ウソだろ!? 今平周吾が50グラム台の『R』をテスト→即実践投入か「1球も変な球は出ませんでした」
イチオシスト
8期連続優勝がかかっている今平周吾が、あすから始まる「ダンロップフェニックス」にて“秘密兵器”の投入を前向きに検討しているという。
今平といえば、9月に『TOUR AD FI』の『6SR』を導入したことで話題になったが、きょうのプロアマで試したというのが『5R1』。なんと男子プロが50グラム台のRシャフトを打っていたのだ。本人にその真意を聞くと、「『6SR』でもめちゃくちゃ良かったんですけど、(トップから切り返しで)もう少しタイミングを取りたいなという感じがありました。練習でもっとタメを感じたい、しなりを感じたいと思って『5R1』を作ってみたんです」という回答が返ってきた。
一般的に、ヘッドスピードが速い人が柔らかいシャフトを使うと、吹け上がったり、ヘッドが暴れたりというイメージがあるものの「つかまりはいいけど、吹けたりはしない。プロアマで試して、変な球は1球も出なかった」と完全否定。
その理由は「ヘッドが小さい」ことと、「シャフトが意外としっかりしている」ことだという。今平が愛用しているヘッドは2015年に発売された『RMX116』というヘッド体積445ccの小ぶりなヘッド。「大型ヘッドだとクラブが上を向きやすいと思うけど、このヘッドだから大丈夫なのだと思う」。また、シャフトについても「Rという感じはまったくしません。純正のものよりもしっかりしているんです」。キャディからは「距離も出ていて、16番では300ヤード近く飛んでいました」と、この組み合わせの相性の良さをうかがわせる発言も飛び出した。
プロだから、ヘッドスピードが速いから硬いシャフトを使うべきというイメージを持つ人は多いが、その考えは改めるべきなのだろう。大切なのは「タイミングが取れること」。「あす使う可能性もあります」と話す今平。8期連続優勝を目指す今平の“秘密兵器”がどんな効果を発揮するかに注目だ。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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