2025年のグラビア界を賑わすsejuの大型新人・溝端葵が語る初グラビアの記憶「宣材も何もないまっさらな状態で顔見せに行き、撮影が決まりました」
イチオシスト

『週刊プレイボーイ』に登場する女性たちに「初グラビア」にまつわるエピソードや当時の想いを聞く連載、『初グラビア物語~My First Gravure Story~』。今回はsejuの大型新人・溝端葵(みぞばた・あおい)さんによる前編。
溝端さんは2025年、『週刊プレイボーイ』12号に初登場し、「sejuの大型新人」の触れ込みとともに初グラビアを披露。その圧倒的な美貌と抜群のスタイルの良さでたちまち大反響を呼び、さらにアザーカットを収めたデジタル写真集も大ヒット。2025年3月のグラジャパ!マンスリーランキングでも他のタレントを抑え、堂々の第一位を獲得した。
早速、第二回の撮り下ろしが決まり、26号の表紙巻頭に登場。そのグラビア人気を決定付けた。以降、週刊誌、マンガ誌の表紙巻頭を飾り、登場の度に大きな話題に。いまなおその人気は天井知らずで、デビュー1年を待たずして、2025年のグラビアの顔として記憶されること必至だ。
ただ、彼女がデビュー前にどんなキャリアを積み、学生時代をどう送ってきたのかなどはこれまで深く語られていない。もっと彼女のことを知りたいと思うファンも多いはず。そこで今回は彼女にとって初となるロングインタビューを敢行。気になる学生時代、デビューまでの経緯、そして初グラビアに関するエピソードを赤裸々に語ってもらった。

『週刊プレイボーイ』2025年12号(撮影/Takeo.Dec)より
ーー週刊プレイボーイにゆかりのある方々に、初グラビアの思い出をその前後と合わせてお伺いしています。取材前に調べたんですが、溝端さんはデビューするまでのことをあまり詳しくお話されていないですね。ミステリアスというか......。
溝端 いやいや。お話しする機会がなかっただけですよ(笑)。でもそんな面白い話あるかな。まぁ、聞いていただければ。
ーーではお願いします! 溝端さんは大阪生まれで大阪育ち。幼い頃から目立つ子でしたか? それこそスカウトされるような。
溝端 目立っていたのかはわからないですけど、スカウトはあります。小さい頃からファッション誌が好きで、小学校6年生のときに雑誌のモデルオーディションに応募したんです。最終審査で落ちたんですけど、その東京での審査の後、母と原宿へ行ったら、次々とスカウトされて。気づいたら行列になっていたことがありました(笑)。
ーー行列!? それはすごい! ではどちらかに所属を?
溝端 中でも最も熱心に誘ってくれた事務所に所属しました。当時はモデルと女優志望でいくつかの広告に出演しました。中学3年生の時にはミスセブンティーンに応募。でもまたしてもファイナルで落ちちゃいましたけどね。高校に入るタイミングで上京を勧められたんですけどお断りして、事務所も退所しました。

ーーそれはなぜ?
溝端 こう見えてじつは私、中学の時、成績がオール5だったんです(笑)。受験を頑張って、行きたい高校があったんですよね。あと、ちょうどコロナ禍で業界全体で仕事が減っていたんです。
ーー学校生活を充実させたかったんですね。それにしてもオール5とはまたしてもすごい! 勉強や運動からすべて優秀だったんですね。高校時代はダンス部に入り、全国大会に出るほど活躍したとか。
溝端 ダンスはめちゃくちゃ励みました。ダンス部は、すごく華やかだったんです。そんな中での高校生活。謳歌しましたね。ザ・青春って感じです(笑)。その後は大学に進学して、バイトするなど、普通に生活していました。
ーーアルバイトは何を?
溝端 塾講師です。あと化粧品の販売をしていました。
ーー溝端さんが塾講師!? 生徒がうらやましいです(笑)。そこからどういう経緯で再び、芸能の世界へ?
溝端 大学3年生の時、就職について考えたんですけど、高校入学時に芸能の仕事を辞めたことが心残りで。あとずっと大阪にいたからオーディション自体、それほど受けていなかったし、演技のレッスンも受けたことがなかったんです。なのでイチからやり直したいなって。そこで芸能スクールの大阪校に1年間通いました。
ーーそうだったんですね。1年間にわたり、しっかりお芝居を学んでいたとは。初耳です。そうした芸能スクールは卒業時にたくさんの芸能事務所を集め、公開オーディションを実施しますよね。
溝端 はい。一人ずつ演技を披露するんですけど、私もしっかり受けました。

