【雪道も砂浜も走破】ファットバイクおすすめ18選!選び方も解説|2025
ファットバイクの選び方、最新おすすめモデルを分かりやすくまとめています。タイヤの太さ・電動アシスト機能など、ファットバイク選びの重要ポイントを解説。街乗り・オフロード・電動アシストなど、ジャンル別におすすめファットバイクを紹介しています。
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アイキャッチ画像出典:flckr/KingStreetCycles
極太タイヤが魅力の「ファットバイク」

マウンテンバイクから派生し、極太タイヤで独自のカテゴリを確立した自転車を『ファットバイク』と呼びます。
細いタイヤでは沈みやすい雪道や砂地でも走行が可能で、高い走破性と優れた衝撃吸収性を備えています。また、そのワイルドなスタイルから個性的な自転車として、ファッションに敏感なユーザーからも多くの支持を得ています。
まずは、ファットバイクの特長を詳しく見ていきましょう。
【魅力その1】極太タイヤならではの高い走破性

ファットバイクは元々、雪道走行用に開発された自転車です。その極太タイヤにより、様々な地形で思う存分走ることができます。一般的なマウンテンバイクのタイヤ幅が約5cm(2インチ前後)なのに対し、ファットバイクのタイヤは約10cm(4インチ前後)と、更に太く設計されています。
太いタイヤは雪道やぬかるみでの接地面積が大きく安定性に優れているため、走行場所を気にせず楽しむことができます。ただし、一般的なタイヤ幅を想定した駐輪場では、太いタイヤが収まらないためご注意ください。
【魅力その2】悪路走行を想定した頑丈なフレーム

雪道や泥道など過酷な状況を走る前提でつくられているファットバイクは、頑丈なフレームでハードに使っても壊れにくい点も魅力です。堅牢なフレーム構造により、激しい使用にも十分な耐久性を備えています。
また、頑丈なフレームに加え、サスペンションなどの複雑な機構を省いた設計のため、故障などの車体トラブルのリスクも最小限に抑えられています。
【魅力その3】街乗りで目立つワイルドな見た目

ファットバイクの極太タイヤは、他の自転車とは違う存在感があり、街乗りに使うライダーも少なくありません。街乗りを意識したおしゃれなデザインのファットバイクも多く、パーツ交換でカスタムする楽しみも。極太タイヤによる乗り心地の良さは、段差が多い街乗りでもメリットになりますよ。
【デメリットも】車体が重いため「長距離走行」や「軽快な走り」は苦手

ファットバイクの太いタイヤは悪路に強い反面、平坦な道を軽快に走るのは苦手です。太くてゴツゴツしたブロックタイヤは路面抵抗が大きく、スピードの維持が難しくなります。
また車体重量が重いため、上り坂も得意ではありません。ファットバイクは、ロングツーリングのような使い方にはあまり向いていないでしょう。
ファットバイクの選び方
実際にファットバイクを選ぶときは、次のポイントに注目して用途や走り方にピッタリなモデルを選びましょう。
ファットバイクの選び方
- タイヤの太さ|街乗りなら「3インチ」前後、オフロードなら「4インチ」前後
- タイヤの直径|ファットバイクらしい走りは「26インチ」のタイヤ
- フレーム素材|軽さなら「アルミ」、安さなら「スチール」
- 折りたたみ機能|折りたためると、持ち運びや収納に便利です
- 価格|山道や雪道を走るなら、本格的なモデルを
- 電動アシスト|快適な電動アシスト付きモデルも
タイヤの太さ|街乗りなら「3インチ」前後、オフロードなら「4インチ」前後

ファットバイクのタイヤの太さは、走るフィールドに合わせて選びましょう。
街乗りがメインなら、車重が軽く路面抵抗が少ない3インチ前後のタイヤを装備したモデルがおすすめです。3インチでもほかの自転車よりは太めなので、走り心地や衝撃吸収性は十分です。
舗装路からオフロードまで幅広いフィールドを走りたいなら、4インチ前後のタイヤ幅のモデルを選ぶのが良いでしょう。4インチ前後のタイヤは操作性・重量・衝撃吸収性のバランスが良く、ラインナップが豊富なので自分に合うモデルを見つけやすいです。
雪道のような本格的な悪路を走る場合は、衝撃吸収性や走破性が高い5インチ前後のタイヤがおすすめ。ただし、車重と路面抵抗が大きくなり、軽快な走りは難しいので注意しましょう。
タイヤの直径|ファットバイクらしい走りは「26インチ」のタイヤ

ファットバイクのタイヤの直径は20~26インチまで様々あります。砂利道やトレイル、雪道などファットバイク本来の走りを楽しむなら、26インチがおすすめです。タイヤの直径が大きいと段差を乗り越えやすく、衝撃吸収性が高いため、オフロードを軽快に走行できます。また、主流の26インチはラインナップが豊富で、好みのモデルを選びやすいのも魅力です。
街中をキビキビ走るなら「20〜24インチ」のタイヤ

