ホロライブ・戌神ころね、フェス出演見送りの内幕告白 運営から開催直前の発表を求められ「不誠実」とブチギレていた

イチオシスト
ホロライブ所属のVTuber「戌神ころね」が、12月13日にYouTube生配信を実施。出演を取りやめた来年3月のイベントに関して、運営側からは開催直前に「急遽出演取りやめ」という形で発表するよう求められていたことを明かしました。
母親が突然倒れて寝たきりに
戌神は11月6日に「家族の療養に専念するため」として当面の活動休止が発表されており、今回はおよそ1カ月ぶりの配信でした。
戌神は、これまで病気がちだった母親が11月4日の夜に倒れ、寝たきり状態になってしまったと説明。突然の出来事だったことから、数日の休みでは足りないと判断してマネージャーに連絡し、「まとまったお休み」を申し出たとも語りました。
母親は「入院したくない」「家で過ごしたい」と望んでいたことから、父親とも相談して在宅での療養を選び、ヘルパーや看護師、医師の支援を受けながら見守っている現状も語りました。近況としては、慣れないことの連続で忙しかったとした上で、完全復帰は「1月に入ってからになっちゃいそうだな」という見通しも伝えました。
フェスの出演取りやめ、運営から「急遽出られなくなった体にしてほしい」と求められた
配信の中で戌神は、フェスの出演取りやめの背景についても明かしました。
ホロライブは12月8日、事務所全体イベントとなる「hololive SUPER EXPO 2026 Supported By BANDAI」および「hololive 7th fes. Ridin’ on Dreams Supported By LAWSON」を、2026年3月6日〜8日に幕張メッセ 国際展示場にて開催することを発表。同時にフェスについて、戌神と「赤井はあと」(登録者数158万人)の出演見送りも発表していました。
フェス出演についてかなり悩んだという戌神。出演を見送った理由は「予定が空けられないとかではなく、ころねの気持ちの問題」だとし、母親の容体が悪化した場合に「元気に歌って踊れる自信がない」と打ち明けました。こうした中で、「来年はちょっと諦めよう」という判断に至り、早い段階で運営と打ち合わせをしていたと説明しました。
一方で、戌神は「『出ないでおこう』って言うのが遅かったのか分からないんですけど」としつつ、運営から、
変な憶測が飛ぶからフェスの直前で急遽出られなくなった体にしてほしい
と求められたことを明かしました。これに戌神は
さすがにそれはヤダって言ったの。意味わからん、ヤダって。
チケット売ってから、なんでそんなことしなきゃいけないんだ。
今、ころねは「今出られないって言ってるんだから今やれ」
と強く反発し、チケット販売開始前に公表するよう求めたとのこと。
「ファンに対して不誠実な対応はやめていただきたい」って言ったの
こんとき、かなりちょっとブチギレちゃって。「何それ?」 みたいな
と激昂したことも打ち明けました。
戌神は「大人げなかったかもしれない」と振り返り、運営に対しては「会社もいろいろ考えてのことだったと思うし、ころねのことも考えてくれてたと思う」と一定の理解も示しました。そのうえで、「リスナーさんのことを第一に考えて動いてほしい」という自身の思いを改めて伝えたと語り、チケット払い戻しが可能であればそれで良いという問題ではなく、告知のタイミングややり方を含めて、ファンへの向き合い方を重視してほしいという姿勢を示しました。
卒業が続出するホロライブ
ホロライブからはこのところ卒業するメンバーが続出しており、今年だけで8人が卒業や配信活動の終了を発表しています。発表にあたっては、過大な業務負荷を口にするメンバーもおり、ファンからは運営体制の改善を求める声も多く上がっています。
今回、戌神とあわせて出演見送りが発表された赤井はあとは10月、配信中に運営への不満や孤立感を訴えて号泣。その後活動休止が発表されています。
昨年10月には、公正取引委員会がホロライブを運営するカバー株式会社に対して、下請法違反があったとして勧告および指導をおこなったと発表しました。先月には、カバーのメタバースプラットフォーム「ホロアース」内にて、池袋暴走事故の加害者である飯塚幸三元受刑者を想起させるNPCが見つかり、物議を醸すなど、たびたび騒動が起きています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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