Carry Onが所属クリエイターに関する報道について声明 韓国での捜査開始受けてか

イチオシスト
11月11日、株式会社Carry On(キャリオン)が所属クリエイターに関する一部報道について声明を発表しました。
Carry Onが声明を発表
Carry Onは、YouTuberをはじめとするクリエイターマネジメント事業を展開する会社で、「きまぐれクック」(登録者数1450万人)や「ブライアン」(同309万人)、「あやなん」(同199万人)などが所属しています。
11日、Carry Onは「弊社所属クリエイターに関する一部報道について」と題する声明を発表しました。現在は本人と連絡を取りながら、状況の確認を進めているといい、「正確な情報把握のため、引き続き慎重に確認を行っております」と説明。「断定的な発信や、関係者への誹謗中傷・攻撃的な投稿は、どうかお控えくださいますようお願い申し上げます」と呼びかけました。
この声明では具体的な内容に何も言及されていませんが、「韓国人先生デボちゃん」(登録者数96万人)が、韓国警察の捜査対象になった件と考えられます。
デマ情報で捜査対象になった件か
デボちゃんは日本在住の韓国人YouTuberで、日本向けに韓国の情報を発信しています。先月22日、「最近ビザなしで韓国に入国した犯罪者中国人達の殺人と臓器売買問題がやばい」と題した動画と投稿。その中で、韓国で下半身のみの遺体が37体発見され、非公開で捜査中の事件が150件に上るといった話を取り上げ、韓国の治安悪化について注意喚起していました。
今月4日、韓国のテレビ局JTBCがこの動画を取り上げ、デマ情報だと否定。さらに5日には、韓国の警察がデボちゃんに対する捜査を開始したと報じられました。同日、デボちゃん自身も動画で、警察の捜査を受けることになったと報告しました。
これを受けてか、同様に韓国の治安や政治問題に言及していた韓国人YouTuberが次々と動画を削除する事態となり、Xでは、韓国についてネガティブな情報を発信していた韓国人YouTuberへの批判の声が上がりました。
デボちゃんはCarry Onに所属しており、批判の対象となった韓国人YouTuberのうち複数がCarry Onに所属していることに言及するユーザーも現れていました。今回のCarry Onの声明はこうした状況を受けてのものと考えられます。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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