福島浜通りシネマプロジェクト12月に開催決定!今後活躍が期待される若手監督やプロデューサーたちがリーダーに就任
イチオシスト
映画24区では、映画を活用したまちづくりの一環として、『福島浜通りシネマプロジェクト2025』を昨年度に続き、実施する。
内容は全国の学生や若者を対象にした『映画づくり体験』。開催日程は2025年12月16日(火)~20日(土)の4泊5日となる。

第4回目となる今年の福島浜通りシネマプロジェクトは3年間リーダーを務めた経験豊富な映画監督たちを一新し、今後の活躍が期待される若手監督やプロデューサーたちがリーダーに就任。4人中3人が初の企画参加というフレッシュな顔ぶれが揃った。
Aチームは映画「君が世界のはじまり」「宝島」にプロデューサーとして参加し、監督作の短編映画「ミルクレディ」が2025年の大阪アジアン映画祭でスペシャルメンションを受賞した宮瀬佐知子、初監督作品「これらが全てFantasyだったあの頃。」がぴあフィルムフェスティバル2024に入選、審査員特別賞を受賞した映像制作団体『世田谷センスマンズ』の林真子が担当。
Bチームは映画「夏、至るころ」にアシスタントプロデューサーとして参加後、初監督作品「すとん」が大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門で入選。その後二作目となる「心玉」を製作し、「すとん」と二本立てで今年8月よりポレポレ東中野を皮切りに劇場公開を果たした俳優の渡邉りか子、神戸芸術工科大学 映画コースを卒業し、現在は経済産業省の次世代クリエイター支援事業『創風』に採択され、木片を主人公にした短編映画「パッキン太郎」を制作中の映像制作団体『世田谷センスマンズ』北林佑基が担当することが決定。世界に負けない映画づくりに向けて、浜通り地域の魅力発信と映像文化産業の課題改善を掛け合わせた地域発展のモデルを検証していく。


全国から参加する学生や若者たちは、4泊5日の間、プロのスタッフによるサポートのもと、ロケハン、脚本づくり、撮影、編集まで自分たちで行い、最終日に完成した短編作品の上映会を行う予定だ。
〈募集概要〉
対象年齢:16歳(高1)~35歳 国籍・性別・映像制作の経験等は不問
実施期間:2025年12月16日(火)~20日(土) 4泊5日
実施場所:福島県双葉町
募集人数:12名(予定)
参加費用:無料
※5日間の宿泊ホテル・食事などは用意します
※JR双葉駅にて現地集合・現地解散(現地までの交通費は各自負担)
〈申込方法〉
映画24区 お申込みフォームより(こちら)
応募締切は11月20日(木)
※定員を超える場合は選考となりますのでご了承ください
公式ホームページ
https://fukushima-cinemaproject.jp/
映画24区
株式会社キネマ旬報企画が運営する映画レーベル。映画の企画・制作・映画人育成を担当。
これまで山形県鶴岡市を舞台にした地域映画「庄内三部作シリーズ」や、若手映画作家を起用した短編集「21世紀の女の子」の企画製作に参加。2018年に自治体主導の映画『ぼくらのレシピ図鑑』シリーズを立ち上げ、現在までに兵庫県加古川市、福岡県田川市、山梨県富士吉田市で製作、2025年製作の東京都清瀬市を舞台にした「ハローマイフレンド」が2026年2月に公開が決定している。
映画24区公式ホームページ http://eiga24ku.jp/
記事提供元:キネマ旬報WEB
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