LIV出場権争いは残り2戦 シンガポール高額大会に比嘉一貴、池村寛世ら日本勢4人が出場
イチオシスト
<マオタイ シンガポールオープン 事前情報◇5日◇ザ・シンガポールアイランドCC(シンガポール)◇7295ヤード・パー72>
全9戦で構成されるインターナショナルシリーズの第8戦が、シンガポールで開催される。賞金総額は200万ドル(約3億740万円)、優勝者には36万ドル(約5500万円)が付与される高額大会だ。
そもそも『インターナショナルシリーズ』とは何か。LIVゴルフがスタートした2022年に創設され、アジアンツアーの公式スケジュールの中に組み込まれている。通常のトーナメントでは最高でも100万ドル(約1億5300万円)という賞金総額だが、インターナショナルシリーズはいずれもその2倍規模のビッグマネーがかけられている。
今年はインド、マカオ、日本、モロッコ、インドネシア、フィリピン、香港、シンガポール、サウジアラビアの9カ国で開催。独自のポイントレースも実施されており、上位2名には来年のLIVゴルフ出場権が与えられる。
ポイントレースで現在1位を走るのは、日本ツアーでも優勝経験のあるスコット・ビンセント(ジンバブエ)。もちろん今大会にも出場する。日本勢では同ランキング9位の比嘉一貴を筆頭に、池村寛世、浅地洋佑、村上拓海の4人が参戦する。
比嘉は9月の「シンハンドンヘオープン」「ヤンドーTPC」でアジアンツアー2連勝。2週前の「インターナショナルシリーズ・フィリピン」でも2位の好成績を収めており、ツアーの年間ポイントランキングで1位に立っている。池村も先週の「LINK香港オープン」で3位に入り、いい流れでシンガポール入りしている。
LIVからはポール・ケーシー(イングランド)、テイラー・グーチ(米国)、トーマス・ピータース(ベルギー)ら実力者たちも参戦。世界の強豪が集う熱戦が展開される。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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