宇垣美里「欲を制御できなかった」共演者が総ツッコミ!新ドラマ「できても、できなくても」記者会見
イチオシスト
▲写真左から、古屋呂敏、上原佑太、樋口日奈、宇垣美里、山中柔太朗、渋谷謙人、水崎綾女
木ドラ「できても、できなくても」(毎週木曜深夜24時30分)の記者会見が行われ、主演の宇垣美里をはじめ、山中柔太朗、樋口日奈、上原佑太、渋谷謙人、古屋呂敏、水崎綾女が登壇。
ドラマの見どころや、撮影の裏話を語った。
ブライダルチェックで不妊症が発覚し、彼氏も職も失ってどん底に陥る主人公・桃生翠を演じる宇垣。宇垣は作品について、「世の中に植え付けられた、結婚や子どもを生むといった幸せと、そこからこぼれ落ちてしまった時の衝撃は、決して人ごとではない」とコメント。
翠をナンパ男から助ける年下イケメン・月留真央を演じる山中は、物語のテーマを「難しい」としつつ、「シンプルにキュンキュンするところや面白いところがたくさんあって、一気に読んでしまった」と作品の魅力を語った。
なにかと翠の邪魔をする滝沢美咲を演じるのは、乃木坂46卒業後、俳優としての活躍が目覚ましい樋口。強烈で攻撃的な役に、初めは戸惑ったというが、「演じる私だけは唯一の理解者でありたい」と役への思いを明かした。
翠の親友で真央の従姉妹でもある桂川エリカを演じる水崎は、自身が30歳の時に卵子凍結をした経験を明かし、「自分たちの世代のテーマだなと思った」とコメント。初共演の宇垣と親友役を演じるにあたり、空気感を大事にするため「敬語を使ったら罰金です!」と初日に提案し、親交を深めたエピソードを語った。
華々しい実績を持つ一級建築士・広瀬高臣を演じる古屋は、前クールのドラマ「レプリカ 元妻の復讐」でDV・不倫男を演じ話題に。「真逆の“いい男”をいただけて嬉しく思いました」と語ると、水崎から「どっちが自分に似ているんですか?」と質問が飛び、頭を抱えながら「広瀬の方に近いといいなと思っております」と答えて会場を沸かせた。
キャストの「最近できたこと、できなかったこと」
初めて共演するメンバーが多かったという今回の撮影現場。樋口は翠の元婚約者・日向井聡役を演じる渋谷について、「人数が少ない時はたくさん話して盛り上げてくださったけど、人数が増えると静かになる」という一面を暴露。渋谷は「恥ずかしい限りです」と照れ笑いを見せた。
また、印象に残ったシーンとして山中が明かしたのは、宇垣が撮影中に渋谷を蹴ってしまった出来事。宇垣は「渋谷さんの迫真の演技が本気で怖くて、バーン! と足が出てしまった」と弁明。渋谷は「ドライ(リハーサル)で蹴られて『すみません!』と言われたのに、本番でもまた蹴られて、『わざとじゃないんです』と言われまして」と振り返り、会場は大爆笑!
作品タイトルにちなみ、「最近できたこと・できなかったこと」についてのトークも。
宇垣は「食欲の制御ができなかった」と告白。空腹だとお腹が鳴りやすく、マネージャーのポケットにうずらの卵を常備してもらっているという裏話に、共演者は「おじさんじゃん!」と総ツッコミ。
山中は、この撮影を通して「サッカー友達ができた」と報告。真央と同じ建築事務所で働く松原傑役の上原とサッカーで意気投合し、「運命なんじゃないかと思うほど気が合う」と笑顔で語った。
上原は、人生で初めて花火大会に行ったことを“できたこと”に、トリートメントをうまく洗い流せなかったことを“できなかったこと”として告白。この会見に登壇するにあたり、慣れないヘアトリートメントを使ったことを明かすと、宇垣らから「かわいい」と声が上がった。
樋口は「けん玉ができるようになった」と報告。今年の目標の一つだったそうで、競技用けん玉を購入して毎朝練習。現場にけん玉愛好家の共演者がいて“師匠”と呼びながらアドバイスを受けたことで、すぐに上達したという。
最後に宇垣は、「不妊症や本当の幸せという大きなテーマを描いてはいますが、胸キュンやライバルの登場、女同士の友情などいろいろな楽しみ方ができる作品です。多様な魅力を味わっていただければ」とメッセージを送り、会見を締めくくった。
(撮影・取材・文/みやざわあさみ)
記事提供元:テレ東プラス
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