【読解クイズ】文章に入る言葉は何?(Vol.23)
イチオシスト

【問題】
次の文章を読んで、文中の( 1 )に入る最も適切な言葉を選びなさい。
私の住む町では、毎年秋になると盛大なお祭りが行われます。お神輿(みこし)が出て、屋台が並び、夜には花火が上がります。子供の頃は、お小遣いを握りしめて屋台を回るのが何よりの楽しみでした。( 1 )、大人になった今は、お祭りの「裏方」としての楽しみを知りました。町内会の一員として、数ヶ月前から準備を進め、当日は交通整理やゴミ拾いに汗を流します。大変な作業ですが、無事にお祭りが終わり、集まった人々の笑顔を見た時の達成感はひとしおです。「楽しませてもらう側」から「楽しませる側」へ。立場が変われば見える景色も変わります。地域の伝統を守り、次世代に繋いでいくことの責任と喜びを、お祭りを通して感じています。
問:( 1 )に当てはまる接続詞を選びなさい。
A. 一方で
B. つまり
C. なぜなら
D. たとえば
★ ヒント
ヒント1:前では、子供時代の「客としての楽しみ(享受)」が描かれています。
ヒント2:後では、大人になった現在の「主催者としての楽しみ(貢献)」が描かれています。過去と現在、あるいは立場による違いを対比させる言葉が入ります。
【解説】

正解:A. 一方で
【解説】
( 1 )の前の文章では、子供の頃の「参加して楽しむ」という立場について述べています。対して( 1 )の後の文章では、大人になった現在の「運営して楽しむ」という別の立場について述べています。時が経って変化した立場や視点を対比的に並べる際に使われる「一方で」が最も適切です。(文脈によっては「しかし」も入りますが、選択肢にないため対比の「一方で」を選びます)。他の選択肢は以下の理由で不適切です。・B(つまり):要約する場合に使います。・C(なぜなら):理由を説明する場合に使います。・D(たとえば):具体例を挙げる場合に使います。
いかがでしたか?同じ行事でも、関わり方によって全く違う感動がありますね。視点の変化を読み取ることは、物事を多面的に捉える脳の柔軟性を養います。
記事提供元:脳トレ日和
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