ニック・ダンラップ、TM未発表の『Qi4D』に関して、契約外で使った『G430 LST』との違いを明かす
イチオシスト
<ダンロップフェニックストーナメント 事前情報◇18日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7117ヤード・パー70>
海外招待選手のニック・ダンラップが明日開幕する「ダンロップフェニックス」への意気込みを語り、直近で変更したテーラーメイドの未発表ドライバー『Qi4D』について「今季前半はドライバーが課題だったけれど、今週はテーラーメイドの新しいドライバーに替えて今のところいい感じだ」と話した。
「以前使っていたピンのドライバー(G430 LST)だと、ボクはフェードを打ちたいのだけど、その曲がり幅が大きくなりすぎたり、反対にかかりにくくて逆球が出たりしていたんだ。『Qi4D』に替えてから、スピン量の幅が小さくなって弾道も安定した。トウヒットだと1700~1800回転くらいだったのが2000台前半になって、ヒールヒットでも3000回転くらいに収まった。スピン量が安定したから曲がり幅が少なくなった気がする」(ダンラップ)
PGAツアーで2勝した2024年の1Wスタッツは、平均307.3 ヤード(40位)でFWキープ率は55.25%(164位)だったダンラップ。ところが、今年は平均299.3ヤード(127位)でFWキープ率も51.6%(177位)に落としていた。この課題にコーチと取り組んできて、新しいドライバーでも改善が見られたのだとか。
ローリー・マキロイを代表に、多くの選手が直近で『Qi4D』を投入して結果を出しているように見えるが、ダンラップはどうか。512ヤードのパー4となった4番ホールを例に、そのドライバーの出来もカギとなる宮崎・フェニックスCC。初日からダンラップの1Wスタッツに注目していきたい。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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