PING『i240』の予約購入者は、直営店のフィッティングで約9割が“自分仕様”を選択していた
ピンゴルフジャパンから、明日発売の『i240』に関するアナウンス。7/10〜8/24に行われた直営5店のフィッティングで『i240』を選んだ344人中309人(89.8%)が、ライ角/シャフト/グリップ/長さのいずれかをカスタマイズしており「標準仕様のままは、わずか35件(10.2%)でクラブ選びにおけるフィッティングの重要性と“自分仕様”への高いニーズが数字で裏付けられています」と、同社広報。
【ライ角】のカラーコードはブラック(標準)の35.5%が最多だが、ブルー(1度アップライト)20.6%、グリーン(2度アップライト)13.4%、レッド(1度フラット)11.6%、オレンジ(2度フラット)9.3%、ホワイト(3度アップライト)8.4%。7番の基本ライ角62度から外れた人が64.5%に達し、体格やスイングに応じた調整の必要性が見て取れる。
【クラブ長さ】は標準の73.5%に対し、−0.5㌅が18.3%、+0.5㌅が5.5%、−1㌅が1.5%、+1.0㌅が0.9%の結果だった。また【グリップ太さ】は標準のアクアが49.4%で、やや太めのホワイトが44.0%だった。単にシャフトを替えるだけでなく、長さやグリップ径まで合わせることで、方向性や打ち出し、つかまりに直結する調整が行われていることが分かる。
同社のフィッティングは、身長と手首から床までの長さから体型目安のライ角を導く「カラーコードチャート」を起点に、実打でソールの抜けや打ち出し方向を詰め、最適解を決めるプロセス。ツアープロと同等の内容を全国の認定フィッター在籍店および直営店で受けられる。
フィッティングスペシャリストは「同じi240でも“求める弾道”は十人十色。ライ角やシャフトを詰めるだけで飛距離・方向性・打ちやすさは格段に向上します」とメリットを強調。標準ロフトが前作『i230』より立ったことに興味を持つ人が多い中「USスタンダードロフト(i230相当)との比較試打もお試しいただけます」と言う。
フィッティングした客からは「ライ角を1度アップにしただけで球がつかまる」「長さを替えたら別物の打ちやすさ」「グリップ太さまで合わせられて驚いた」などの声が届いたとか。“美キャビティ”を掲げる『i240』は、寛容性とシャープさを両立したヘッドが持ち味だが、さらに “自分仕様”の追求がスコアの近道となりそうだ。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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