「喝采」ジェシカ・ラング演じる大女優の最後の舞台シーンの映像&著名人コメント到着
イチオシスト
ジェシカ・ラングが主演を務め、キャシー・ベイツとピアース・ブロスナンが共演。ブロードウェイの大女優リリアンが、突然襲ってきた病に抗いながら最後の舞台に挑む姿を描いた「喝采」が、1月9日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。リリアンが最後の舞台『桜の園』で見せる圧巻の演技を捉えた映像、ならびに著名人のコメントが到着した。
〈コメント〉
とにかくジェシカ・ラングが凄い!女優としてのプライド、病気への恐怖、亡夫への哀切、娘・家族への複雑な思い・孤独感、あらゆる情感が、繊細かつ絶妙に差し迫る。本当に惹き込まれます!!んー。すごかった。
──いのうえひでのり(演出家・劇団☆新感線主宰)
知ってはいたつもりだけど、悲しいほどに人生と芝居は地続きだった。
舞台に立つことを生業とする自分には刺さりすぎて痛いくらいだったが、それが優れた物語が持つ力なのだと思う。
それでも喝采を求めて、明日も舞台へ向かってしまう。
──井上芳雄(ミュージカル俳優)
人生はサイゴのサイゴが大事。
どう生きたらいいか。
この美しい映画には、1つの別解が示されている。
感動、感動!
見終わったあと久々に、涙を拭いながら拍手をした。
──鎌田實(医師・作家)
まさに、「演ずる」人生を生き抜いてきたジェシカ・ラングと、ブロードウェイの伝説と謳われたマリアン・セルデス。
二人の存在が重なり合う、劇中の『桜の園』が素晴らしい。
老いることへの不安を正面から描いているはずなのに、そこにこそ「生きる」という純粋な意思の美しさと、老いてこそ放たれる神々しい輝きがあった。
──草刈民代(俳優)
小学生の時に観た映画「キングコング(1976)」。何よりも印象的だったのは、“新人”のジェシカ・ラングだった。あの若く、あどけなかった彼女が認知症を患った老女優を演じ切る。彼女の深みのある演技も老獪な表情も素晴らしい。誰もが老いる。誰もが死ぬ。だからこそ僕は、彼女の事は決して忘れない。「キングコング」で恋し、「郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981)」では、ドキドキさせられた、ジェシカ・ラングという俳優を。そして、その“喝采”を浴びて歩んで来た女優人生を。
──小島秀夫(ゲームクリエイター)
舞台の幕が上がるとき、リリアンは観客に向かって踏み出す。失敗は許されない。それでも、大女優としての責務を、そしてプライドを全うしたい。その挑戦は賭けであり、存在の証明でもある。
記憶が薄れても拍手が止んでも、「あの瞬間、自分は確かにここにいた」と言えるような時間を私たちはどれだけ持てるのだろうか。最後まで、自分にとって「大切」だと思えるものを、守り抜けるのだろうか。
──竹田ダニエル(ジャーナリスト・研究者)

Story
ブロードウェイでチェーホフの戯曲『桜の園』の公演を間近に控えた大女優リリアン・ホール(ジェシカ・ラング)。ところが稽古中に言葉を失うアクシデントに見舞われ、医師に認知症だと告げられる。それは引退勧告に等しい残酷な現実だったが、人生を舞台に捧げてきたリリアンは、公演をやり遂げようと決意。それでも症状は悪化し、現実と妄想の境界が曖昧になっていく──。
©2024 Crazy Legs Features LLC
配給:彩プロ
記事提供元:キネマ旬報WEB
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
