湯たんぽは100均で買える?その実力もチェック【ダイソー・セリア・キャンドゥ】
イチオシスト
【ダイソー】のおすすめ湯たんぽは?
ここからはダイソーのおすすめ湯たんぽを紹介します。
シンプルな商品ならこれ!「湯たんぽ(610ml)」ダイソーの湯たんぽは、店内の「衛生」売り場に陳列されているところを発見しました。

売られていたのは1.7Lのお湯が入る湯たんぽ(税込770円)と、610mlのお湯が入る湯たんぽ(税込550円)の2種類。
いずれもシンプルなデザインで、違いは大きさだけのようです。今回は小さめサイズの610mlの湯たんぽを購入しました。

購入後、さっそく開封。ポリエチレン製で、お湯が入っていない状態だと、片手で軽々と持ち上げられます。



サイズは縦が18cm、横が12cm、厚みがキャップを含めて7cmほど。

お湯の投入口のキャップはくるくるっと回して開ける一般的なスクリューキャップで、簡単に取り外せます。

注入口の直径も3cmほどあり、お湯が入れやすそうな大きさでした。
カバーは残念ながら在庫切れ
ちなみに、パッケージの裏に「湯たんぽカバーなどに入れてご使用してください」との注意書きがあった今回の湯たんぽですが、筆者が訪れたダイソーでは2店舗とも、湯たんぽカバーは在庫がありませんでした。
そのうち1店舗で店員さんにたずねてみたところ、発注はしているものの未入荷の状況、とのこと。もちろん、店舗によっては在庫があるかもしれないので、見当たらない場合は店員さんに一度聞いてみてくださいね。
使い勝手や温かさは?残念ながらカバーは購入できなかったダイソーの湯たんぽですが、手持ちのタオルで代用して、実際に使ってみました。
筆者が今回、湯たんぽを使用したのは最も活躍してくれそうな就寝前。夜眠る数時間前から布団の中に入れて、布団の中がどの程度温まるのか、また中に入れたお湯の温度がどうなるのか確かめていきます。

まずは、湯たんぽの中にお湯を注入。先ほども紹介した通り、お湯の注入口は十分な大きさがあり、漏斗などを用意しなくても楽にお湯を入れることができました。

今回入れたお湯の温度は約70度。電気ケトルで一度沸かしたお湯を少し冷ましてから入れました。


今回は湯たんぽカバーがなかったため、手持ちのタオルを即席カバーに。タオルで巻いたら、湯たんぽがずれないよう両端をヘアゴムで結びました。

さっそく布団の中へ。寝るときに足元のあたりが温まるよう、位置を調整し、布団をかけました。このときの室温は17度前後でした。
布団の中がどの程度温まるのか確かめるため、30分後と1時間後に布団の中に足を入れてみることに。30分後は湯たんぽ周辺のみが温かい状態でしたが、1時間後になると不思議とより広範囲までその熱が伝わっているように感じました。

1時間経過後のお湯の温度を計測してみたところ、約55度。最初より15度ほど温度が下がっていました。
個人的には、このくらいで寝るのがちょうどいいかも!と思ったのですが、今回はさらなる検証のために、その後も布団の中に入れ続けることに。
さらに経過すること1時間半。最初に布団の中に入れてから2時間半後、就寝直前に再び温度を計測してみました。

結果は約48度。最初の1時間で15度ほど下がっていたのに対し、今回下がったのは7度だけ。タオルの即席カバーの上から、手で湯たんぽを触ってみたところ、まだまだ温かさもキープしていました。

ちなみに、湯たんぽを布団内に入れたまま寝ると「低温やけど」の恐れがある、とのことで、今回はここで布団から出すことにしました。
それでも布団の中に入ってみると、湯たんぽを置いていた足元のあたりには、まだまだ温かさが。夜に冷えがちな足先がじんわりと温まり、いつもより早く寝付けた気がしました。
手軽に使えて、優しい温かさを提供してくれた今回の湯たんぽは、これからの季節にぴったり!他の商品よりも、ややお高い500円商品とのことで、購入を躊躇してしまう人もいるかもしれませんが、家族分用意しておくのもおすすめですよ。家での就寝時はもちろん、キャンプなどのアウトドアシーンにも大活躍してくれそうです。
【セリア】のおすすめ湯たんぽは?
ここからはセリアのおすすめ湯たんぽを紹介します。
ミニサイズでデスク周りに最適な「ソフト湯たんぽ」セリアで売られている湯たんぽは、ミニサイズの「ソフト湯たんぽ」(税込110円)です。筆者が訪れたセリアでは、手袋や厚手の靴下、ホッカイロなど、冬に最適なあったかグッズを取りそろえたコーナーがあり、ソフト湯たんぽもその一角に陳列されていました。

