「3つの症状のコンボ」 ストリーマー・k4sen、メニエール病・不安障害・機能性ディスペプシアを併発し活動休止していたと明かす

イチオシスト
12月8日、ストリーマーの「k4sen」(登録者数103万人)がYouTubeチャンネルを更新。2週間に及ぶ活動休止の理由を説明する動画の中で、メニエール病と診断されたことを告白しました。
k4sen、半年前から耳の聞こえに違和感
自身が主催するオフラインイベント「The k4sen Con 2025(以下:カセコン)」の終了後、約2週間にわたって配信活動を休止していたk4senは、自身の身に起こった出来事を時系列に沿って説明します。
k4senは半年前、左右の耳の聞こえ方の違いから耳鼻科を受診し、低音障害型感音難聴と診断されました。この病気は耳の奥にある蝸牛が水膨れを起こす病気なのだそうですが、利尿作用のあるシロップを飲むことで症状が改善されたのだとか。
しかし、2~3カ月ほど前から、ゲーム中に落下すると自分自身も落下していくような感覚に襲われたそうです。k4senは「たとえばエペ(Apex Legends)とかで、マップ外に落ちるとかあるじゃん。あれがうぉおー!みたいな。めっちゃ落ちる感覚が出始めた」と語りました。
当初は「臨場感があるしまぁ」と違和感を楽観的に捉えていたk4senですが、カセコンが近づいて忙しくなるにつれ、眠っているときでも頭が動くようなめまいを感じ始めたといいます。
カセコン当日、不安障害のパニックに
そしてカセコン前日、半年以上準備していたという企画の1つが急遽中止になるという重大なアクシデントに見舞われます。k4senは深夜まで対応に追われ、解散したのは午前2時。翌日は7時半入りだったといいます。
睡眠不足で迎えたイベント1日目、ステージで貧血のような状態になり、舞台袖で不安障害の発作が起こりました。
「もしここでステージの上で俺が倒れたら今日どうなっちゃう?」という心配に襲われたk4senは、頭の中が『ヤバい!』という思いでいっぱいに。パニック状態に陥り、担架で控室に運ばれました。
控室で医師の診察を受けたk4senは、スタッフと話し合い、自身の出番を大幅に減らしてもらうことで対応しました。k4senは、
元は全部俺がやってたんだけど、それを全部『こうしてください』って言ってスタッフの人に。全部その場でアドリブで変えてもらったの。すごいスタッフなんですよ。だからみんなスタッフの皆さん本当にありがとうございます。
と感謝の気持ちを述べています。出演者にも助けを求め、企画への出演を代わってもらったり、代役として出られるように待機してもらったりしたそうです。
3つの症状の「コンボ」
イベント終了後にはすべての仕事をキャンセルし、再び耳鼻科の診断を受けたところ、メニエール病と診断されました。さらに悪いことに薬の副作用で体調を崩し、夜中に不安障害の発作が再発したそうです。
k4senは体調不良の容態が、メニエール病(めまい/ストレス)、不安障害(ストレス/体調不良)、機能性ディスペプシア(ストレス性胃痙攣)の3つが連鎖する「コンボ」状態にあるとゲームの技風に説明しています。
心療内科や耳鼻科に通院し、MRI検査も受けて治療を続けた結果、症状は改善に向かっているそうです。友人とのゲーム時間も徐々に伸びているそうで、めまいが落ち着き次第にはなりますが、約1週間後には配信復帰ができるように準備中とのこと。k4senは、
本当にね、人の優しさを感じたね、この2週間。何よりももちろん、あやちゃん(k4senの妻)だけど。いろんな人に迷惑かけて、でもいろんな人にね、助けられました
と述べて動画を締めくくっています。
この動画のコメント欄では、
頼む、人間ドック the k4senしてくれ。健康に生きて頼ませてくれ。
普通に忙しすぎだと思うから定期的にちゃんと休んでほしい。休もう、k4sen。そうすれば100年でも200年でも配信し続けられる、強くなれる。
多分止まると4ぬ質だろうからせめてニキが人に頼る事を覚えてくれて嬉しい。70年後くらいに長生き the k4senやってくれよな。チケットとって行くから。
といった反応が寄せられています。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
