アプリ開発の女子向け世界コンテスト 全国から参加者募集
イチオシスト
IT分野のジェンダー・ギャップの解消を目指すNPO法人Waffle(東京都港区)は、国際的なアプリ開発コンペティション「Technovation Girls 2026」に出場する女子中高生を募集している。
同コンペティションは、米国のSTEM(科学、技術、工学、数学)教育NPO法人Technovationが主催する、女子を対象にした世界最大級のテクノロジー教育プログラム。2025年度は117カ国から3万3000人が参加した。日本ではWaffleが公式アンバサダーを務め、出場者を支援する6カ月の独自プログラムを実施する。
参加者は最大5人のチームを組み、自らが設定した社会課題をテクノロジーで解決する方法を6カ月にわたり検討。成果物としてアプリを開発し、米国で開かれるグローバルコンペティションに応募する。Waffleでは、グローバルコンペティションとは別に、2026年6月に日本独自の公式ピッチイベントを開き、事前審査で選抜されたチームがスポンサー企業の審査員にプレゼンし、評価を受ける機会も設ける。また、IT業界で実際に活躍する女性起業家やエンジニアの話を聞けるのも特徴だ。
プログラムには、2025年12月1日時点で13歳以上、かつ26年8月1日時点で18歳以下となる女性、および性的マイノリティーが応募できる。日本在住で日本語が話せれば参加でき、国籍・人種は問わない。プログラム期間中に行われる、合計30時間程度の講座への出席など、活動時間の確保が必要になる。参加費は無料。
応募締め切りは、2025年11月23日。オンラインの事前説明会が11月16日に行われる。2025年度は、全国44都道府県から過去最多の88チーム、440人がエントリーし、選抜された20チームが日本公式ピッチイベントに参加した。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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