"ベビーオイル洗顔"で大バズり!42歳美容コンサルタントが語る【アラフォーからのおすすめ美容医療】
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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「40代の美容医療、何から始めればいい?」「SNSの美容情報はどれが正しいの?」
情報過多の時代に、多くの女性から信頼を集める美容コンサルタント・mimiさん。
コロナ禍に、SNSで「ベビーオイル洗顔」を発信し、大バズり! 歌手であり母でもあるmimiさんは、“消費者目線”を忘れずに、YouTubeで情報を発信。多くの人の心をつかんでいる。
「テレ東プラス」は、mimiさんのインタビューを前後編でお届け。前編では、彼女の半生にじっくり迫る。
【動画】美しく生まれ変わり、夫を奪った友人に苛烈な復讐…
主婦から経営者へ——「過去の自分を救うような気持ちで取り組んでいます」
——“透明感!”の一言。こうしてお話ししていると、思わず見とれてしまう美しさです! まずはmimiさんのこれまでの歩みを教えてください。
「東京で生まれ育ち、大学では日本文学を専攻しました。表現や芸術が好きで、自分でも創作活動をしたいと思い、バンドを始めたんです。その活動をきっかけにゲームの主題歌を歌う歌手としてスカウトされ、25歳でソロ歌手デビューを果たしました。
30歳を迎える前に結婚し、子育てが始まりましたが、その後、コロナ禍となり、音楽の仕事が減少してしまいました。そんな中、友人に『美容について発信してみれば?』と勧められ、2019年の秋頃にX(旧Twitter)を始めたことが大きな転機になりました。
外出自粛の時期に、私が実践していた"ベビーオイル洗顔"という美容法が自然発生的にブームとなり、書籍を出版。
その後は、美容の分野でインフルエンサーを目指す女性向けに音声SNS"Clubhouse"でアドバイスを行い、延べ600人以上をサポートしました。
こうした経験から『自分の知識やつながりを仕事にできるのでは』と思い、3年半ほど前に会社を設立。現在は美容に特化したマーケティングコンサルティング会社「Mimeme」を経営しています」
——取材中、編集部スタッフが「おでこのしわが嫌で…」と悩みを打ち明けると、すぐに「それは○○がいいいですね!」とアドバイスしてくださったmimiさん。元々、コンサル経験があったのでしょうか。
「いえ、元々おせっかいな性格で(笑)。困っている人を見るとついアドバイスしたくなってしまうんです。クライアント様のヒアリング中も、『この製品はこう改善した方がいいのでは?』と自然に提案してしまうというか。
会社設立後、最初にいただいたお仕事は美容医療メディアの案件でした。そこから美容医療関連のお仕事が増え、知人の口コミや紹介でさらに幅が広がりました。
正社員の経験もない主婦でしたが、SNSを通じて多くの方と出会い、それが仕事につながっています。SNSには本当にたくさんのチャンスがあると思います」
——美容に興味を持ち始めたのはいつ頃からですか?
「幼い頃から“美”に関わるものが好きで、16歳の頃から日傘や帽子は欠かさず使っていました。当時はからかわれることもありましたが、気にせず続けていました。それが、今の美容習慣の土台になっていると思います。
美容に深く関心を持つようになった直接のきっかけは、自分の肌質です。敏感肌で使える化粧品も限られ、ニキビや肌荒れにも悩まされていました。今より情報も限られている中で試行錯誤し、20歳頃には自分なりの美容理論が出来上がっていました」
——なるほど! ご自身の肌の悩みが出発点だったんですね。だからこそとても、説得力がある。
「そうおっしゃっていただけますと(笑)。ベビーオイル洗顔に関しては、体験談を共有してくださる方の多くが似た経緯をお持ちです。
肌は人間の体の中でも、外から不調が見えてしまう部位です。そのせいで心ない言葉をかけられ、精神的に苦しむ方も多い。私自身も同じような経験をしてきたからこそ、そうした方の助けになりたい。過去の自分を救うような気持ちで取り組んでいます」
美容医療で変わるのは、顔よりも気分
——mimiさんの発信は、美容医療のドクターとは違う視点が特徴的です。
「私はドクターではないので、消費者と専門家の間に立つ“橋渡し役”を担っていると思います。ドクターの場合、ご自身が行う施術や術式を勧めることが多いと思いますが、私はあくまで自分が体験したことをベースに、なるべくフラットな視点でお伝えするよう心がけています」

——施術のビフォーアフターも公開されていますよね。全てを公開するのは大きな決断だったのではないでしょうか。
「40代に入ると、自分がどう見られたいかというよりは、"社会に還元したい"という気持ちが強くなりました。
例えば『化粧水だけで特に何もしていません』と発信しても、共感を得るのは難しいですよね。お金や時間をかけて努力してきた姿を見せることで、『頑張ればこういう未来があるんだ』と感じてもらいたい。そう考えるようになり、ある時から思い切って施術のビフォーアフターもを公開するようになりました。私の経験を包み隠さず出すことが、誰かの力になるのなら、迷わずやろうと思えました」
——40~50代の女性が美しく生きるために大切なことは何でしょうか。
「『もうこの年齢だから仕方がない』と諦めないことです。私は42歳ですが、自分の人生を本格的に歩けるスタート地点に立ったと感じています。
子育てや介護の責任はあっても、自分の人生を生きる自由はありますし、生き生きしている姿は周りにも良い影響を与えます。
一つお伝えしたいのは、『美容医療で変わるのは、顔よりも気分だ』ということ。"きれいになって何をしたいのか"が大切で、美容医療は人生をよりよくする手段であって、決して目的ではありません。人生は過程の集積なので、過程をいかに素晴らしく過ごすかを追求するために、美容医療を使うべきだと思います」

【プロフィール】
mimi(本名:渡部 瑞穂 わたなべ みずほ)1983年12月1日生まれ。8歳男子の母。
2019.11月からTwitterで美容情報を発信し、自身の洗顔法としてご紹介した「ベビーオイル洗顔」が一大ブームに。
コスパ良好なスキンケアと、適切な美容医療を、考えて賢く選ぶ『インテリジェンススキンケア』と、その理論を提唱しSNS総フォロワー数25万人様超(2025年現在)
美容に特化したコンサルティング会社の代表を務め、2024年7月にはプロデューススキンケアブランド『SISA』を発表。
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(取材・文/みやざわあさみ)
記事提供元:テレ東プラス
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