雨穴、『変な家』の完全版長尺動画を公開 賛否あった映画版への“皮肉”と捉える声も

イチオシスト
10月24日、小説家でYouTuberの「雨穴」(登録者数177万人)が「【完全版】変な家」と題した長編動画を公開しました。
ほぼ映画1本分の大ボリューム
不可解な家の間取りに秘められた恐ろしい謎に迫っていく不動産ミステリー『変な家』は、2020年にWebメディア「オモコロ」の記事として始動し、「【不動産ミステリー】変な家」としてYouTube動画化。翌2021年に刊行された小説版はベストセラーとなり、2024年3月には映画版が公開されました。
今年10月17日、雨穴は出版社の許可を得て書籍の内容を再構成し、約4万字にも及ぶ長編「【完全版】変な家」をオモコロ上に無料公開しました。
それに引き続き、このたび雨穴は「【完全版】変な家」の動画版をYouTubeに公開しました。2020年投稿の「【不動産ミステリー】変な家」が20分ほどの動画時間であったのに対し、今回の「完全版」は104分と映画1本分のボリュームがあります。
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原作改変の劇場版への“皮肉”?
書籍版とは一味違った展開で、明かされなかった謎が解明されるシナリオに、視聴者からは驚嘆の声が上がっています。コメントの中には昨年公開の劇場版に言及し、今作を映画への“皮肉”として解釈する声もみられました。
映画が酷すぎたから本人が完璧な作品仕上げたの草すぎる
雨穴さんはジャンプスケアをやらないっていう絶対的な自信があるから安心して見れる。映画と違って
劇場版に対する【完全版】なんやろなあ・・・本当はジャパニーズホラーじゃなくてこういうモキュメンタリー風な実写作品を望んでいたんだろうか
といった反応が寄せられていました。
間宮祥太朗と佐藤二朗が主演を務めた劇場版は、「キャラ設定やストーリーの改変に無理がある」「ミステリではなくホラー要素が前面に押し出されている」といった評価が多数を占め、不満を抱く原作ファンも少なくありませんでした。
映画が封切られて間もなく、雨穴はXで『ゴミ』と一言だけポストしていました。投稿は短時間で削除されており、この一言が映画の出来に対してのものかは定かではありません。しかし、公開のタイミングと重なっていたことから、ファンの間では「原作改変されてブチギレているのではないか」などという憶測が飛び交いました。
雨穴は今回の動画のラストで、10月31日に書籍最新刊『変な地図』が発売されることを告知しています。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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