「令和の虎はつまんない」と批判した虎3人に林主宰が公開説教 「先代の岩井さんだったら間違いなく出禁」

ビジネスリアリティー番組「令和の虎」（登録者数150万人）の2代目主宰「林尚宏」（同20万人）が、近頃の同番組を「つまんない」と批判した“虎”（＝出資者）3人を叱責しました。

社長3人、令和の虎を「つまんない」「おもろくない」と批判

問題となったのは、新虎「関口ケント」（同2万人）が11月30日に公開した「令和の虎に思うこと」という動画です。関口、土橋和貴（通称ドバシー）、西田拳（通称にしけん）、「桐原隆」の4人が、フィリピン・マニラで「令和の虎が今ボロボロなんじゃないか」「どうしたら令和の虎が良くなるか」というテーマで、番組への不満や改善案を語り合う内容でした。

動画内では、主に関口・土橋・西田の3人が、現在の令和の虎は「つまんない」「おもろくない」と批判。「危機感が必要」「やる気ない虎は全員辞めてもらう」と提言したり、運営体制に対して「ブレインがはっきり言って、ない」「仕切れる人がいない」と酷評する場面や、運営会社の株式会社モノリスに対して「ブランディングマネージャーとか、普通はいるのに」「それを立てないで“部活”にするのが果たして正しいのか？」「林主宰に全部委ねてるのが、あんまり言いたくないけど、モノリスはどうなの？って思っちゃう」と物申す場面がありました。

酒が入っていたこともあり、終始“上から目線”と取れる場面が目立ち、視聴者からは

なんでこんなの動画あげたの？まじで居酒屋で会社の文句言ってるリーマンと変わんない

岩井さんや初期メンバーが築き上げてきたことを全て否定しているような対談

など批判の声が殺到。

林は、Xで「見てないけどとりあえずこの3人は令和の虎出禁 令和の虎とか◯◯版とか名乗らないようにしてもらおうか こいつらなんなの？」とポスト。また「ケントは新虎なのに 随分幹部待遇したんだよ 幹部にいるくせに こんなこというのはやばい」「幹部なのに外で公開の場でこんなことを言うのはあり得ない」「SNSにあげるなんて アクセス数目的すぎるだろ こういう行動 岩井初代主宰なら ブチ切れ」と怒りのポストを連発し、虎をグループLINEからも退会させたことを報告しました。

一連の騒動を受け、関口は12月1日朝、Xで謝罪文を投稿。「今回の動画について、私は想いを盾にして、権限のないところから一石を投じている行為だったなと反省しています」「視聴者のみなさま、運営の皆様、虎の皆様を不愉快な気持ちにさせてしまったこと、誠に申し訳ございませんでした」と反省の弁を述べました。

シーシャ店で説教「先代の岩井さんだったら間違いなく出禁」

12月2日、令和の虎は「林主宰が虎にブチギレた件について」を公開し、関口・土橋・西田・桐原の4人が、林に直接謝罪しました。

林は4人に向かって、にこやかに「どうですか？反響は」と切り出します。関口は帰りの飛行機を早めて、急いで帰国してきたとのこと。西田は「やってはいけないことをやってしまった」と反省の弁を述べ、土橋は「動画を改めて見直して、何の実績もないのにかなり偉そうに言ってたので、どの口が言ってるんだって風に思いました」と謝罪しました。

桐原も、ここまでの騒動になるとは思っていなかったといい、「考えが甘かった」と反省しました。

林は特に、関口が番組の制作にも関わる立場でありながら、公の場で番組を批判したことについて厳しく指摘。「先代の岩井さんだったら間違いなく出禁だろう」と話し、「社会人として自分の所属している組織を、公の場で批判して数字を取るっていうのは良くないっていうのをみんなに伝えたいね」「特に関口さんは、制作とかに入ってるわけだからね」と語りました。

謝罪の言葉を受け取ると、林は「1回なにかミスっても、それでアウトっていうグループではないので」「ちゃんと反省をして今後に生かしていただけるなら、これからも皆さんに力を貸していただいて」「これからで取り返してください」と、締めくくっています。

なお、発端となった動画は一時非公開にされていましたが、林が「公開のままでいい」と許可したことで再度公開されています。コメント欄では

岩井主宰だったら土下座案件だったね

正直、出禁でよかったと思うんよな… 林さんがやさしいだろうけど、厳しくしないといけない場面なのかと思ったり

甘すぎだろ

と、厳しい声が集まることに。また、なぜか謝罪動画がシーシャ店で撮影されているため「なんでシーシャ吸いながらキレてんねん」「シーシャ発動のたび、笑ってしまうw」「岩井さんならシーシャ吸いながら説教しないよ」との声も寄せられました。