1000円の化粧水 VS 1万円の化粧水 形成外科医のブラインドテストで驚きの結果に
形成外科医の「北條元治」(登録者数38万人)が1000円のオリジナル化粧水と1万円の人気化粧水のブラインドテストを実施。驚きの結果となったことを明かしました。
1000円のオリジナル化粧水 VS 1万円の高級化粧水
北條元治は「整形しないアンチエイジングを掲げる形成外科医です。細胞研究に基づく正しいスキンケア情報を発信するべく動画を投稿しています。
「1000円の値段で1万円の効果を持つ化粧品を作る」ことをコンセプトとした「Honmono PJ(ホンモノプロジェクト)」を数年前から実施していた北條。今回はそのオリジナル化粧水と、1万円前後で市販されている人気化粧水をブラインドテストしたことを明かします。ブラインドテストとは、ブランド名や商品名などの情報を伏せた状態、意見や感想を聞くテストです。
回答数は高級化粧品が29名、オリジナル化粧水が68名と大きな差があるものの、北條が専門家に確認したところ、29名でも統計学的検定は取れるとの回答だったということでした。また北條は、市販のものを別の容器に詰め替えてモニターに配布することが法律的に問題ないか弁護士に確認するなど、慎重に調査を進めたとのこと。
回答項目は「しわの変化」「毛穴の変化」「肌質の変化」「くすみの変化」「保湿力」「使い心地」「化粧水が1万円としたら買い続けるか」の7項目です。評価は1~5の5段階評価で、数字が大きいほど満足度が高いことを示します。
1つ目のしわの変化を感じたかという質問に対して、高級化粧品は2.62、オリジナルは2.54となり、高級化粧品の方が0.08ポイント上回る結果に。北條はこれに対し「有意差はない」といい、差がほとんどないことを指摘します。毛穴の変化や使い心地についてはオリジナルが上回りました。一方肌質やくすみ、保湿力の変化は高級化粧品が上回りました。
正式な医療統計を行ったところ、どの項目においても「有意差なし」という結果となりました。北條は「簡単にいえば、違いがあるとは言えなかった」と結論付けています。
この結果を受け、今後は他の化粧品との比較や安価な化粧品との比較もしていきたいと話す北條。第3弾の実施を示唆して動画を締めくくりました。
コメント欄では「高級スキンケアアイテムの実態が『成分ではなく情報を肌に塗ってプラセボ効果を得ている』だと感じられて面白かったです!いかに自分たちが情報に踊らされているかも実感出来たので今後も遠慮なく騙してくださいw」「面白かったです。やっぱり?ブラインドすると分からないんですね。高級品ブランド物を買ったっていう心持ちが影響するんでしょうね」と結果に対して興味深いと感じる声や「良い製品が出来上がれば、是非使用させていただきたいと思っています。楽しみにしています」とオリジナル化粧水の製品化を期待する声が寄せられています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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