母親を喜ばせるために3年間こっそりピアノを練習 初投稿で130万再生を記録したYouTuberが話題
3年間ピアノを独学で練習し、初投稿にして動画の再生数130万回を記録したYouTuberが話題になっています。
母親に隠れて3年間ピアノを練習
話題になっているのは「ピアノ初心者ふぴ」(登録者数4万人)というYouTuber。ふぴは先月2日、初投稿動画としてピアノを独学で練習する様子を公開しました。その練習期間はなんと3年。ピアノは母親の部屋にあるものを使い、母親を驚かせて喜んでもらうために練習していたそう。この企画は母親に見つかったら即終了するといい、動画は3年前、練習を始めるところからスタートします。
1曲目に選んだのは「Ado」(同843万人)の『新時代』。ふぴは、ピアノ初心者で楽譜が読めないため、リズムゲームのように押すべきタイミングで押すべき鍵盤が光る動画を使用して練習しきます。しかし、両手で別々の動きをするのが難しく、思うようにはいきません。初日は45分練習し、なんとかメロディーをなぞれるようになりましたが、これではペースが遅いと感じたふぴは練習方法を調べ、まずは右手のメロディーだけを練習することに。また、「ハノン」と呼ばれる指のトレーニングも毎回の練習前におこなうことにします。
これで修得スピードが上がるかと思われましたが、学生であるふぴは日中は学校があり、練習時間は帰宅後、母親が仕事から帰るまでのわずかな時間しかありません。進むペースは「まるで亀」としつつも、なんとか練習を続け、2カ月目でようやく右手のメロディーが弾けるようになりました。その後は左手の和音も付け加え、練習開始から半年後には、たどたどしい部分もあるものの、なんとか1番のサビ終わりまで弾くことに成功。ふぴは「ピアノを弾く楽しさや、1曲を弾けるようになった達成感を感じました」と語ります。
さらなる挑戦
飽き性だというふぴは、複数の曲を練習していくことに。続いて挑戦するのは「YOASOBI」(同727万人)の『夜に駆ける』です。人気曲という理由で選んだものの、練習を始めてみると、指の運びが複雑なうえ、右手の小指で弾かなければならない箇所があり苦戦。しかし1曲目よりも早い5カ月での修得に成功しました。
続く3曲目は、さらに早い3カ月で修得するなど成長を見せていましたが、4曲目のYOASOBIの『アイドル』では、右手のメロディーに黒鍵が多く登場し大苦戦。1カ月ほど練習をサボってしまいました。しかし何とかやる気を復活させ、この曲もマスターします。この時点でピアノを始めてから約1年半が経過しました。
この後は『Bling-Bang-Bang-Bong』、『はいよろこんで』などをはじめとする人気曲6曲にも取り組み、合計で10曲が弾けるようになったところで、これらを繋げたメドレーに挑戦。
動画の後半では3年間の練習の成果を視聴者に発表しました。これまでの集大成ともいえるメドレーは、約12分にも及ぶ大作となりました。
挑戦を通して、自身の成長を実感しているというふぴですが、1曲もフルでは弾いていないことや、ペダルを踏むタイミングなどもよくわかっていないことから、「ピアノ経験者の母親に披露するにはちょっとまだほど遠いかなっていうのが今の僕の感想です」と話します。今後はさらに練習を重ね、母親の前で堂々と披露できるように頑張りたいとしています。
ふぴのこの動画は、8月の末頃から再生数が伸びはじめ、初投稿にもかかわらず現在までに130万回再生を記録。ふぴはコメント欄で反響の大きさに感謝し、
1本目からこんなにたくさんの方に見ていただけて、驚きと嬉しさ、そして感謝の気持ちでいっぱいです!
高評価・コメント・チャンネル登録・本当に力になってます
本当にありがとうございます!
と綴りました。
コメント欄では
ここまでやり込む理由が
「お母さんを驚かせて喜んでもらうこと」
なの可愛すぎだろ
初投稿に3年分つぎ込んでるのエグすぎるwww
初投稿で3年企画やるの異端児すぎる笑笑
大物になってくれ笑笑
ピアノ講師なんだけど、割と最初っから手のポジションは悪くないのがすごい
初動でハノンに取り組んでいるのもまじですごい
独学で考えうる限り最短の道をいっていると思う
どれかが間違うと結構めちゃくちゃなことになるんだけど、編集もうまいし地頭が良いんだろうなぁ
といった声が寄せられています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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