3000㎞の“歩き旅”に挑戦!日本最北端を目指す10代カップルが出会った奇跡:YOUは何しに日本へ?
更新日:
イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
注目の旬ニュースを編集部員が発信!「イチオシ」は株式会社オールアバウトが株式会社NTTドコモと共同で開設したレコメンドサイト。毎日トレンド情報をお届けしています。
日本を訪れる外国人たちを、空港で勝手に出迎えアポなしインタビュー!そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分)。
今回のテーマは、「人生を変える旅!YOUの背中押してもらってイイですか?SP」。背中を押しまくるYOUがいっぱいの95分で、果たしてどんな面白YOUに出会えるのか?
【動画】3000㎞の“歩き旅”に挑戦!日本最北端を目指す10代カップル&マイクロソフトを辞めるか…お坊さんに人生相談で決めちゃう

「僕が日本に来た理由も面白いから聞いてよ」と声をかけてくれたのは、トルコから来たシナンさん(18歳)。福岡から稚内(北海道)まで、ひたすら歩いて旅をするという。
すでに函館(福岡から1850㎞)まで制覇したが、この日は彼女を迎えに一旦空港へ。合流したら北海道に戻り、宗谷岬を目指して残り600㎞を一緒に歩くそう。
ちなみにシナンさん、来日前は韓国でも、ソウルから釜山まで550㎞の道のりを歩いていた。つまり、合計3000㎞の歩き旅! すごい!
実は日本到着時に番組が声をかけていたが、その時は断ったシナンさん。しかし、その後ずっと後悔していたため、今回は快諾してリベンジしたいという。善は急げとお願いすると、「あの時の後悔をチャンスに変えたぞ!」と大喜びしてくれたので、密着決定!

1週間後、函館市内から30㎞離れた大沼公園駅で、シナンさん&彼女のエラさん(19歳)と合流。エラさんは、歩き旅初体験だ。
2人でゴールし、大学が始まるまでには帰国しないとならないため、残り27日で約570㎞歩く。
シナンさんが1人で到達したこの大沼公園駅から宗谷岬に向け、いよいよ再出発! 15㎏のリュックを背負って出ると、デートみたいに仲良く手をつなぐ2人。今日は予約したホテルのある森町まで22㎞を歩く予定だ。
地面に残るシカの足跡を追うなどし、北海道の大自然を満喫しながら進む2人。エラさんは「不安だったけど、歩いてみたら楽しいし、来て良かったわ!」と、歩き旅を楽しんでいる。

目的地の森町に到着すると、並木道の桜が満開! 通りすがりの地元のおばさまが話しかけてくれたので、すかさず夕食のオススメ店をリサーチするシナンさん。

教えてもらった「雅茶一(がちゃぴん)」に行くと、テレビで見て気になっていた北海道名物「ジンギスカン」を注文。初体験だったが、あまりの美味しさに感激する。
特に肉食女子・エラさんは、「もうお肉はないわよ」と、シナンさんの箸の邪魔をしながら(笑)、ラム肉を平らげた。宗谷岬まで、残り548㎞!

2日目は、32㎞先の八雲町を目指す。先が長いので、コンビニ飯をほおばりながら進むことに。それにしても、なぜシナンさんは3000㎞の歩き旅に挑戦したのか。
子どもの頃からピアノやダンスなど、色々挑戦しても長続きしなかったシナンさん。16歳になると、プロを目指して地元のサッカークラブチームに入団したが、周りとの実力の差に悩み、またもや断念してしまう。
そこで「何か大きなことに挑戦して、最後までやり遂げなきゃと思った」と、自分を変える旅を計画。3カ月間バイトに励んで旅費を貯め、料理に惹かれたことから、韓国&日本へ。6カ月前にソウルをスタートした。
3カ月前には日本(福岡)に上陸し、1カ月間日本語学校で猛勉強。88日で約2420㎞を踏破した。「この旅を達成できたら、今後は他のことに自信を持って挑戦できると思う」(シナンさん)。
現在、イギリスに留学しているエラさんとは遠距離恋愛中だが、絆を深めるために、シナンさんが旅に誘った。

7時間歩き続けた後、慣れない歩き旅で両脚が痛み始めたエラさん。「2日目なのにこんなに大変なのね」とヘバリながらも頑張り、午後6時に八雲町の立ち寄り温泉に到着。
1時間ゆっくり入湯後、腹ペコの2人は隣接しているレストランへ向かうが…なんとレストランはすでに閉店! やむを得ず徒歩30分のコンビニへ向かうが、今度は雨が降り始め、テントを張って野宿するのは難しい状況に…これは大ピンチ!