街乗りメインでファットバイクを使うなら、小回りが効く20~24インチの小径モデルがおすすめ。ホイールが小さいとハンドルを切りやすいので、カーブや交差点の多い市街地をキビキビと走行できます。また走り出しが軽いので、ストップ&ゴーが多い街乗りにはぴったりです。
フレーム素材|軽さなら「アルミ」、安さなら「スチール」

ファットバイクのフレームの素材はアルミ・クロモリ・スチールの3種類が主流です。それぞれ特徴や価格帯が異なるので、走るフィールドや用途に合わせて選びましょう。
雪や泥など水分が多いフィールドを走るなら、サビにくいアルミが安心です。クロモリは乗り心地が快適で耐久性も高いので、ハードな路面におすすめ。用途が街乗りメインで、軽さや性能よりも安さを重視するなら、スチールのファットバイクが向いているでしょう。
折りたたみ機能|折りたためると、持ち運びや収納に便利です

出典:楽天市場
折りたたみタイプのファットバイクは、自宅での保管や車載などに便利です。折りたたんでコンパクトにできるので、自宅の玄関に運び入れやすく、保管スペースも取りません。
ただし、折りたたみタイプはフレームの耐久性が低い可能性があるため、本格的な悪路走行は控えたほうがいいでしょう。オフロード走行を楽しみたい方は、折りたたみ機能のない、通常のファットバイクがおすすめです。
価格|山道や雪道を走るなら、本格的なモデルを

本格的な山道や雪道を走る想定なら、オフロード向けのファットバイクを選びましょう。目安として、10万円以下のモデルは街乗りやファッション性を重視した設計である場合が多く、本格的なオフロード走行を前提としていない場合があります。
悪路走行に向かない自転車でのオフロード走行は危険を伴いますので、避けましょう。
電動アシスト|快適な電動アシスト付きモデルも

体力にあまり自信がない方は、電動アシスト機能付きのファットバイクを検討しましょう。モーターの力でペダリングをアシストしてくれるので、タイヤの太いファットバイクでも楽に走行できますよ。
ファットバイクの人気メーカー
ファットバイクの有名メーカーをおさえておくのも、選ぶ時に重要なポイントです。特にファットバイクは少しニッチなカテゴリなので、実績のあるメーカーから選びたいですよね。そこで、人気が高いファットバイクのメーカーをまとめましたよ。
ファットバイクのおすすめ18選
ここからは、オフロード向け・電動アシスト付き・街乗り向けの3つのジャンル別に、おすすめのファットバイクをご紹介します。
気になるカテゴリにジャンプ!
オフロード向け 5選
オフロード向けのファットバイクは、太いタイヤやディスクブレーキなど装備が充実しているモデルを中心にピックアップしています。入門モデルからハイエンドモデルまで幅広く紹介しますので、走るフィールドに合わせて選んでみてください。
おすすめポイント
- 軽量なアルミフレームにカーボンフォークを採用
- 短めのチェーンステー設計で軽やかなハンドリングを実現
PUGSLEYSURLY

おすすめポイント
- 元祖ファットバイク、信頼と実績のクロモリフレーム
- 極限の環境を走破する、圧倒的な耐久性
おすすめポイント
- オフロード向けのタイヤとシンプルな装備の定番ファットバイク
- フレームとリムカラーの組み合わせがおしゃれ

おすすめポイント
- 4.8インチの極太タイヤで走破性に優れる
- 油圧ディスクブレーキ採用でハードな下りでも安心

おすすめポイント
- 細身のクロモリフレームは、サビ対策のEDコーティング処理
- トレイルにも向いたスポーティなジオメトリ
電動アシスト付き 3選
電動アシスト機能付きのファットバイクは、折りたたみ機能の有無やホイールサイズのバリエーションなどに注目して選んでみてください。今回はナンバー取得なしで公道走行可能なモデルをピックアップしています。

おすすめポイント
- 太いタイヤとモーターサイクルのようなデザインがおしゃれ
- シートやライトなどのオプションが充実

おすすめポイント
- バッテリー内蔵で凹凸の少ないスタイリッシュなデザイン
- BMX風のハンドルも街乗りにピッタリ
おすすめポイント
- 走破性を重視した26インチホイールでオフロードにも使いやすい
- アシストパワーを前後輪に振り分ける機能搭載
街乗り向け 10選
街乗り向けのファットバイクは、比較的リーズナブルな価格で購入しやすいモデルを中心にピックアップしました。タイヤサイズや変速段数などのバリエーションに注目して、デザインの好みや使い方に合うバイクを選んでみてください。
おすすめポイント
- 軽量で丈夫なアルミフレーム採用
- 4インチタイヤのクッション性で街乗りも快適

おすすめポイント
- 故障が少ないシングルギアでメンテナンスが楽ちん
- BMXスタイルのセミファットバイクで街中に溶け込む
おすすめポイント
- チェーンガードでズボンのすそが汚れにくい
- キックスタンド付きで街中の駐輪もしやすい

おすすめポイント
- スタンドやライトなど街乗り向きのオプションが充実
- 街乗りで扱いやすいBMXスタイルのライザーバー採用

おすすめポイント
- アメリカンスタイルのバナナシートでほかのバイクと被りにくい
- 街乗りに使いやすいチェーンガード装備
おすすめポイント
- 制動力の高い180mmローターディスクブレーキ採用
- 街乗りに使いやすいサイドスタンド標準装備

