男子賞金王・比嘉一貴 3ツアー対抗戦で勝ちたい相手は「マークセン!」
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イチオシスト
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<Hitachi 3Tours Championship 事前情報◇10日◇大栄カントリー倶楽部(千葉県)>
2005年から始まった国内男子ツアー(JGTO)、国内女子ツアー(JLPGA)、国内シニアツアー(PGA)の対抗戦「Hitachi 3Tours Championship」で、最多となる7度の優勝を誇るJGTO。あすの開幕を前に、国内男子ツアーで今季賞金王に輝いた比嘉一貴が意気込みを語った。
身長158cmの“小さな巨人”比嘉一貴のドライバースイング【連続写真】
先週、シーズン最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を終えたばかりの比嘉。今週はスポンサーへのあいさつ回りなどで、あまりクラブは握れていないが「その割りにはいい感じで、体調も問題がない」と好調は続いている。
意外にも比嘉にとって、この3ツアー対抗戦は初出場。「19年と去年はプロアマには参加させていただいて、本戦にも出たいという気持ちはありました。ジュニアの頃から3ツアーズをテレビで観るのは楽しみにしていたので、そのなかで戦えることは非常に光栄に思っています」と念願かなっての出場なのだ。
大会最多優勝を誇るJGTOチームだが、近年は勝利から遠ざかっており、直近は5年前の17年大会までさかのぼる。この日はプロアマ交流会が行われ、同時にコースをチェックした比嘉。「僕がメンバーのなかで一番飛ばないんですけど、それでもコース的には長いと思わなかった。今年のメンバーを考えると、男子は思い切ってバーディを狙える。チャンスがあるんじゃないかと個人的には思っています」とニヤリ。
比嘉の言ったようにJGTOチームには、平均飛距離315.74ヤードをマークしてドライビングディスタンス賞を獲得した22歳の河本力をはじめ、キャリー300ヤードを超える21歳の蝉川泰果、同14位で26歳の星野陸也、同23位で24歳の大西魁斗、同28位で24歳の桂川有人と、300ヤード飛ばせる若手がそろっている。JGTOチームのティイングエリアは一番後ろとはいえ、飛距離はアドバンテージになりそうだ。
27歳の賞金王は「初出場にして僕が最年長。今年は若手が引っ張っていったんだなと思います。一人ひとりがものすごい自信を持って大会に臨んでいますし、勢いもあるので僕は心強いです」と話す。
比嘉はあす午前中の1stステージは賞金ランキング2位の星野とのコンビで、シニアツアー賞金王のプラヤド・マークセン(タイ)と塚田好宣のコンビと対戦。「マークセンとはレギュラーに出たときにも、何度か同じ組でラウンドさせてもらって飛距離でもスコアでも勝てなかった。そういう面では、マークセンには勝ちたいなという気持ちは個人的にあります」と静かに対抗心を燃やしている。
またJLPGAチームに関しても、「午前はJGAナショナルチームで一緒だった吉田優利さんと、午後は今年女王になった山下美夢有さんと回ることができる。女子プロとラウンドすることが今までなかなかなかったので、どういう強さがあるのか、どういう上手さがあるのかを間近で見て勉強したいと思っています」と、いいところは吸収していく考えだ。身長158センチの比嘉、163センチのマークセン、150センチの山下と、決して大きくはない今年のツアーNo.1たちの戦いにも注目したい。
<ゴルフ情報ALBA Net>
2005年から始まった国内男子ツアー(JGTO)、国内女子ツアー(JLPGA)、国内シニアツアー(PGA)の対抗戦「Hitachi 3Tours Championship」で、最多となる7度の優勝を誇るJGTO。あすの開幕を前に、国内男子ツアーで今季賞金王に輝いた比嘉一貴が意気込みを語った。
身長158cmの“小さな巨人”比嘉一貴のドライバースイング【連続写真】
先週、シーズン最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を終えたばかりの比嘉。今週はスポンサーへのあいさつ回りなどで、あまりクラブは握れていないが「その割りにはいい感じで、体調も問題がない」と好調は続いている。
意外にも比嘉にとって、この3ツアー対抗戦は初出場。「19年と去年はプロアマには参加させていただいて、本戦にも出たいという気持ちはありました。ジュニアの頃から3ツアーズをテレビで観るのは楽しみにしていたので、そのなかで戦えることは非常に光栄に思っています」と念願かなっての出場なのだ。
大会最多優勝を誇るJGTOチームだが、近年は勝利から遠ざかっており、直近は5年前の17年大会までさかのぼる。この日はプロアマ交流会が行われ、同時にコースをチェックした比嘉。「僕がメンバーのなかで一番飛ばないんですけど、それでもコース的には長いと思わなかった。今年のメンバーを考えると、男子は思い切ってバーディを狙える。チャンスがあるんじゃないかと個人的には思っています」とニヤリ。
比嘉の言ったようにJGTOチームには、平均飛距離315.74ヤードをマークしてドライビングディスタンス賞を獲得した22歳の河本力をはじめ、キャリー300ヤードを超える21歳の蝉川泰果、同14位で26歳の星野陸也、同23位で24歳の大西魁斗、同28位で24歳の桂川有人と、300ヤード飛ばせる若手がそろっている。JGTOチームのティイングエリアは一番後ろとはいえ、飛距離はアドバンテージになりそうだ。
27歳の賞金王は「初出場にして僕が最年長。今年は若手が引っ張っていったんだなと思います。一人ひとりがものすごい自信を持って大会に臨んでいますし、勢いもあるので僕は心強いです」と話す。
比嘉はあす午前中の1stステージは賞金ランキング2位の星野とのコンビで、シニアツアー賞金王のプラヤド・マークセン(タイ)と塚田好宣のコンビと対戦。「マークセンとはレギュラーに出たときにも、何度か同じ組でラウンドさせてもらって飛距離でもスコアでも勝てなかった。そういう面では、マークセンには勝ちたいなという気持ちは個人的にあります」と静かに対抗心を燃やしている。
またJLPGAチームに関しても、「午前はJGAナショナルチームで一緒だった吉田優利さんと、午後は今年女王になった山下美夢有さんと回ることができる。女子プロとラウンドすることが今までなかなかなかったので、どういう強さがあるのか、どういう上手さがあるのかを間近で見て勉強したいと思っています」と、いいところは吸収していく考えだ。身長158センチの比嘉、163センチのマークセン、150センチの山下と、決して大きくはない今年のツアーNo.1たちの戦いにも注目したい。
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
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