藤原紀香、“艶やかで色っぽい”着物姿公開 舞台『忠臣蔵』出演決定に反響

女優の藤原紀香(54)が9月3日、自身のInstagramを更新。舞台『忠臣蔵』で大石内蔵助の妻・大石りくを演じることを発表し、着物姿の撮影ショットを公開した。
江戸時代から語り継がれてきた『忠臣蔵』は、赤穂浪士の討ち入りを題材とした歴史物語で、世代を超えて愛されてきた作品。今回の舞台は「討入りの真実に迫り、謎を解き明かす新たな歴史ドラマ」として、堤監督の手により令和の時代にふさわしい新しい解釈で描かれる。
藤原が演じる大石りくは、討ち入りを志す夫・大石内蔵助を陰で支え続けた実在の人物であり、「内助の功」の象徴とされてきた女性。藤原は「仇討ちを志す夫の本心を静かに受け止め、揺るぎない信念で支え続けた女性。その役を任せていただけることは大きな喜びであり、身の引き締まる思い」と心境を語っている。
さらに、兵庫県豊岡市にある近畿最古の芝居小屋「出石永楽館」にも触れ、毎年訪れてきた特別な場所と大石りくの出身地が重なる縁について「心より嬉しく感じている」と綴った。舞台への思い入れとともに、歴史と地元への敬意をにじませた。
座長の大石内蔵助役には上川隆也、吉良上野介役には高橋克典といった実力派俳優が揃い、藤原は「素敵な先輩方や才能あふれる個性豊かな俳優陣と共に、令和版『忠臣蔵』の世界をつくっていけることを幸せに思う」と意欲を語った。
投稿で公開された写真には、紫を基調とした上品な着物に身を包み、髪を結い上げた藤原の凛とした姿が写し出されている。大石りくという役柄にふさわしい気品と気高さをまとった立ち姿は、見る者に強い印象を残す一枚だ。
藤原は「歴史の陰に埋もれがちな支える女性の芯の強さ、そして内に宿る凛とした気高さを丁寧に体現できるよう、本作に真摯に向き合っていきたい」と決意を新たにしている。忠義に生きた男たちの物語の中で、確かに存在した大石りくの生き様を舞台を通して観客に届けたいという思いがにじむ。
コメント欄には「凛とした佇まいに覚悟を感じる」「とても素敵な奥方様」「艶やかで色っぽい」と絶賛の声が寄せられ、舞台への期待も高まっている。
令和に描かれる新しい『忠臣蔵』の世界で、藤原紀香がどのように大石りくを表現するのか。観客の胸に強く刻まれる舞台となりそうだ。
記事提供元:デイリーニュースオンライン
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