「テンマク、独特な形だな…」ちょっと尖った新作“ペポ ソロ”が渋い。クラシックなTC素材が雰囲気よすぎ
イチオシスト
アイキャッチ出典:テンマクデザイン
2019年に登場し話題を集めた「ペポ」

そもそも「PEPO(ペポ)」は、布製のアウトドア雑貨などを手がけるガレージブランドSOLUM(ソルム)とのタッグから生まれたテント。
テンマクデザインとSOLUMのコラボレーションでは、キッチンラックなども展開されており、いずれもどこかレトロな統一感が感じられるラインナップです。
フィールドキッチンラック フルセットテンマクデザイン


撮影:編集部
2019年に発売した「ペポ」は、TC素材×独特フレームによる高い居住性が注目され、CAMP HACKでも「期待のヴィンテージ風テント」として取り上げていました。
そんな「ペポ」の世界観を引き継ぎつつ、新たにソロ向けサイズとして展開されるのが、この「ペポ ソロ」です。
ペポソロテンマクデザイン

ヴィンテージ風だけど、これまでにない設計
「ペポ ソロ」

出典:テンマクデザイン
「ペポ ソロ」の形状は、きれいな四角錐がベース。ポールをクロスさせるフレーム構造を採用し、独特なシルエットを生み出しています。

出典:テンマクデザイン
この構造は、兄弟分である「ペポ」から引き継がれているもの。先にポールを組み、その後テントのループを掛けていく設営手順で、見た目の印象に反して流れ自体は比較的シンプルです。
ポールが室内空間に干渉しない構成になっているのも、この設計ならではのポイントと言えそうです。
4方向にある壁面のうち2面を巻き上げて開放することも可能で、フルクローズ、メッシュ、フルオープンと使い分けも簡単です。

出典:テンマクデザイン
使用時サイズは約300×300×195cm、総重量約6kg。本体生地はTC素材で、焚き火の火の粉などに強い仕様。ポールはアルミ合金で、先端部がクロスする仕様です。

出典:テンマクデザイン
テントの収納サイズは約68×22×20cm。持ち運びに便利な付属の収納ケースには「SOLUM」のロゴが飾られています。
年中使えてアレンジ自在。ペポの魅力はここにあり!

出典:テンマクデザイン
まず、メッシュ面を活かした通気性。四角錐構造のうち2面をメッシュにでき、暑い時期も虫を避けつつ快適な室内空間を確保できそうです。

出典:テンマクデザイン
そして、生地にはポリエステル65%、コットン35%のTC素材を採用。ポリエステル100%のテントと比べると、風合いの違いはひと目で分かります。
遮光性が高く、湿度調整にも優れた素材のため、日差しの強い場面でも室内が蒸し暑くなりにくいのもうれしいポイントです。
タープやオプションを使えば、さらに自由に

出典:テンマクデザイン
三角屋根のフォルムに、スクエアタープを組み合わせられるのも「ペポ ソロ」の特徴のひとつ。
タープの片側をテントのフレームに固定することで、隙間が出にくくまとまりのあるレイアウトが可能です。

出典:テンマクデザイン
別売りの「ペポ ソロ スクエアタープ」は、ポリエステル210D素材を採用。サイズは約295×380cm、重量は約1.9kgで、耐水圧は1500mm。
テントの入り口からそのまま延長する形で張れば、テーブルやチェアを配置できるスペースを確保できます。
ペポ ソロ スクエアタープテンマクデザイン


出典:テンマクデザイン
このタープと組み合わせて使えるのが、オンラインストア限定の「ペポ テント X ポール」。
テントとは反対側の支柱として使うことで、タープ中央にポールが立たず、出入りや視界を妨げにくい構成になります。
ペポ テント X ポールテンマクデザイン


出典:テンマクデザイン
足元まわりを整えたい場合は、「ペポ ソロ グランドシート」も用意されています。サイズは約285×285cm、総重量は約0.75kg。

出典:テンマクデザイン
バスタブ形状で、周囲が約10cm立ち上がる設計。雨上がりの地面や朝露の影響を受けにくく、床座スタイルを組みやすい仕様です。
ペポ ソロ グランドシートテンマクデザイン

一風変わった個性派テントで、キャンプに刺激を

出典:テンマクデザイン
「ペポ ソロ」は、軽量性やコンパクトさを最優先する最近のトレンドとは、少し異なる立ち位置のテント。
このテントを前に、どんな張り方や過ごし方を思い描くか。その想像から楽しめる一張りと言えそうです。
ペポソロテンマクデザイン

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記事提供元:CAMP HACK
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