの言葉で説明しました。動画内で新井氏は「まず謝罪動画ではありません」と前置きしたうえで、「現時点で中国人の方を出入り禁止にしているわけではない」とし、法的な問題も踏まえて「これから先で検討していく」と述べました。また、最も注目された“外国人料金”との指摘については、「外国人区別ではない」と強調し、券売機で日本語以外の言語を選んだ場合に「商品の仕様と、商品価格が異なります」と表示しているとして、「日本語を理解できるかできないかで区別してるんです」と説明しています。
新井氏は「本物の家系ラーメン」は好みが分かれるうえ「お好み」での調整や、店が複数の醤油を用意している点など、初見の客には理解が難しい要素があるとし、営業中に日本語が通じない相手へ十分に説明するのは現実的に難しいとの考えを示します。そのため、日本語以外を選択した場合は、失敗しにくい内容になるよう仕様を変え、現在は店側が選ぶ形で「スペシャル」「プレミアム」のみを提供しているとしています。こうした対応のために「倍の手間とお金」をかけて準備してきたといい、外国人向けに用意した説明書を見せれば「100%納得して今まで帰っていただけてます」と説明。ここまで大きなトラブルになったのは今回が初めてだと強調しました。
一方で、動画の終盤では、店側として外国人客との摩擦が繰り返されてきたという認識も述べ、「Xで9割って言いましたけど、10割が中国人の方のトラブルです」と主張しました。また、二重価格自体については「海外で二重なんて珍しいことではない」「当店でも今回のことがあったとしてもやめるつもりはありません」とし、関連法令についても「消費者庁とかその他の関係部署に確認してやっているわけであって違法ではない」と述べたうえで、「時間をかけて判断して決断をさせていただきます」としています。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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