おすすめポイント
- 豊富なカラーラインナップでファッションに合わせやすい
- 足を使って後輪を止めるコースターブレーキ採用

おすすめポイント
- 小径ホイールでストップ&ゴーが多い街中を走りやすい
- 専用泥除けオプションで雨の日走る方にもおすすめ

おすすめポイント
- 小径ホイール&アルミフレームで比較的軽量
- シマノ製の8段変速で通勤通学にも使いやすい

おすすめポイント
- 折りたたんで自宅の玄関や室内で保管しやすい
- 20インチの小径ホイールは街中で扱いやすい
ファットバイクの専門店・取扱店 5選
実際にファットバイクを取り扱っている自転車ショップをピックアップしてご紹介します。販売はもちろん、修理やカスタムに対応してくれるショップだと心強いですね。
13ROCK
ファットバイクやビーチクルーザーなどおしゃれで楽しい自転車を中心にラインナップするショップです。オリジナルのカスタムやオプション装備にも対応してくれます。
公式サイトを見るSLOWCYCLE
東京スカイツリーの近くにあるショップで、BRONXのファットバイクを多数取り扱っています。ホイールサイズや電動アシストの有無など、ライディングスタイルに合わせて選べそうですね。
公式サイトを見るFeelings湘南辻堂本店
湘南でおしゃれな自転車を多数ラインナップするショップで、ファットバイクも取り扱っています。おしゃれなお店の雰囲気も楽しめるようです。
公式サイトを見るBUGGS BIKE
ビーチクルーザーやBMX、ファットバイクなどのスタイリッシュな自転車を中心にラインナップするショップです。
公式サイトを見るサイクルパークトミー
大阪のショップで、ファットバイクの販売から修理・カスタムまで幅広く対応していますよ。
公式サイトを見るファットバイクでよくある質問・疑問
ファットバイクを選ぶときによくある質問をまとめました。使い勝手や公道を走れるかどうかに関わるポイントなので、事前にしっかり確認しましょう。
マウンテンバイクやビーチクルーザーとは何が違う?
ファットバイクは「マウンテンバイク」、「ビーチクルーザー」と見た目が似ているため、比較されることが多いようです。それぞれの違いについてチェックしてみましょう。
マウンテンバイクとの違い

ファットバイクとマウンテンバイクの主な違いは、タイヤの太さにあります。
マウンテンバイクは走破性とスピードのバランスを考慮したモデルが多く、タイヤの幅は通常2~2.5インチです。
一方で、ファットバイクは雪や泥などの悪条件での走破性を重視しており、そのためタイヤは3~4インチと、かなり太くなっています。また、マウンテンバイクには衝撃を吸収するサスペンションが搭載されていますが、ファットバイクは一部のモデルを除き、サスペンションがないモデルがほとんどです。
ビーチクルーザーとの違い

ファットバイクとビーチクルーザーは、それぞれ異なる用途に向けて設計されており、フレーム設計やパーツも異なります。ビーチクルーザーは砂浜を快適に走行できるよう設計されていて、サーフボードを運べるフレーム形状とアップハンドルが特徴的。
また、海辺の環境に配慮して、錆びにくいようにシングルギアが採用されたモデルが多いです。太いタイヤを備えている共通点はありますが、ビーチクルーザーは凹凸の多い路面を乗り越えることを意識していないため、ファットバイクと比較しても、耐久性はやや劣る傾向があります。
タイヤサイズは後から変えられる?

ファットバイクのタイヤは後から交換できますが、リムの太さやフレームの幅によっては制限があるため、注意が必要です。適切でないサイズのタイヤを取り付けると、フレームと干渉したり、走行中に外れてしまう可能性があります。
そのため、最大何インチのタイヤを装着できるのか、公式サイトや販売店で確認するようにしましょう。
電動のファットバイクは違法なの?
次のような電動ファットバイクは、日本の道路交通法の基準に合致しておらず、ナンバープレートがないと公道を走行できない可能性が高いです。自転車として公道を走行できる電動ファットバイクを選ぶ際には、型式認定の「TSマーク」を目安にすることがおすすめです。
違法な電動ファットバイクの特徴
- 時速24kmを超えてもアシストする
- 漕がなくても進む(手元のスロットルで動く等)
- 型式認定されていない
違法かどうか判断できないときは、販売店に問い合わせるなどしっかり確認するようにしましょう。
ファットバイクでおしゃれに自転車ライフを楽しもう!

走るフィールドを選ばないファットバイクは、さまざまなライドスタイルに応えてくれる自転車です。太いタイヤでインパクトも抜群なので、おしゃれに街乗りを楽しみたい方にもおすすめ。走り方にピッタリなファットバイクを見つけて、素敵な自転車ライフを送りましょう!
ファットバイクの売れ筋ランキング
ファットバイクを選ぶ際は、各ECサイトの売れ筋ランキングもチェックしましょう。
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