東海道新幹線「パタパタ表示器」ミニチュアで再現!開業日10月1日から数量限定販売
東海道新幹線の駅にかつて設置され、独特の「パタパタ」という音を立てながら行き先や列車名を表示していた反転フラップ式表示器、通称「パタパタ表示器」をモチーフにしたミニチュアが製作され、東海道新幹線の開業日に合わせて販売されることになりました。
「パタパタ」ミニチュアで再現

音を立てながら次々と表示を切り替える、レトロな雰囲気の「パタパタ」。正式には「フラップ式列車発車案内表示装置」と呼ばれるものでした。文字を印刷した薄い板を回転させる仕組みで行き先や種別を案内し、鉄道駅や空港などで広く使われていました。京急電鉄では、2022年2月中旬の更新工事に伴い、京急川崎駅ホームで使用されてきた「パタパタ」式発車案内装置の稼働を終了したことが話題になりました。

こうした中、表示器メーカーの新陽社によると、販売は東海道新幹線の開業日にあわせ、2025年10月1日から数量限定で始まります。予約受付は9月17日午前10時から、新陽社のグッズ販売サイトで行われ、いずれも限定数に達し次第、終了となります。
用意されるのは「3連表示タイプ」と「単体表示タイプ」の2種類。3連表示タイプは愛称名や行き先、両数を収め、単体表示タイプは愛称と行き先、停車駅、編成を収めているということです。それぞれ200個限定で、価格は1個5万円(税別・送料別)、発送には注文からおよそ1か月かかるとしています。
ミニチュアは、回転用のノブを指で回すとフラップがめくれる仕組みで、当時の動作を再現。ノブの側面には当時の新幹線のピクトグラムが印刷されているほか、天面にはシリアルナンバーが刻印されて仕上げられているということです。また、当時の書体を忠実に用い、専用の化粧箱に収めて届けられます。
(写真:新陽社、PIXTA)
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