“得点王”ガルシアが代表落選で棄権 「精神的につらい」胸中吐露
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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9月1日、ゴルフ対抗戦「ライダーカップ」欧州チームのキャプテン推薦6選手が発表された。その翌日、代表入りを逃したセルヒオ・ガルシア(スペイン)がDPワールド(欧州)ツアー「アムジェン・アイルランドオープン」(9月4~7日)の出場を取りやめた。
ルーク・ドナルド主将(イングランド)が選んだのは、スペインのジョン・ラームを筆頭に、ルドビグ・オーバーグ(スウェーデン)ら前回優勝メンバーが中心。ニューフェイスは、ポイントランキングで入ったラスムス・ホイガード(デンマーク)だけだった。
45歳のガルシアは、ライダーカップに10度出場し、歴代最多の28.5ポイントを獲得してきた欧州チームの象徴的存在。しかし今回の落選を受け、「アイルランドオープンで戦う心構えができていない」として棄権を決断した。
ガルシアはオンラインメディア『ゴルフマジック』のインタビューでは、「チームの一員になることを本当に楽しみにしていた。だから精神的にかなり辛かった」と告白。「集中できない状態では会場に行けない。少し休みを取って家族と過ごし、ゴルフ以外のことをして気持ちをリセットし、エネルギーを充電しようと思う」と話した。
今季のガルシアはLIVゴルフでポイントランキング9位に入るなど、好調なシーズンを送った。一方でメジャー大会では「マスターズ」予選落ち、「全米プロ」67位、「全英オープン」34位と結果を残せていなかった。(文・武川玲子=米国在住)
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