【読解クイズ】文章に入る言葉は何?(Vol.15)
イチオシスト

【問題】
次の文章を読んで、文中の( 1 )に入る最も適切な言葉を選びなさい。
旅行の楽しみの一つに、地元ならではの美味しい食べ物をいただくことがあります。特に市場や朝市を訪れると、新鮮な魚介類や採れたての野菜が並び、見ているだけで心が躍ります。( 1 )、市場の店主との会話も旅の大きな思い出になります。おすすめの調理法を教えてもらったり、ちょっとしたおまけをもらったりと、地元の人との触れ合いは旅の醍醐味です。旅行先ではつい名所旧跡ばかりに目が行きがちですが、私はこうした日常の風景や人との交流を大切にしています。派手さはありませんが、その土地の暮らしの温かさに触れることで、旅が何倍も深く、豊かなものになる気がするのです。
問:( 1 )に当てはまる接続詞を選びなさい。
A. つまり
B. さらに
C. なぜなら
D. たとえば
★ ヒント
ヒント1:前では、「美味しい食べ物をいただく」という旅の楽しみについて述べています。
ヒント2:後では、「市場の店主との会話」という、食とは別の「旅の楽しみ」を追加しています。前の内容に加えて、別の要素や事柄を付け足す言葉が入ります。
【解説】

正解:B. さらに
【解説】
( 1 )の前の文章では、「美味しい食べ物」という旅の楽しみの一つを述べています。一方、( 1 )の後の文章では、それに加えて「店主との会話」という別の楽しみを付け足し、話を展開させています。前の事柄にさらに別の事柄を付け加える際に使われる接続詞「さらに」が最も適切です。他の選択肢は以下の理由で不適切です。・A(つまり):前の内容を要約する場合に使います。・C(なぜなら):理由を説明する場合に使います。・D(たとえば):具体例を挙げる場合に使います(「市場の店主との会話」は「美味しい食べ物」の具体例ではないため不適切)。
いかがでしたか?旅の楽しみは食だけでなく、人との触れ合いにもあるという温かい文章でした。文章の情報を正確に付け足したり、並列に捉えたりする力は、理解力を深めます。
記事提供元:脳トレ日和
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