柄本佑主演最新作 小さくて大きな「記憶」についての映画 「メモリィズ」公開決定
イチオシスト
2026年6月に劇場公開される、柄本佑主演最新作「メモリィズ」の、超特報と超ティザービジュアルが公開された。
「メモリィズ」は、小さくて大きな「記憶」についての映画。主人公の雄太が九州の田舎町へとやって来たのは、脚を骨折した義父が回復するまで身の回りの世話をするためだった。義父が営む昔ながらの写真館の仕事を手伝いながら、東京にいる妻や娘との間で、スマホで撮った映像を交わす雄太。大きな事件は何も起こらないが、日々のささいな出来事とその記録と記憶の連なりに、家族の人生という長い時間の存在が、静かに浮かび上がってくる。
主演・雄太役を演じるのは柄本佑。数々の作品で見せてきた揺れる内面の陰影が、本作にも静かな重みを与えている。監督を務めるのは、本作「メモリィズ」が初長編作品となる坂西未郁。京都造形芸術大学(現:京都芸術大学)在学中に、短編映画「すこしのあいだ」でISCA最優秀作品賞、「夜のこと」で最優秀学科賞を受賞し、卒業後は助監督として映画界で活躍してきた。
柄本佑、坂西未郁監督のコメントも公開された。コメントは以下の通り。
【コメント】
■主演・柄本佑
「メモリィズ」坂西監督による不思議な作劇による大きな映画です。
全体を包む色気が今作の魅力と思います。
僕といえば作中いっぱい歩きました。歩くって俳優にとって1番難しくて、そんな根源に向き合った本作でもあります。
思い出に決着をつけるまでの映画と言って過言ない作品です。そして、人生は続く。。。
■坂西監督コメント
父の遺品の壊れたフィルムカメラが出てきた。
修理に数ヶ⽉かかり、 戻ってきたカメラでシャッターを押したとき、父が撮っていた写真や映像がよみがえりました。
今、自分がそのカメラやスマホで撮るものは、どこかに残るだろうか?
「記録する」という行為を再認識して、それを映画という形で残したいと思いました。
過ぎていく時間の中で何かを思い出すこと、何かに思いを馳せる行為が僕は好きです。
【作品情報】
メモリィズ
2026年6月 全国公開
配給:リトルモア
©2026LittleMore
記事提供元:映画スクエア
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