片付けできない東大生「掃除できない…」荒れた部屋の理由 5年後に再訪:家、ついて行ってイイですか?
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イチオシスト
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11月9日(日)に放送した「家、ついて行ってイイですか?」(毎週日曜夜8時50分)では、東京・目黒区で出会ったりえさん(21)の家について行きました。
【動画】片付けできない東大生「掃除できない…」&全ては家族のため…超節約家パパの苦悩

コンビニのチキンを食べながら歩く女性を発見! 「家、ついて行ってイイですか?」と聞くと、「人が住むような部屋じゃないけど大丈夫ですか? それであればいいですけど…」と笑顔でOKしてくれました。ありがとうございます!
りえさんは東大生! ストレートで東大に合格しました。

お家に到着すると、玄関が物であふれています。「すみませーん! 友達すら呼べないのに、入れてしまって申し訳ないです」と取材Dに明るく謝るりえさん。
1Kのお部屋は物が散乱していますが、りえさんは一時的に物をどかしたり、膝の上にパソコンを置いたりして勉強しています。

東大生だけあり、本棚はぎゅうぎゅう! 「本を読むのがすごく好きなので、古書店で教育学や心理学の本をまとめ買いしています」。

キッチンではなく、お部屋の中に冷蔵庫が。中身は飲み物だらけですが、ここで、さっきコンビニで買ったアイスを入れ忘れていたことに気付いたりえさん。「私、どこに置いたんだろう?」と探す展開に。

キッチンは足の踏み場がなく、取材Dがつまづく場面もありましたが(笑)、シンクはとても綺麗!

ここで「なぜ部屋が散らかっているのか?」と聞くと、「私、これでもものすごく頑張っているんです…いわゆる高機能の発達障がいというかADHDなんです」と告白。
「物をしまうところまでできない。衝動性が強いので、考え事をして『あれだ』と思いつくと、物を置きっぱなしにして次の事をやっちゃう」と教えてくれました。
大学1年生の時に診断を受けたりえさん。「大学の授業は高校よりも時間が延びる。東大は105分だが、授業でジッとしてなきゃいけないだけでもストレスがかかる。昔から日常生活を送るのが大変だったが、それが普通のことだと思っていた。みんなその大変さを抑えて、我慢して頑張って過ごしていると思っていたが、話を聞いたら“どうもそうじゃない”と気がついた」。
しかしりえさんは、診断が出たことで楽になったそう。それまではずっと「自分の努力が足りないせい」と思い詰めていましたが、その悩みから解放されたとも。

りえさんが東大に進学した理由は、「他の大学が受からなかったから」。
例えば日本史の場合、他の大学は年号や起きた出来事を覚えるのが前提ですが、東大の試験は「どうしてその戦争に至ったのか」「その時の政治はどういう動きがあったのか」という大枠の流れを重視しているそう。文章を読むのが得意なりえさんは、「ストーリーとして物事を理解できた」と話します。
早稲田大学は問題が解けずに落ちたそうで、「東京大学の問題と私の特性が合っていた。東京大学さまさまですね。入れてくださってありがとうございます!」と笑顔に。
モットーは「できない事を頑張ってできるようにしよう」ではなく「できる事で全部代替しちゃおう」。「読むことならできる」と気付いた時のように「いろいろな工夫をしながら生きていくのもいいんじゃないか」と話します。

今の部屋は動線に合わせて物の配置を変え、「これでも過ごしやすくなった」とのこと。ストレスフリーでにスムーズに行動できています。
最後にりえさんの夢を聞くと、「ADHDでもこんな感じで生きていけますということを示していきたい。大変な思いをする子どもたちがどうやったら生きやすくなるのか、過ごしやすい世界になってほしい…今はその研究をしています」と教えてくれました。
取材から5年後、りえさんのお家を訪問すると、部屋に変化が…! さらに驚きのビジネスも始めていました。続きはぜひ、TVerで!
日曜夜8時50分からは、「家、ついて行ってイイですか?」を放送!
▼20年の空白…元妻を看取った男性の想い
▼取材中に突然「幸せとは?」哲学オジ
▼「パパになって」シンママ一家と格闘技男
▼「本当のママは」21歳ギャル深夜の涙
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りえさんは東大生! ストレートで東大に合格しました。

お家に到着すると、玄関が物であふれています。「すみませーん! 友達すら呼べないのに、入れてしまって申し訳ないです」と取材Dに明るく謝るりえさん。
1Kのお部屋は物が散乱していますが、りえさんは一時的に物をどかしたり、膝の上にパソコンを置いたりして勉強しています。

東大生だけあり、本棚はぎゅうぎゅう! 「本を読むのがすごく好きなので、古書店で教育学や心理学の本をまとめ買いしています」。

キッチンではなく、お部屋の中に冷蔵庫が。中身は飲み物だらけですが、ここで、さっきコンビニで買ったアイスを入れ忘れていたことに気付いたりえさん。「私、どこに置いたんだろう?」と探す展開に。

キッチンは足の踏み場がなく、取材Dがつまづく場面もありましたが(笑)、シンクはとても綺麗!

ここで「なぜ部屋が散らかっているのか?」と聞くと、「私、これでもものすごく頑張っているんです…いわゆる高機能の発達障がいというかADHDなんです」と告白。
「物をしまうところまでできない。衝動性が強いので、考え事をして『あれだ』と思いつくと、物を置きっぱなしにして次の事をやっちゃう」と教えてくれました。
大学1年生の時に診断を受けたりえさん。「大学の授業は高校よりも時間が延びる。東大は105分だが、授業でジッとしてなきゃいけないだけでもストレスがかかる。昔から日常生活を送るのが大変だったが、それが普通のことだと思っていた。みんなその大変さを抑えて、我慢して頑張って過ごしていると思っていたが、話を聞いたら“どうもそうじゃない”と気がついた」。
しかしりえさんは、診断が出たことで楽になったそう。それまではずっと「自分の努力が足りないせい」と思い詰めていましたが、その悩みから解放されたとも。

りえさんが東大に進学した理由は、「他の大学が受からなかったから」。
例えば日本史の場合、他の大学は年号や起きた出来事を覚えるのが前提ですが、東大の試験は「どうしてその戦争に至ったのか」「その時の政治はどういう動きがあったのか」という大枠の流れを重視しているそう。文章を読むのが得意なりえさんは、「ストーリーとして物事を理解できた」と話します。
早稲田大学は問題が解けずに落ちたそうで、「東京大学の問題と私の特性が合っていた。東京大学さまさまですね。入れてくださってありがとうございます!」と笑顔に。
モットーは「できない事を頑張ってできるようにしよう」ではなく「できる事で全部代替しちゃおう」。「読むことならできる」と気付いた時のように「いろいろな工夫をしながら生きていくのもいいんじゃないか」と話します。

今の部屋は動線に合わせて物の配置を変え、「これでも過ごしやすくなった」とのこと。ストレスフリーでにスムーズに行動できています。
最後にりえさんの夢を聞くと、「ADHDでもこんな感じで生きていけますということを示していきたい。大変な思いをする子どもたちがどうやったら生きやすくなるのか、過ごしやすい世界になってほしい…今はその研究をしています」と教えてくれました。
取材から5年後、りえさんのお家を訪問すると、部屋に変化が…! さらに驚きのビジネスも始めていました。続きはぜひ、TVerで!
日曜夜8時50分からは、「家、ついて行ってイイですか?」を放送!
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記事提供元:テレ東プラス
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
