例年以上の豊作!? 高市首相も大好き! これがコンビニ中華まん内閣2025だ!!!
イチオシスト

バラエティー豊かなコンビニ中華まん
高い内閣支持率で政権をスタートさせた高市早苗首相。持っているバッグやボールペンが注目されるなら、大好物の「豚まん」も話題になっていいはずだ。
そこで、現在発売中のコンビニ中華まんを紹介しながら、主要な閣僚に当てはめてみた。これが最新の「コンビニ中華まん内閣」だ!
*重さやサイズはすべて編集部調べです *価格は税込価格です *店舗によっては取り扱いのない場合もあります
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【中華まんから和食まんの傾向に!?】今年10月、「好きな食べ物は豚まん」という高市早苗首相率いる新内閣が発足した。
中でも注目された閣僚は、小泉進次郎防衛大臣、片山さつき財務大臣、小野田紀美経済安全保障担当大臣らだ。
そこで、そんな高市内閣の主要閣僚がどんな中華まんに当たるのか、今年のコンビニ各チェーンの中華まんラインナップを解説しながら、考えていきたい。
まず、高市首相はもちろん「豚まん」だ。フードジャーナリストのはんつ遠藤氏が、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの中から高市氏に似た豚まんを解説する。

もちもち×ずっしり 大入り豚まん 250円(セブン-イレブン)【重さ】約148g【直径】約10cm【厚さ】約4.5cm
特撰 豚まん(醤油) 270円(ローソン)【重さ】約140g【直径】約9cm【厚さ】約5.5cm
極旨 黒豚まん 240円(ファミリーマート)【重さ】約127g【直径】約8cm【厚さ】約4.5cm
「セブン-イレブンの『もちもち×ずっしり 大入り豚まん』(250円)は、"大入り"というだけあって、全体的に大きいですし、具もボリュームがあります。また、具には適度な甘さとなめらかさがあって、すごくバランスの取れた仕上がりになっています。
ローソンの『特撰 豚まん(醤油)』(270円)は、2種類の醤油を使っていますが、そこまで醤油の味が強いわけじゃありません。逆にしっとり爽やかな感じがします。この商品は醤油味と塩味があるので、醤油ラーメン、塩ラーメンのようにその日の気分で味を選ぶこともできます。
ファミリーマートの『極旨 黒豚まん』(240円)は、包み紙から気合いが入っています。名前が筆文字のような書体で書かれていて重厚さを感じます。また、具には濃厚さとうまみがあり、皮はモチモチしていて、中華街の肉まんに一番近いという気がしました。
この中から高市首相を選ぶとしたら、気合いの入っている感じから、ファミリーマートの『極旨 黒豚まん』のように思います」
高市首相らしさをその味でぜひ、確認してほしい。
では、そのほかの中華まんをコンビニごとに見ていこう。
まずはローソンから、「オーベルジーヌ監修 カレーまん」(215円)。

オーベルジーヌ監修 カレーまん 215円【重さ】約86g【直径】約8cm【厚さ】約4cm
「オーベルジーヌは本格欧風カレーの宅配のお店で、ロケ弁でも有名で芸能人のファンも多いようです。そのためカレーの完成度が高く、高級感が味わえる中華まんになっています」
カレーといえば海軍カレーで有名な横須賀。横須賀には海上自衛隊の基地もあることから、これは小泉進次郎防衛大臣ではないだろうか。
次に「森半監修 抹茶ショコラまん」(195円)。

森半監修 抹茶ショコラまん 195円【重さ】約72.5g【直径】約8cm【厚さ】約3.5cm
「森半は抹茶など日本茶の老舗店です。その森半が監修した抹茶とチョコのコラボ商品。とろ~りとしたチョコに抹茶の風味が加わっていて、和と洋の両方の良さが楽しめます。デザートスイーツ系の中華まんです」
小野田紀美経済安保担当大臣は、クールジャパン戦略や外国人政策担当の大臣も兼務する。まさに「抹茶ショコラまん」のような和洋折衷の妙が求められる人物だ。
そして「大学いもまん」(198円)。

大学いもまん 198円【重さ】約74g【直径】約8cm【厚さ】約4cm
「普通はペースト状にした大学いもを入れそうなものですが、これは大きめにカットされた大学いもが中に入っていて主張が強く、かなりインパクトある商品です。甘みもしっかりあり、和スイーツといってもいいかもしれません」
和スイーツのように、日本を代表し、主張が強くなければ渡り合っていけないのは外務大臣だ。「大学いもまん」は、茂木敏充(としみつ)外務大臣と言えるだろう。
次はセブン-イレブン。最初は「もちふわ×とろ~り ピザまん」(170円)。

