引退から約4年半… VTuber鈴原るるが復帰配信 迷惑行為との「戦い果たせた」と報告

イチオシスト
2021年に引退したVTuber「鈴原るる」(登録者数65万人)が約4年半ぶりに活動に復帰し、YouTube生配信を実施しました。
4年半ぶりの復帰後初配信
鈴原るるは2019年4月に、にじさんじからデビューしたVTuberです。2021年6月、体調面の問題や迷惑行為への対応に追われていたことなどを理由に卒業しました。
しかし今月に入ってこれまで非公開となっていた600本以上の動画が再び視聴可能になったほか、16日にはにじさんじから事実上の復帰発表があり、VTuberやファンから歓喜の声が上がっていました。
23日、鈴原は自身のYouTubeチャンネルにて「みんな…ただいまああああああ!!!!!!!!!!!!!!【にじさんじ/鈴原るる】」と題した復帰配信を実施。冒頭、人型の異形の姿で歩いて登場した鈴原は「長いこと魔界にいたせいで姿が保てなくなってしまっているようです」と話します。視聴者に向けて「復活の呪文唱えて~」と呼びかけ、無事に姿を見せました。
その後、「皆様、お久しぶり、そして初めまして。鈴原るると申します」と挨拶した鈴原。「すごい時が流れてしまいました」として、鈴原を知らない人のために自身の経歴を振り返りつつ、改めて自己紹介を行いました。
卒業理由の一つであった迷惑行為などの問題については、この4年半の間に「全て終えまして、戦い果たせました」「仕留めさせていただきました」と報告します。これに加え、にじさんじ内に法務部が設立されるなど、誹謗中傷やトラブルに対する体制が整ったことも復帰の一助になったことを明かし、「今まさに温かさに触れています」と喜ぶとともに感謝を伝えました。
鈴原によると、卒業したことでお蔵入りした3D衣装があるのだとか。「いつか、どこかで叶ったらいいな…」とつぶやき、この衣装の披露を今後の目標に挙げました。翌日となる24日は、デビュー直後にプレイしたゲーム「超魔界村」を「里帰り」として再びプレイすると告知しています。最後に、復帰を温かく迎えてくれたファンや他のタレント、運営へ「本当に、本当にありがとうございます。そしてまたこれからよろしくお願いします」と呼びかけ、配信を締めくくりました。
挨拶には小ネタも
今回の配信の冒頭では、鈴原恒例の挨拶である「こんるる~」ではなく、「ウッス。ウッスです」と挨拶した鈴原。「第一声どうしようかなと思って、ちょっとウッスと言わせていただきました」と説明します。
「ウッス」は、同じくにじさんじ所属のVTuberである「舞元啓介」(同45万人)と「ジョー・力一」(同58万人)がパーソナリティとして配信していた「深夜ラジオ」が元ネタとなっていると話題に。ラジオ内の「あえてあからさまに『嘘だろ!』と思える楽しい嘘ニュースを紹介する」というコンセプトの企画「ひとくち嘘ニュース」のコーナーで、2019年11月、
鈴原るる、始まりの挨拶がどうしても思い出せず、「ウッス」の掛け声で配信開始
というネタが紹介されていました。復帰配信での鈴原はこれに倣ったとみられ、SNS上では「鈴原るるの復帰第一声が「ウッス」だったことによって、ひとくち嘘ニュースが真実に変わるのおもろい」「ひとくち嘘ニュースが本当になった瞬間」など、歓喜の声が上がりました。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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