SKY-HI、未成年アイドルの深夜呼び出し騒動でライブ&テレビ出演事態を発表

イチオシスト
「BMSG」(登録者数95万人)は12月25日、一部報道を受けて実施した内部調査の結果と、今後の活動・経営指針を公式サイトで新たに公表。年内に予定していた出演の一部辞退と、代表取締役である「SKY-HI」(同35万人)こと日高光啓による謝罪コメントも発表しました。
発端は12月19日配信の「週刊ポスト」の記事で、未成年の女性アイドル(17歳)が深夜帯に日髙の自宅を複数回訪れていたなどと伝えられました。これを受けてBMSGは先に、ファンや関係者へ謝罪し、再発防止と信頼回復に努める方針を示していました。
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違法行為は確認されず
BMSGは今回の声明で、報道を重く受け止め、記事で指摘された東京都青少年健全育成条例の違反を含め、日高による違法行為の有無について、複数の弁護士ら専門家の指示を仰ぎながら内部調査を実施したと説明しました。関係者へのヒアリングや各種情報開示などを経て慎重に調査した結果、違法行為に該当する事実は確認されなかった旨の報告を受けたとしています。
ただし、多くの人に迷惑と心配をかける事態になったことについては、経営陣が日髙とともに責任の重さを厳粛に受け止めているとも明記しました。そのうえで、信頼回復に向けた体制構築を最優先にするとし、経営体制の抜本的な見直しとガバナンス強化を表明。代表取締役を含む全役職員を対象に外部有識者による客観的な監査・コンプライアンス監視体制を新たに導入し、代表個人の判断に依存しない実効性あるチェック機能を徹底するとしました。
さらに、専任部署を設置して全社的なコンプライアンス意識の向上を図るとともに、組織内で相互牽制が機能する内部統制の体制を構築し、社会的責任を果たすためリーダーシップとガバナンスを両立させた新体制へ移行するとしています。詳細は数カ月以内を目処に公表できるよう進めるとしています。
年末のライブとテレビ出演を辞退
また、体制構築と再発防止に専念することに加え、代表である本人が表舞台に立つことで所属アーティストの活動に不必要な懸念や支障が及ぶことを避けるべきだとの判断から、年内に予定していた出演のうち、12月27日の「COUNTDOWN JAPAN 25/26」へのライブ出演と、12月29日の「発表!今年イチバン聴いた歌~年間ミュージックアワード2025~」(日本テレビ系)へのテレビ出演を辞退するとしました。一方で、発表以前に収録済みのコンテンツについては一部を除き予定どおり公開・放送し、そのほかの活動も関係各所と協議の上で継続するとしています。
声明末尾には日高のコメントも掲載され、法令違反や条例違反は調査報告のとおり誓ってないとしつつ、個人の時間感覚やコミュニケーションの在り方が客観的に見て社会的に非常識であり、結果として騒動を招いたことを深く反省していると記しました。今後は「世間との感覚のズレ」を是正し、ガバナンスの強化と自身の姿勢の見直しに専念し、誠心誠意、信頼回復に向けて取り組むとしています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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