イーサン・ホーク おぞましい形相のマスクをつけて少女をオノで襲う 「ブラックフォン 2」本編映像
イチオシスト
2025年11月21日より劇場公開される、スコット・デリクソンが監督を務める、「ブラック・フォン」の続編「ブラックフォン 2」から、イーサン・ホーク演じる連続殺人鬼グラバーの姿を捉えた、本編映像が公開された。
映像は、おぞましい形相のマスクをつけ、オノを構えた連続殺人鬼グラバーが、厨房でグウェン(マデリーン・マックグロウ)に詰め寄る、彼女の夢の世界にグラバーが初めて現れるシーン。むき出しの悪意を込めてオノを振り下ろし、執拗(しつよう)にグウェンへ襲い掛かるグラバー。グウェンが必死に抵抗するなか、友人のアーネストたちが飛び込んでくる。しかし彼らの目に映るのは、首を絞められているかのようなうめき声をあげながら床に転がるグウェンと、何もないところで揺れる照明だった。異様な光景に固まるアーネスト(ミゲル・モラ)たちにグラバーが気づくと、グウェンを壁に向けて激しく投げつけるのだった。
死者として現れたイーサン・ホーク演じる連続殺人鬼グラバー。脚本・製作のC・ロバート・カーギルは、「現世では人が死ぬと、その人間を形づくっていた“余計な部分”が消えていく。残るのは、もっとも強い核だ」と語り、「地下室の少年たちにとってそれは“恐怖”だった。フィニーの友人ロビンにとっては“道徳心”だった。だがグラバーの場合、それは“純粋な怒り”だ。彼は最後に自分の弟を殺したが、その罪を受け入れず、フィニーのせいにした。その憎悪こそが彼を死後の世界へと導いた」と、グラバーが再び兄妹の前に舞い戻った理由を語っている。
「ブラックフォン 2」は、前作の事件から4年後を描いた作品。今もトラウマに苦しむ17歳になったフィニーと、意志の強い少女へと成長した15歳になった妹のグウェン。夜な夜な3人の子どもが殺される悪夢を見るグウェンの説得で、現場となったウィンターキャンプの地へ向かった彼らが突き止めたのは、グラバーと自分たちの家族を結びつけるおぞましい真実だった。死してより強力になった最恐のサイコキラーに、フィニーとグウェンの兄妹が立ち向かう。
殺人鬼グラバーを演じるのは、前作に引き続きイーサン・ホーク。「ヒックとドラゴン」で主人公ヒック役を務めたメイソン・テムズがフィニー役を、「ラ・ヨローナ~泣く女」などのマデリーン・マックグロウがグウェン役を、それぞれ続投する。脚本・監督も、前作に引き続きスコット・デリクソンが務める。製作にジェイソン・ブラム、共同脚本・製作にC. ロバート・カーギル、キャラクター原案・原作にスティーヴン・キングの息子で「黒電話」の小説家ジョー・ヒルと、前作の製作陣が顔をそろえている。
【作品情報】
ブラックフォン 2
2025年11月21日(金)劇場公開
配給:東宝東和
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記事提供元:映画スクエア
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