真冬のルアーシーバス釣行で50cm級が連発【千葉・養老川】バチ抜けを発見!

真冬のルアーシーバス釣行で50cm級が連発【千葉・養老川】バチ抜けを発見!">
養老川でシーバス釣行 12月8日(中潮)本日はいつもの村田川ではなく、関東エリアの超有名河川、養老川へシーバスを狙って釣行した。この時期にあまり養老川へは行かないので、とりあえずこの季節に実績の高い上 …
イチオシスト
今年のシーバスはどこも不調が続いていると聞いていた。それは産卵期を迎えて大型が減り、さらに釣りにくく感じるほどであった。しかし、川の中を見ればコノシロを始めとしたベイトは例年より湧いていて、状況はそこまで絶望ではないように思える。では、なぜ釣れないのか?その答えのヒントが養老川にあった。そんな2日間の釣りの1日目をお届けしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)


養老川でシーバス釣行
12月8日(中潮)本日はいつもの村田川ではなく、関東エリアの超有名河川、養老川へシーバスを狙って釣行した。この時期にあまり養老川へは行かないので、とりあえずこの季節に実績の高い上流域へ入った。
養老川上流(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)
コノシロでびっしり
川の中はコノシロだらけ(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)
まだ明るい時間帯だが、すでに水面をコノシロがぎっしりとひしめき合っている。とりあえずバイブレーションから投入するが、予想通りコノシロが引っ掛かる。
コノシロは超大群(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)
手前側ではイナッコの群れになっていて、これまた引っ掛かる。川の中にすき間がなく、まるでベイトの絨毯だ。これでは釣りにならない。そこで、暗くなるまで待って対岸の橋脚下へ移動した。
イナッコもいるぞ(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)
クルクルバチが発生
ここへ移動しても状況は変わらず、コノシロとイナッコだらけだ。しかし、暗くなるとどういうわけかあれほどいたベイトが急に静かになった。すると、同時にいい感じの流れがやってきてボイルが始まる。そこでいつものようにバイブレーションやシンキングペンシルを投げ続けたが、やはりダメ。
バチ抜けか!?
そんなときにふと足元を見ると、ゴミに混じって何かがうごめいている。数匹だが確かにいた。そう、クルクルバチだ。もしかすると、魚系のベイトに対応しきれないシーバスはこれを食べているのかもしれない。
バチ用は必須(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)
そう思って、たまたま持ってきていたバチ用の細長いルアーにチェンジ。しかし、これがまさかの釣果を生み出すとは思わなかった。
40~50cm級シーバス連発
投げた瞬間から待ってましたとばかりにアタリが連発。そして今までがウソのようにシーバスが次々釣れてくる。
バチカラーが重要(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)
そのほとんどが産卵に関係ないような40~50cm級だが、とにかくよく引くし面白い。途中で見切られるのか食いが悪くなるが、少し休ませたり別のルアーにチェンジしたりすると再びアタリがある。
シンキングミノーでもヒット(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)
明らかにバチを意識した細長いルアーのみに反応があるので、これが主食なのは間違いないようだ。写真を撮ったりすると手返しが追いつかないくらいだが、あっという間に5本のシーバスを釣り上げて1日目の釣行は終了した。
中型が多い(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)
細長いルアーが的中
この日は突然の時合とパターンがハマった形になったが、ヒットしたのはバチ抜けを意識したような細長いルアーとカラーだけとなった。正確には、フローティングミノーやシンキングミノーにもヒットはしたが、やはり7~9cm前後のスリム系のみだ。これをなるべく動かさないようにゆっくりと流れに乗せて巻いてくるのが最大のコツだ。
良型もいる(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)
そして、何より流れが出ないと全く食わないので潮回りを考えて釣り場に入ろう。
また、ひとつのポイントだけでなく別の場所でも問題なく釣れるので、釣り場は譲り合って冬の釣りを一緒に楽しもう。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>
記事提供元:TSURINEWS
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