ついに日本球界復帰 前田健太の“楽天入団決意”と“カープファンに向けた熱い言葉が涙を誘う
イチオシスト

メジャーリーグで10年間プレーした前田健太投手が11月26日、Instagramを更新し、楽天イーグルスと契約したことを正式に発表した。
投稿には、入団を決めた経緯、そして古巣・広島東洋カープへの深い感謝と複雑な思いが率直につづられ、多くのファンの心を揺さぶっている。
投稿の冒頭で前田は「この度、イーグルスと契約させていただきました」と報告。詳細は入団会見に譲りつつも、石井一久GMとの対話を通じて「とても嬉しくありがたいお言葉をたくさんいただいた」と明かし、「チームの為に自分の全てを捧げるつもりです」と決意を示した。力強い言葉からは、日本球界への復帰に向けた覚悟が伝わってくる。
さらに前田は、投稿の後半で古巣カープファンに向けた長文メッセージを掲載。「このメッセージを書くことで不快に思う方もいるかもしれない」と葛藤しながらも、「自分の言葉で届けることが大切」として筆を進めた。
ポスティング移籍後も変わらず声援を送り続けたファンに向けて、「アメリカでも常に力をもらいながらプレーが出来ました」と感謝を伝えている。
カープ復帰を望むファンが多かった中、今回カープからオファーがなかったことについても前田自身の言葉で説明。「自分の実力不足」「今のチームには必要ないと判断された」と胸中を明かしつつ、「後輩たちが頑張っている証拠」と前向きに受け止めた。
球団への批判が起こらないように気遣う一文からは、長く広島で愛されてきた前田らしい誠実さが滲む。
「この投稿をすることで僕自身も前向きに次の道へ進むことが出来ます」と区切りをつけた前田は、新天地・楽天での抱負として「チームの為に投げたい」と繰り返し決意表明。「カープの選手、そしてファンのみなさん、日本シリーズでお会いしましょう」と締めくくり、かつての仲間との再会に向けた強い意志を示した。
コメント欄には、「活躍楽しみにしています」「カープファンとして複雑だけど応援します」「ずっとヒーローです」「楽天でも頑張って」など、思いのこもったメッセージが多数寄せられている。日本復帰はもちろん、真摯な姿勢が多くのファンの胸を打った形だ。
メジャー通算69勝を挙げ、数々の強打者と対峙してきた前田健太。日本での新たな挑戦が、再び野球界に大きな刺激をもたらすことは間違いない。
記事提供元:デイリーニュースオンライン
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