これはきっぷ…?いや、名刺だ!本物のきっぷ印刷会社が作る「名刺」が鉄道ファンの心を鷲掴み
イチオシスト

「はじめまして」の挨拶で交換する一枚の名刺。そこに、かつて駅員さんから手渡された、あの硬い厚紙の「きっぷ」の感触と懐かしさが蘇る——。
そんな、鉄道ファンならずとも誰もが心をくすぐられるユニークな名刺サービス「KIPPU LABO.」をご存知でしょうか。手がけるのはなんと、長年本物のきっぷを印刷してきた山口証券印刷株式会社。その道のプロが伝統の技術を注ぎ込んで生み出す名刺は、まさに”本物”の風格を漂わせています。
あの頃の旅情が蘇る「A型硬券」風デザイン
「KIPPU LABO.」の主力商品は、昔ながらの「A型硬券」やJRの「特急券」を忠実に再現した名刺です。日付や駅名が印字されたクラシックなデザインはもちろん、指先に伝わる独特の厚みと質感は、本物の印刷会社だからこそなせる業。
名刺交換の場でこの一枚を差し出せば、ただの挨拶では終わらない、思い出話に花が咲くきっかけになること間違いなしです。
女子鉄アナウンサーとの限定コラボ「特急券風名刺」も!
さらに、”女子鉄アナウンサー”として知られる久野知美さんとコラボレーションした「特急券風名刺」も2026年2月27日までの期間限定で販売中です。

商品は久野知美さんの直筆サイン入り名刺1枚と、ご自身のオリジナル名刺100枚のセット。一般的なものと同じサイズ(91×55mm)ですが、特急券のフォーマットを巧みにデザインに落とし込んでいます。価格は100枚入りで9,000円(税込)。専用のBOXも付属し、コレクションアイテムとしても所有欲を満たしてくれます。裏面には磁気券を模した印刷が施されるなど、細部にまでこだわりが光る逸品です。
これらの名刺は公式サイトから注文できる完全受注生産品。注文月の翌月から製造が開始され、そのさらに翌月上旬にお手元に届きます。(例:4月中の注文で、5月上旬に製造開始、6月上旬に納品)
実在の駅名や路線名の入力はNG
きっぷ風名刺らしい「注意点」も……。本物のきっぷと見間違えるほどのクオリティだからこそ、実在の駅名や路線名を使用して乗車券や入場券を偽造したと疑われるようなデザインにすることは固く禁じられています。あくまで「名刺」として、節度を持ったオリジナルデザインを楽しみましょう。
ビジネスシーンでの第一印象を劇的に変えるかもしれない「硬券名刺」。次の”出発”に向けて、こだわりの一枚を仕立ててみてはいかがでしょうか。
鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)
記事提供元:鉄道チャンネル
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