ーーそれで現在所属しているsejuに?
溝端 いえ、sejuはその時ではなくて、その半年ほど前にSNSにDMをいただきました。私のTikTokを見て、興味を持ってくれたらしくて。いまの時代、SNSで広く認知されることが女優への近道かと思って、スクール在籍時からTikTokなどを励んでいたんですけど、そうしたSNS重視の考え方がsejuの方針とも合致したんです。スクールを卒業、大学を卒業のタイミングで入所し、同時に上京しました。
ーーそうだったんですね。そこから本格的に芸能の道へ。さて、初グラビアの話になりますが、溝端さんは『週刊プレイボーイ』2025年12号(3月10日発売)に初登場し、水着姿を初披露しています。この号はsejuのタレントさんがグラビアの誌面をジャックする特集号でした。
溝端 タイミングがよかったんでしょうね。でも、それまで宣材もなかったんです(笑)。sejuに入って本当にすぐの仕事でした。
ーーグラビアは事務所から勧められたんですか?
溝端 そうです。グラビアはほとんど見たことなくて、ひとまず話を聞いてみようと週プレの編集部に顔見せに行きました。そこでseju関連のグラビアを見せてもらったら素敵なものばかり。これならやってみたいと思いました。
ーー当時、すでに登場されていたのは、榎原依那さん、本郷柚巴さん、桑島海空さん、大熊杏優さんら。どちらのグラビアもナチュラルでキレイなものばかりです。
溝端 でもだからこそ不安になった部分もあって。じつは母からは「太っているよ」とよく言われていたんです(笑)。なのでこんな風にやれるのかなって。担当編集さんにプールでの写真を見てもらい「大丈夫だよ!」と言っていただいたので、決心がつきましたけど。
ーーその時点でフィッティング(水着の試着)もしていなかったんですよね。ある意味、編集部も英断というか。seju所属だから、信頼していたとはいえ、カメラマンだって撮影にどんな子が来るのかわからないでしょう。
溝端 本当にそうですよね。宣材も何もないまっさらな状態で顔見せに行き、決まったわけですから。今思えば本当にびっくりです。
ーーこのグラビアは鎌倉周辺のスタジオで撮影したとか。現場に到着して、即フィッティングされたと思いますけど、水着を見た時の心境は?
溝端 あまりにも小さすぎてびっくり(笑)。余計に大丈夫かなって不安になりました。でも着替えていたらスタイリストさんが「めっちゃいい!」って何度も言ってくださって。「あ、大丈夫なんだ」ってホッとしましたね。
ーーその水着姿を見て他のスタッフも!?
溝端 「おーっ! いいね!」って口々に喜んでくれました。で、これも着てみてって次々と水着を目の前に出してくれて。結局ほとんど着たのかな(笑)。
ーーあまりにスタイルが良いから、いろいろと見てみたくなったんでしょうね。撮影は緊張しました?
溝端 しなかったです。何もわからなかったので、カメラマンさんの指示についていくことで精一杯。あと2月の撮影で寒かったのもあります。涼しげな表情をしていますが、じつはすごく鳥肌がたっていました。いずれにせよ緊張どころじゃなかったです(笑)。
ーー好きなカットはあります?
溝端 見開きのカットです。大人っぽい雰囲気で、最初見た時「うわっ!こんな表情できるんだ」って驚いちゃいました。水着の色もいいし、光が射す感じもキレイですよね。あとは扉になったカットも好きです。

『週刊プレイボーイ』2025年12号(撮影/Takeo.Dec)より
ーーどちらもお見事です。そして掲載号が発売。ご自身で買いに行きました?
溝端 はい。コンビニへ行きました。不思議な感覚でしたね。自分の載っている雑誌がコンビニに置いてあって、自分で買いに行くって(笑)。発売時は少しでも売り上げ伸ばしたいから、家族にも買ってと言いましたよ。そうしたらおじいちゃん、おばあちゃんも買ってくれて。溝端家には5冊くらい、この号があります(笑)。
ーーその溝端さんのグラビアは大好評! アザーカットを収めたデジタル写真集も大ヒットし、3月のグラジャパ!ベストセラーランキングで堂々、第1位を獲得しました! まっさらな新人さんが圧倒的な好結果を出し、「逸材だ」と編集部のみんながびっくりしていました。
溝端 マネージャーさんから、これくらい売れてるよとか聞いていたんですけど、それがどの程度のものなのかさっぱりわからなくて。グラジャパ!のデイリーで1位、ウイークリーで1位だとか言われてもピンと来てなくて、「へーそうなんだ」って感じでした。グラビアを撮ることになったのも急な話だったし、それまでの自分とはあまりに遠い世界だったから実感が沸かなかったんでしょうね。
ーーそして早速、2回目の撮影が決定。しかも表紙・巻頭を飾ることに!
溝端 そのお話を聞いた時は、もうめっちゃ嬉しかったです。「え? 週プレの表紙に出られるの?」って。その時、やっと実感しましたね。自分のグラビアの評判がすごくよかったんだって。

●溝端葵(みぞばた・あおい)
2001年5月3日生まれ
大阪府出身 身長163㎝
血液型=A型
趣味=岩盤浴、サウナ、水族館に行くこと、フレグランス集め
特技=セルフジェルネイル、ダンス、バドミントン
公式Instagram【@aoi_mizobata】
公式TikTok【@aoi_mizobata】

『ガチでブレイクする5秒前』 撮影/Takeo dec. 価格/1100円(税込) 記念すべき初グラビアを収めた、大ベストセラー。サラサラ黒髪ロングとキュートな笑顔、キュッとくびれたウエストにスラリと伸びる脚......と顔、スタイルともに抜群。初めてのビキニとは思えない堂々とした姿に引き込まれてしまいます!
取材・文/大野智己 撮影/荻原大志
記事提供元:週プレNEWS
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