デザインのバリエーションもいくつかあり、かわいいイラストが描かれた透明タイプや水色の商品も。

筆者は今回、水色の商品の色違い、ピンクのソフト湯たんぽを購入しました。サイズは縦が16.5cm、横が10.8cmとかなり小さめ。

ポリエステルや塩化ビニル樹脂などが原材料になっており、手に持ってみると、さらさらっとした心地の良い手触りです。

お湯の注入口のキャップをチェックしてみました。つまみが付いた形に、最初は「どうやって開けるの?」とやや戸惑ったのですが、つまみを持ってくるくるっと回すだけで、開けることができました。

取り外したキャップ自体がかなり小さいので、お湯を入れている間に無くさないよう、注意が必要そうです。
使用には専用カバーが必須!今回のソフト湯たんぽですが、使用にはカバーが必須。お湯を入れる前にカバーにセットしておく必要があります。
筆者が訪れたセリアの店舗では、湯たんぽのすぐ横に専用の「ソフト湯たんぽ用カバー」(税込110円)が陳列されていたので、今回は同時購入しました。


カバーはブラウンとピンクの2色あり、筆者は湯たんぽと同じくピンクをチョイス。

カバーの入り口部分よりも湯たんぽの方がサイズが大きいですが、ソフト湯たんぽは曲げられるため、なんなく入れることができます。

カバーに入れるとこんな感じ!この状態になってようやく使い始められます。
使い勝手や温かさは?無事にカバーに入れられたので、さっそく使ってみます。

セリアのソフト湯たんぽは、お湯の注入口がかなり狭め。筆者は細口のケトルを持っていなかったため、手持ちの漏斗をセットしてお湯を入れることにしました。

耐熱温度は100度との記載がああるソフト湯たんぽですが、お湯の推奨温度は80度以下、とのこと。筆者の場合は冷まし具合がやや足りず、温度を計測したところ85度でした。

お湯の温度が少し高すぎてしまったものの、キャップをしっかりとしめて、手の平の上にのせてみると、じんわりと温かくて幸せ!
小さめなので就寝前に布団を温めるのには不向きですが、デスク周りに置いてお腹や腰回りを温めるのに便利そうです。

実際にお腹の上にのせてお腹周辺を温めてみたところ、サイズもそのやわらかい手触りもいい感じ!リラックスタイムにもよさそうなアイテムでした。
ちなみに、パッケージの説明では「温かい状態が約40分程度続きます」とのことでしたが、筆者が使ってみたときは、40分経過してもまだまだ温かい状態をキープ。

約2時間後にお湯の温度を計測してみたところ、37度台と人肌程度の温かさを保っていました。
オフィスなどでこまめにお湯を入れ替えるのが難しい……という人も試しに使ってみるのがいいかもしれませんよ。
【キャンドゥ】のおすすめ湯たんぽは?
インターネットで検索すると「キャンドゥで湯たんぽを買った」という声も見つかるものの、筆者が訪れたキャンドゥの店舗では、湯たんぽを発見することができませんでした。
また、キャンドゥの公式ネットショップでの検索でも「湯たんぽ」は引っかからず。今後、売り出される可能性はあるかもれませんが、直近で手に入れたいという人はダイソーかセリアに行くのがおすすめと言えそうです。
100均湯たんぽはあると便利な実力派!

ここまで、100均で買える湯たんぽについて紹介しました。電気を使って温める充電式や、電子レンジで温めるタイプなど、近年は多様な商品が増えている湯たんぽですが、昔ながらのお湯入れ式の商品を手軽に購入したいという人に、100均はかなりおすすめ!
湯たんぽ自体、劣化などで数年での買い替えが必要になることも踏まえると、100均商品という選択肢はコスパ面でもお得と言えそうです。試しに使ってみたいという人も、そろそろ家の湯たんぽを買い替えないと……と考えている人も、ぜひこの記事を参考に100均の湯たんぽをチェックしてみてくださいね。
(文・写真撮影:イチオシ編集部)
記事提供元:ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」
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