「悪い時こそシンプルに」前年覇者の桑木志帆が猛チャージ ニトリ会長の激励で“闘志”
<ニトリレディス 3日目◇30日◇北海道カントリークラブ 大沼コース(北海道)◇6955ヤード・パー73>
前年覇者の桑木志帆が15位で迎えた3日目に6バーディ・2ボギーの「69」と追い上げ、首位と2打差のトータル8アンダー・6位タイで大会連覇に挑む。
「きょうの朝、ニトリさんがいらっしゃったので、また一段と気合いが入った。『優勝したい』という想いが強まりました」。今大会の主催となる株式会社ニトリの代表取締役会長兼社長の似鳥昭雄氏(以下、似鳥会長)とスタート前に会い、勝利への意欲がさらに増した。しかし、前半はショットが乱れてしまい「すごく悪くて、本当にどうなる事かと思いました…」と気持ちとは裏腹にスコアを2つ落とした。
不安を抱えながら後半10番を迎えたが、3メートルを入れてこの日初バーディを奪う。「70ヤードを本当なら58度で打つところを、52度でコントロールしたショットがいい感じに打てた。そこから少しつかんで、流れが変わった」とイメージが良くなると、11番、13番、14番ではチップイン、15番、16番では2オンに成功。後半で6つのバーディを奪う猛追を見せた。
これまでは、納得のいかないことが続くと「考え過ぎちゃう」クセがあると話す。「悪い時こそ“シンプル”にっていうのを心がけていたら、すごく落ちついてできました」と脳内をリセットできたことが好スコアの要因の一つとなった。
後半は持ち前のショット力を見せつけたが、前日は「スピンコントロールができていなかった。グリーンに乗っても(スピンで)戻ってきてしまったり」とチャンスメークに苦労していた。そこで、この日の朝一に「1番手下げてコントロールする練習をして、それがうまくハマりました」と前日の課題を克服した。
「きょうの前半みたいに苦しい展開もあると思うんですけど、後半これだけできたのがすごく自信になった。“ガツガツ”バーディを狙って優勝したいと思っています」。似鳥会長の激励から得た強い闘志を胸に、逆転での大会連覇を狙っていく。(文・高木彩音)
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