iPhone利用者で最多は意外にも「SEシリーズ」!新モデル即買いはわずか7%にとどまる
毎年新モデルが発表され、世間を盛り上げるApple社のiPhoneシリーズ。多くのiPhoneユーザーやガジェット好きが、新モデル発表を待ち望んでいるイメージが強い。通信インフラ事業と地域振興事業を手掛ける株式会社ALL CONNECTが運営する通信メディア「オールコネクトマガジン」は2025年8月、200人のiPhoneユーザーを対象に、利用しているシリーズや買い替え意向、重視するポイントについて調査を実施。調査の結果、意外な事実が明らかになりました。

iPhoneで最も利用者が多いのはモデルはSEシリーズだった

今回の調査結果から、現在使っているiPhoneシリーズについて回答を見てみると、最も利用者が多かったのは、全体の19%で「iPhone SEシリーズ」であることが明らかになった。現段階での新モデル「iPhone 16シリーズ」は18%と僅差で2位に。以降はシリーズの新しい順に利用者が続く結果となりました。SEシリーズは、価格の手軽さや手に収まるコンパクトなサイズ感が魅力。SEシリーズの第3世代以降にコンパクトなモデルの登場がないことや、国内での価格高騰が、SEシリーズが最も利用されている理由だと考えられます。

新モデルが発表されたとき、購入する可能性があるか伺ったところ、「端末が故障したら」という回答が34%で最も多く、次いで「購入予定なし」が28%で続く結果となった。「即購入したい」という回答はたった7%と判明し、昨今は新モデルに対する期待感が大幅に落ち込んでいることがうかがえます。

関連し、新モデルに期待するポイントについても回答を見てみると、「バッテリー」が28%で最も多く、次いで「カメラ機能・画質」が21%で続き、以降は「価格・コスパ」「AI・新機能」「サイズ・デザイン」が続く結果となった。iPhoneユーザーは、なによりもバッテリー持ちの向上を期待していることが分かります。
iPhoneシリーズを利用する理由は「使い慣れているから」

iPhoneを利用する理由について尋ねたところ、「使い慣れている」という回答が40%と最も多く、多くの人に継続購入されていることから、安心感が高いことが分かります。

iPhoneユーザーの機種変更サイクルを尋ねたところ、意外にも「2年ごと」の割合は2割弱に留まり、「3~4年ごと」が最多で半数以上、「4年以上」という回答も3割となりました。バッテリーの持ちが期待されていることもあり、短期での買い替えよりも長く使い続けたい人が多いことがうかがえます。
今回の調査から、国内のiPhoneユーザーは新モデルへの期待を大幅に下げており、機種を長く使い続けたいという意識が高いことが分かりました。Appleが今後どのようなモデルを展開し、ユーザーの期待に応えるのか注目されます。
出典:【株式会社ALL CONNECT】
※サムネイル画像(Image:Framesira / Shutterstock.com)
記事提供元:スマホライフPLUS
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