今年の秋冬は陸っぱりライトゲームに入門しよう 初めに揃えるべき釣具を紹介
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アジングシーズン到来 アジングとは主にアジをルアーで狙うライトゲームの代表格だが、そのベストシーズンが秋から冬にかけての10月から12月である。この時期はアジの活性が高くなり、沿岸の浅場にも群れが寄っ …

秋冬。年内の10月〜12月は、ライトゲームが盛り上がるシーズンだ。アジング、メバリング。釣具店でもこの時期に合わせてルアーやタックルが充実を見せ、これからライトゲームを始めたい人や、いっそう釣果を伸ばしたい人にとって絶好の買い時となっている。では、具体的に何を買うべきなのか?
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・井上海生)
アジングシーズン到来
アジングとは主にアジをルアーで狙うライトゲームの代表格だが、そのベストシーズンが秋から冬にかけての10月から12月である。この時期はアジの活性が高くなり、沿岸の浅場にも群れが寄ってくるため、オカッパリからでも釣りを楽しめる。
釣具店の店頭にはアジング用のワームやジグヘッド、メタルジグなどが豊富に並び、シーズンに合わせた新製品も多く出回っている。特に初心者にとっては、このタイミングでの装備の充実が釣果に直結するため、購入計画をしっかり立てることが重要だ。

まずはタックルを購入する。アジングロッドは5ft台がトレンドだ。リールはスピニングの1000番にエステルラインの0.25号が入門者には最適だろう。安くしようと思えば、タックル1本1.5万円程度。
基本はジグ単
ライトゲームのルアーは多種多様だが、アジングで特に欠かせないのはワーム、ジグ単(ジグヘッド+ワーム)である。群れが濃いならメタルジグも取り入れたいが、まあ基本的にはジグ単だけでいい。
ワームはアジの繊細なバイトを誘発する柔らかい素材で、サイズやカラーも豊富である。ワームに関しては1.5インチ前後で3種もあればいい。何よりも重要なのは、ジグヘッドのウェイトを細かく揃えることである。
例えば0.3g、0.5g、0.8g、1.0g、1.5g……と揃えておくと、状況に応じて適切な対応ができる。アジは特にヘッドのウェイトを選ぶ魚なので、0.8gを基準に探りを入れ、低活性ならより軽くしていく。逆にマヅメ時など高活性時には、1.5gを基準に魚の反応を探り、重くしていくべき状況もある。

冬を見据えてメバリングの準備も
11月12月は、待ちに待ったメバルも水面に浮上してくる季節である。メバリングはアジングと同じくライトゲームのジャンルに含まれ、使うルアーもほとんど同じなので、ワンタックルで両刀もできる。
メバリングでベースとなるジグヘッドのウェイトは0.6g程度だ。初心者にはかなり軽く感じられるかもしれないが、重くするとアタリが激減してしまう。ワンポイントアドバイスとして、メバルは釣り場の壁際につくことが多い。
この軽量リグのキャストが難しいならば、足元にワームを落として、自分が岸側を歩いてコースを作ってやろう。そのまま表層を離れないようにスローリトリーブすれば釣れる。

アジングロッド6ftでアジ・メバル両刀
アジとメバルはわざわざタックルを持ちかえることもなく、むしろワンタックルで済ませることをおすすめしたい。両刀するなら6ft程度のアジング専用ロッドは扱いやすく、繊細なアタリを捉えやすい。メバリングロッドではアジのアタリがとりにくいので、筆者としては、アジングロッド推奨である。
ラインはPE0.1号かエステル0.3号が標準的な選択である。PEは感度に優れ、ラインの細さも出せるためアジの微細なバイトを感じ取りやすい。一方でエステルラインは伸びが少なく操作感がダイレクトで、こちらも根強い人気がある。
やや強度に難があるが、0.3号もあれば切れない。どちらもリーダーはフロロカーボンの1号(4lb)を使い、3.5ノットなどの簡易結束でOK。お手軽に始められる釣りだ。おまけにこのタックルはカサゴゲームにも、夏や秋冬の穴釣りにも流用できる。1本持っておいて損はない。
この秋冬はぜひ釣具店でアジング・メバリングの道具をそろえ、可愛らしい小魚たちと戯れてみよう。
<井上海生/TSURINEWSライター>
記事提供元:TSURINEWS
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