もちふわ×とろ~り ピザまん 170円【重さ】約90.5g【直径】約8.5cm【厚さ】約3.5cm
「これはセブン-イレブンの定番商品ですが、今年は少し改良されたように感じます。
昨年のものと比べて、皮がさらっとしています。また具もトマトのフレッシュ感や酸味はそのままですが、今年はチーズのとろ~り感が増したように感じます。とろ~り重視にかじを切ったのではないでしょうか」
ピザといえばイタリアだが、アメリカ人も大好きな食べ物だ。そんなアメリカのトランプ大統領と厳しい関税交渉をまとめたのが赤澤亮正(りょうせい)経済産業大臣だ。石破茂政権での経済再生担当大臣からの横すべり人事ということで、ピザまん同様"定番化"しつつあると言えるかもしれない。
そして「じゃがまるくん(ポテト&ミート)」(150円)。

じゃがまるくん(ポテト&ミート) 150円【重さ】約72.5g【直径】約7cm【厚さ】約5cm
「これは1983年に発売されたスナック『じゃがまるくん』を中華まんにした復刻商品です。皮は割としっかりしていて、具は"柔らかい肉じゃが"のような感じです。お惣菜の延長線上にあるような商品で、中華まんというより"和食まん"といったほうがしっくりきます」
和食といえば日本の味。国内に広く目を向ける省庁、つまり総務省だ。林 芳正(よしまさ)総務大臣を"じゃがまるくん"と呼んだら怒られるだろうか。
最後はファミリーマート。まずは「紅茶香るアップルフロマージュ」(200円)。

紅茶香るアップルフロマージュ 200円【重さ】約88g【直径】約8cm【厚さ】約3cm
「ものすごく大ざっぱにいうとアップルパイみたいなもので、ケーキ屋さんに置いてあってもおかしくない商品です。ただ、皮はパイのように焼いているのではなく蒸しています。ですから中華まんのジャンルに入れてあるのでしょう。
甘さがあって、紅茶の香りもあって、きらびやか。スイーツに限りなく近いと思います。しかし、ケーキと違ってレジ前のスチーマーで温めてあるのでおいしさが格段に上がります」
おしゃれで紅茶の香りが漂う大臣といえば、『ベルサイユのばら』の登場人物のような巻き髪が似合っている片山さつき財務大臣だろう。片山大臣が「紅茶香るアップルフロマージュ」を食べた感想をぜひ聞きたい。
次は「けんちんまん」(178円)。

けんちんまん 178円【重さ】約101g【直径】約8.5cm【厚さ】約5cm
「大根やニンジンなど4種類の野菜とこんにゃく、豚肉を細かく刻んで、醤油と味噌で甘じょっぱく煮込んだ具が入っています。野菜の占める割合が多いので、ヘルシーな商品ではないでしょうか」
けんちん汁や豚汁などは、炊き出しで出されるイメージがある。炊き出しといったら石原軍団が有名だ。そんな石原軍団に関係が深い人物といえば石原宏高(ひろたか)環境大臣ではないだろうか。ぜひ、率先して炊き出しをしてほしい。
最後は「背脂ニンニク月見まん」(210円)。

背脂ニンニク月見まん 210円【重さ】約119g【直径】約9cm【厚さ】約4.5cm
「これはすごいです。若い男性が特に好んで食べているようで話題になっていますが、背脂とニンニクが利いている濃厚醤油味の肉まんです。その中にとろっとした卵黄風ソースが入っています。
ガッツリ系のラーメンを中華まんにしたような商品で、これができるのならば、次は例えば激辛の『蒙古タンメン中本まん』も可能だと思います。今回、中華まんの新たな方向性を示したのではないでしょうか。ジャンクな味が好きな人たちは大喜びしているはずです」
内閣の要としてガツンと君臨し、新たな方向性を示している閣僚といえば、木原 稔(きはら・みのる)内閣官房長官ではないだろうか。56歳とまだ若く、「背脂ニンニク月見まん」もきっと好きなはずだ。
さあ、君の推し中華まんは決まっただろうか。
日に日に寒さが増す季節。コンビニで温かい中華まんを買って高市政権のことを考えてみるのも悪くないと思う(?)。
取材・文/村上隆保
記事提供元:週プレNEWS
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