ひとまずコンビニに到着すると、「よかったら食べて」と、菊池さん家族がお菓子が入った袋を差し入れしてくれた。実は、2人がレストランに入れず困っている様子を、店内から見ていたのだ。宿泊場所を聞かれ、「雨の中で野宿」と明かすと、なんと菊池さんが、ロッジの宿泊をプレゼントしてくれるという。
申し訳ないと遠慮したが、本気で体調を心配してくれる菊池さんのお心遣いに甘え、2人はロッジに連れて行っていただくことに。
ちなみに声をかけてくれた親切な菊池さんは、イベント会社の社長さん。毎年開催している八雲でのイベントのため、一家で前乗りしていた。

ロッジに到着すると、2人は菊池さんに「明日(イベントの)お手伝いをさせてください」と、一宿一飯の恩を返すべく申し出る。
1泊10,560円のロッジは、キッチン付きの立派なお部屋。雨の中で野宿というドン底から、一気に豪華ロッジの天国へ! エラさんはうれし涙をこぼし、「辛いことが全て帳消し」と感謝する。宗谷岬まで、残り516㎞。

翌日は旅をお休みし、7つの北海道立公園で開催される子ども向けイベント「ほっかいどうワクワクキッズフェスタ」のお手伝い。11基のエアー遊具や化石&宝石掘りブースなどアクティビティが豊富で、2人は接客を手伝うことに。たくさんのキッズたちと触れ合うことができた。
菊池さんに夕ご飯のオススメレストランを聞くと、地元スタッフの木下さんが「海宝」というお寿司屋さんを紹介してくれた。すっかりお世話になった菊池さん一家に何度もお礼を伝え、ここでお別れ!

店では、八雲名物・ホッキ貝の刺身を注文。シナンさんは美味しいと喜ぶが、肉食のエラさんはお口に合わなかったようで、渋い表情(笑)。
続いてウニ刺しに挑戦すると、シナンさんは大変気に入った様子。貝類が苦手だったエラさんも、牛ステーキはシナンさんにあげたくないほど気に入ったようだ(笑)。スタミナ付けて、明日も頑張って!

翌朝、歩き旅を再開! いよいよ長万部町に到着するが、スマホで地図を確認していたのに、うっかり私有地に入り込んでしまった。だが、所有者のマサダさんは優しい方で、イチゴのビニールハウスが並ぶ出口の方向へ案内。イチゴエリアを抜けたら、クマに気をつけてまっすぐ歩けばいいらしい。
しかも、「まだ道のり長いから」と、マサダさんが育てた見事なイチゴを2パックもプレゼントしてくれた。ほっこりミラクルで、元気もチャージ! 2人は2日間で32㎞を進み、宗谷岬まであと484㎞!

5日目の午後3時、快調に長万部町の宿に到着。順風満帆かと思いきや、ここで、まさかのトラブルが発生! なんと取材Dが体調不良になり、東京に戻って静養することに。残念ながら、密着はここまで! 復活後、また密着を再開する予定だ。
今回のテーマは、「人生を変える旅!YOUの背中押してもらってイイですか?SP」。背中を押しまくるYOUがいっぱいの95分で、果たしてどんな面白YOUに出会えるのか?
【動画】3000㎞の“歩き旅”に挑戦!日本最北端を目指す10代カップル&マイクロソフトを辞めるか…お坊さんに人生相談で決めちゃう

「僕が日本に来た理由も面白いから聞いてよ」と声をかけてくれたのは、トルコから来たシナンさん(18歳)。福岡から稚内(北海道)まで、ひたすら歩いて旅をするという。
すでに函館(福岡から1850㎞)まで制覇したが、この日は彼女を迎えに一旦空港へ。合流したら北海道に戻り、宗谷岬を目指して残り600㎞を一緒に歩くそう。
ちなみにシナンさん、来日前は韓国でも、ソウルから釜山まで550㎞の道のりを歩いていた。つまり、合計3000㎞の歩き旅! すごい!
実は日本到着時に番組が声をかけていたが、その時は断ったシナンさん。しかし、その後ずっと後悔していたため、今回は快諾してリベンジしたいという。善は急げとお願いすると、「あの時の後悔をチャンスに変えたぞ!」と大喜びしてくれたので、密着決定!

1週間後、函館市内から30㎞離れた大沼公園駅で、シナンさん&彼女のエラさん(19歳)と合流。エラさんは、歩き旅初体験だ。
2人でゴールし、大学が始まるまでには帰国しないとならないため、残り27日で約570㎞歩く。
シナンさんが1人で到達したこの大沼公園駅から宗谷岬に向け、いよいよ再出発! 15㎏のリュックを背負って出ると、デートみたいに仲良く手をつなぐ2人。今日は予約したホテルのある森町まで22㎞を歩く予定だ。
地面に残るシカの足跡を追うなどし、北海道の大自然を満喫しながら進む2人。エラさんは「不安だったけど、歩いてみたら楽しいし、来て良かったわ!」と、歩き旅を楽しんでいる。

目的地の森町に到着すると、並木道の桜が満開! 通りすがりの地元のおばさまが話しかけてくれたので、すかさず夕食のオススメ店をリサーチするシナンさん。

教えてもらった「雅茶一(がちゃぴん)」に行くと、テレビで見て気になっていた北海道名物「ジンギスカン」を注文。初体験だったが、あまりの美味しさに感激する。
特に肉食女子・エラさんは、「もうお肉はないわよ」と、シナンさんの箸の邪魔をしながら(笑)、ラム肉を平らげた。宗谷岬まで、残り548㎞!

2日目は、32㎞先の八雲町を目指す。先が長いので、コンビニ飯をほおばりながら進むことに。それにしても、なぜシナンさんは3000㎞の歩き旅に挑戦したのか。
子どもの頃からピアノやダンスなど、色々挑戦しても長続きしなかったシナンさん。16歳になると、プロを目指して地元のサッカークラブチームに入団したが、周りとの実力の差に悩み、またもや断念してしまう。
そこで「何か大きなことに挑戦して、最後までやり遂げなきゃと思った」と、自分を変える旅を計画。3カ月間バイトに励んで旅費を貯め、料理に惹かれたことから、韓国&日本へ。6カ月前にソウルをスタートした。
3カ月前には日本(福岡)に上陸し、1カ月間日本語学校で猛勉強。88日で約2420㎞を踏破した。「この旅を達成できたら、今後は他のことに自信を持って挑戦できると思う」(シナンさん)。
現在、イギリスに留学しているエラさんとは遠距離恋愛中だが、絆を深めるために、シナンさんが旅に誘った。

7時間歩き続けた後、慣れない歩き旅で両脚が痛み始めたエラさん。「2日目なのにこんなに大変なのね」とヘバリながらも頑張り、午後6時に八雲町の立ち寄り温泉に到着。
1時間ゆっくり入湯後、腹ペコの2人は隣接しているレストランへ向かうが…なんとレストランはすでに閉店! やむを得ず徒歩30分のコンビニへ向かうが、今度は雨が降り始め、テントを張って野宿するのは難しい状況に…これは大ピンチ!

ひとまずコンビニに到着すると、「よかったら食べて」と、菊池さん家族がお菓子が入った袋を差し入れしてくれた。実は、2人がレストランに入れず困っている様子を、店内から見ていたのだ。宿泊場所を聞かれ、「雨の中で野宿」と明かすと、なんと菊池さんが、ロッジの宿泊をプレゼントしてくれるという。
申し訳ないと遠慮したが、本気で体調を心配してくれる菊池さんのお心遣いに甘え、2人はロッジに連れて行っていただくことに。
ちなみに声をかけてくれた親切な菊池さんは、イベント会社の社長さん。毎年開催している八雲でのイベントのため、一家で前乗りしていた。

ロッジに到着すると、2人は菊池さんに「明日(イベントの)お手伝いをさせてください」と、一宿一飯の恩を返すべく申し出る。
1泊10,560円のロッジは、キッチン付きの立派なお部屋。雨の中で野宿というドン底から、一気に豪華ロッジの天国へ! エラさんはうれし涙をこぼし、「辛いことが全て帳消し」と感謝する。宗谷岬まで、残り516㎞。

翌日は旅をお休みし、7つの北海道立公園で開催される子ども向けイベント「ほっかいどうワクワクキッズフェスタ」のお手伝い。11基のエアー遊具や化石&宝石掘りブースなどアクティビティが豊富で、2人は接客を手伝うことに。たくさんのキッズたちと触れ合うことができた。
菊池さんに夕ご飯のオススメレストランを聞くと、地元スタッフの木下さんが「海宝」というお寿司屋さんを紹介してくれた。すっかりお世話になった菊池さん一家に何度もお礼を伝え、ここでお別れ!

店では、八雲名物・ホッキ貝の刺身を注文。シナンさんは美味しいと喜ぶが、肉食のエラさんはお口に合わなかったようで、渋い表情(笑)。
続いてウニ刺しに挑戦すると、シナンさんは大変気に入った様子。貝類が苦手だったエラさんも、牛ステーキはシナンさんにあげたくないほど気に入ったようだ(笑)。スタミナ付けて、明日も頑張って!

翌朝、歩き旅を再開! いよいよ長万部町に到着するが、スマホで地図を確認していたのに、うっかり私有地に入り込んでしまった。だが、所有者のマサダさんは優しい方で、イチゴのビニールハウスが並ぶ出口の方向へ案内。イチゴエリアを抜けたら、クマに気をつけてまっすぐ歩けばいいらしい。
しかも、「まだ道のり長いから」と、マサダさんが育てた見事なイチゴを2パックもプレゼントしてくれた。ほっこりミラクルで、元気もチャージ! 2人は2日間で32㎞を進み、宗谷岬まであと484㎞!

5日目の午後3時、快調に長万部町の宿に到着。順風満帆かと思いきや、ここで、まさかのトラブルが発生! なんと取材Dが体調不良になり、東京に戻って静養することに。残念ながら、密着はここまで! 復活後、また密着を再開する予定だ。
記事提供元:テレ東プラス
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。